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ANAとアリタリアが提携、イタリア路線の国際線でコードシェア便を運航

ANAとアリタリアが提携、日本からイタリアへの直行便でコードシェア便を運航します。
ANAとアリタリア航空は提携契約を行い、コードシェア便の運航とマイレージプログラム提携を今年10月28日から開始すると発表しました。
イタリアは日本では人気の高い旅行先ですが直行便はアリタリア航空のみの状態でした。
アリタリアのイタリア直行便を利用すると日本から12時間程度でイタリアのローマやミラに到着することが可能で、短い旅行期間でも効率的に観光をすることが出来ます。
これが経由便の場合はヨーロッパのドイツにあるフランクフルト空港やイギリスのヒースロー空港、フランスのシャルル・ド・ゴール空港、フィンランドのヘルシンキなどを利用して短くても18時間、長い場合は23時間程度が必要になります。
中東経由もイタリアに行く場合の経由地としてありますがアブダビ、ドバイ、ドーハを経由した場合は早くても20時間、長ければ25時間(中には36時間などもあります。)
もちろんこの時間には空港での接続のための時間も含まれていますが往復で考えると1日の違いが発生します。
直行便はイタリアに行く際には非常に魅力的ですが以下の2つの理由から経由便を利用する方が多いと思います。
①運賃の高さ
アリタリア航空のイタリアまでの運賃は経由便と比較して同じエコノミークラスでも時には2倍以上の開きがあります。
もちろん直行便なので若干高くなることは理解できますが、他に国に行く場合と比較しても大きく違います。
例えば日本からロサンゼルスまでの場合、経由便よりも直行便が最も安い運賃になることが多く、ヨーロッパでもフランクフルト空港やミュンヘン空港までの直行便の場合は経由便を考える必要がない場合が多いと思います。
どうしても選択肢が少ないので、一時期のニュージーランド航空の様に価格を下げる必要はないのかもしれませんが経由便を選択する要因になります。
②マイレージプログラム
アリタリア航空にもマイレージプログラム ミッレミリアがあります。
通常は利用便の航空会社でマイルを貯めることが多いかもしれませんが、頻繁に利用しない航空会社の場合はマイルが失効してしまうことになります。
アリタリア航空で旅行しても、その後日本国内ではマイルが積算できませんので、海外に良く行かれる方でないと維持していくのは難しいと思います。
アリタリア航空は経営破綻の状態にあり、マイルも今後新しいマイレージプログラムに移行しました。
イタリアのアリタリア航空 2018年1月から新マイレージプログラム
エアベルリンの例もありますので注意が必要です。
アリタリア空港はスカイチームに所属しています。
デルタ航空や大韓航空にマイルを積算する事が出来ますが、スカイチーム自体が日本では一部の方を除いて人気がありません。
その他エティハド航空とも提携していますので、そちらにマイルを積算する事もできますが実用的ではありません。
ANAとの提携により①の運賃に関しての大きな変化はないと思います。
しかし②のマイルに関してはANAにマイルを積算できることになるので日本在住の方によっては利用しやすくなると思います。
今回の提携によりコードシェアを経てANAがローマかミラノに直行便を就航するようになると非常に良いと思います。
キャセイパシフィック航空やタイ国際航空、シンガポール航空などはローマまでの直行便を運航していますので、日本のイタリア人気があるのなら十分運営していくことが出来ると思います。
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ありがとうございました。

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