今、多くの航空会社は、以前は無料だったサービスやアメニティの有料化になったベーシックエコノミークラスの導入をしています。
日本では導入されていませんが、アメリカ系の航空会社では導入が進んでいます。
そして今回、シャワースイートなど革新的なビジネスクラスを提供しているエミレーツ航空がベーシックビジネスクラスを導入しようとしています。
エミレーツ航空は一部のフライトでサービスが削減されたビジネスクラスの販売を開始しました。
新しい運賃タイプには、事前の座席選択、運転手サービス、ラウンジへのアクセスが含まれません(ただし、上級会員は特典を利用してカバーできます)。
エミレーツ航空は2019年6月10日からビジネスクラスのための新しい「ベーシック」運賃を導入しているようです。
ビジネスクラスの「ベーシック」運賃は、旅行需要の季節的傾向に基づいて特定の路線で提供されます。
ビジネスクラスの「ベーシック」運賃で予約した場合は、最大40kgの手荷物許容量で、優先搭乗でも引き続き利用することができます。
ただし、縮小されるサービスとして
・マイレージ加算率の低下
・事前の座席指定の不可
・空港の送迎サービスはありません
・ラウンジへは利用できません。
・変更、キャンセルのの為の手数料が高い。
・ファーストクラスへのアップグレードができません。
今のところ、新しい運賃タイプは一部の国でのみ販売されています。
たとえば、ドバイ(DXB)からニューアーク(EWR)へのフライトには「ベーシック」運賃が提供されています。
ただし、同じ路線でドバイ(DXB)行きには設定されていません。
検索によると、他にも新しい運賃を導入している路線がありました。
他の航空会社のベーシックエコノミーと同様に、スペシャル運賃とセイバー運賃の間の価格差は路線によって異なります。
一例ではドバイからニューアークへの例では約15%(410ドル)の差がありました。
運転手付きのサービスを廃止することは特に支障はないと思います。
しかし、長距離ビジネスクラスのビジネスクラスラウンジへのアクセスの削減 は前例がありません。
また、事前に座席を選択できないことは、一人ならいいのですが何人か同伴している旅行では席が離れる可能性があるのでどこに座っても自由に席を立てるビジネスクラスだとしても非常に不便です。
ただしボーイング B777-200LRとB777-300ERの一部では座席配列が2-3-2となっていいます。
そういった機種では真ん中の席は人気がないのでベーシックビジネスクラスを予約した場合にアサインされる可能性が高いような気がします。
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