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アメリの航空会社を比較 アメリカン航空について

アメリカン航空

日本のJALやANAに関しては、ブログなども多く、比較的わかりやすいと思います。

日本からの旅行を考えると最も多い渡航先はアメリカになります。

JALやANA以外にもアメリカ系の航空会社を利用する機会があると思いますので、今回はアメリカ系の航空会社を比較して利用した際のいい部分を考えてみたいと思います。

まずはアメリカン航空になります。

JALはアメリカン航空と共同運航することによって、予約する際に検索するとJAL便以外にアメリカン航空を予約することができます。

逆にアメリカン航空のホームページからJAL便を予約することもできます。

利用する機会の多くなっているアメリカン航空のいい部分とは何かを記載していきます。

Contents

Wi-Fi高速接続

2019年半ばに、アメリカン航空は衛星を使ったWi-Fi改善プロジェクトを完了し、その結果、高速のWi-Fiを現在運用されている900機以上の航空機で利用できるようになっています。

ほとんどの機材での利用ができるようになっています。

アメリカ国内便に関しては非常に高速で接続することが可能になり、ストレスを感じることは少ないと思います。

ただし、国際線はまだ改善の余地があり、現在はパナソニックの機材を使っているようですが、速度的には満足できるWi-Fi接続にはなっていないようです。

この問題も早い時期に改善されるように計画されているようです。

プレミアムエコノミー

アメリカン航空は、2016年10月に本当の意味でのプレミアムエコノミーを導入した最初のアメリカ系の航空会社でした。

2019年4月、アメリカン航空は、エアバスA330-200、ボーイング777、787のすべての航空機に新しいプレミアムエコノミーシートを追加しました。

アメリカン航空のプレミアムエコノミーは、その結果128機に合計3,025席が配備されています。

これは、デルタ航空やユナイテッド航空よりもはるかに多く、ユナイテッド航空は今年の3月から導入を始めている状態です。

ANAのプレミアムエコノミーに対する上級会員の利用は10月で終了するように(JALはもともと設定がありません)上級会員でも利用できなくなっています。

アメリカン航空は上級会員のトップクラスのエグゼクティブプラチナエリートに、特定の長距離便でプレミアムエコノミーを無料でアップグレードする機会を提供しています。

プレミアムエコノミーで空席がある場合、アメリカン航空はチェックイン時に無料でアップグレードします。

アメリカン航空のプレミアムエコノミーに関しては実際に利用したことがありますが、座席の幅や間隔は体の大きい海外の方でも余裕をもって過ごすことができます。

食事も、エコノミークラスとは違う内容になっており、そういった点はANAやJALとは違っています。

アメリカン航空+プレミアムエコノミー

ワンワールドアライアンス

JALの上級会員の場合やアメリカン航空の上級会員にとって、アメリカン航空を利用していないときでも他の航空会社で特典を利用することができます。

アメリカン航空は、キャセイパシフィック航空、日本航空、カタール航空など、一国を代表する航空会社であるフラッグ・キャリアが多く参加しているワンワールドに加盟しています

つまり、アメリカン航空のマイルを利用して日本国内のJAL便をはじめ、ワンワールドに参加している航空会社の特典航空券を利用することができます。

ワンワールドの3段階上級会員レベル構造のおかげで(スターアライアンスとスカイチームの2段階と比較して)、ワンワールドのエメラルドになっているとパートナー会社を利用している場合に、エコノミークラスで予約しているときにもファーストクラスの乗客として扱われていることになります。

つまり、香港、シドニー、東京ロンドン、ロサンゼルス、クアラルンプールを飛行する際に、ファーストクラスラウンジへのアクセスなどの特典があります。

ラウンジ

ラウンジに関して言えば、アメリカン航空は国内および国際線のラウンジに多額の投資をして改善している最中です。

リニューアルオープンしたアドミラルズクラブラウンジは、十分な座席、食事、高速インターネット、ワークスペースなどを提供しています。

その前まではスナックしかないかった食事も温かいメニューが増えています。

特にファーストクラスラウンジでは、通常の食事も大いに改善されていますが、ファーストクラスに搭乗する方を対象に、レストラン形式の食事を別スペースで提供しています。

2019年5月のダラス航空ラウンジの開設に伴い、アメリカン航空は5つのフラッグシップラウンジを開設しました。

アジアや中東のラウンジと比較すると、まだ改善の余地はあると思いますが、その前がひどかったので雲泥の差になります。

アップグレードシステム

間違いなく、アメリカン航空でいいと思える部分は、アップグレードについてです。

最上位のエグゼクティブプラチナエリートは、500マイルのアップグレードプログラムを通じてアメリカでフライトする場合、無制限のアップグレードを受けることができます。

特典航空券のアップグレードの優先順位は低くなりますが、それは特典航空券にも当てはまります。

これらの上級会員がファーストクラスにアップグレードしない場合、アメリカン航空がメインキャビンエクストラと呼ぶ、足元の広い座席を利用することができます。

アメリカン航空のプラチナエリート以上は、予約時にこれらの座席を無料で選択できます。

最下層のゴールドエリートは、チェックイン時にこれらを無料で選択できます。

デルタ航空とは異なり、上級会員はこれらの座席にアップグレードする必要はありません。

最上位のエグゼクティブプラチナエリートは、4つのシステムワイドアップグレード(SWU)を取得できます。

これを使用して、有料フライトの乗客を次のサービスキャビンにアップグレードできます。

この特典はエコノミーからプレミアムエコノミーへのアップグレードに限定される恐れがあるが、現在はSWUを使用してエコノミーからビジネスクラスにアップグレードすることができます。

ちなみに他の航空会社、例えばJALやカタール航空などの上級会員でもアメリカン航空の国際線を利用しているときにエコノミークラスからプレミアムエコノミーやビジネスクラスにアップグレードしたことが何回かあります。

そういった部分も融通のきく内容になっています。

また、エコノミークラスの前の座席(非常口や前に座席のない席)は通常予約段階で座席指定はできませんがワンワールドのエメラルド会員の場合は、予約段階で座席を指定することができます。

まとめ

JALをメインに利用される方が、サブで考える航空会社となると候補になる筆頭がアメリカン航空になると思います。

アメリカン航空の上級会員を目指すことは、利用金額の設定などにより、日本在住の方には難しくなっていると思います。

エコノミークラスの国際線に提供している食事の内容も以前と比較すると、改善されています。

ビジネスクラスなどの座席は日本の航空会社と比べて余裕のあるサイズなどで、アメリカン航空のほうがいいと思えるほどです。

 

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