新型コロナウィルスの影響により、航空会社やホテルを始め旅行業界はほぼ停滞している状態です。
主要なイベントのキャンセルや入国を始め移動に関する旅行制限、ホテルの稼働率低下や飛行機の欠航が続いています。
航空会社やホテルのエリートステータスを獲得することや、それよりも維持をすることが大きな課題になります。
新型コロナウィルスの影響が終息するか、ワクチンの開発などにより許容できるようになった後に旅行が再びできるようになった場合に顧客を維持するため、また優良顧客の獲得のため、多くの航空会社やホテルが上級会員、アップグレード、特典宿泊などの期間を調整しています。
ホテルプログラムでは、 ヒルトンオナーズ、 ワールドオブハイアット、 マリオットの すべてが、上級会員の延長を発表しました。
そしてIHGリワードクラブもそれに追随しています。
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IHGリワードクラブは、2020年の滞在実績や獲得したポイント数に関係なく、2022年1月まですべての上級会員期間を自動的に延長することを発表しました。
これは、以前に発表されたヒルトンオナーズとワールドオブハイアットの動きに似ており、マリオットよりも緩和された内容になります。
期間延長はステータスマッチで上級会員を獲得した会員も含まれます。
つまり、上級会員は 、1年間を部屋のアップグレードやレイトチェックアウトなどの特典を受けることができます。
スパイアエリートメンバーの場合、これには毎年25,000ボーナスポイントの選択特典またはプラチナエリートステータスの誰かへのギフトが含まれます。
インターコンチネンタルロイヤルアンバサダーの会員は、メンバーシップを維持します。
IHGリワードクラブのポイント期限が心配な方な方もいると思いますが、年末までにポイントの有効期限が切れる場合、IHGリワードクラブはポイントの有効期限を延長します。
さらに、IHGリワードクラブはキャンセル料の免除を延長しました。
これで、2020年4月6日までに行われた既存の予約をキャンセルしてもキャンセル料が必要ありません。(事前決済を含みます)
ただし、エクスペディアや楽天トラベルなどのオンライン旅行代理店(OTA)などのサイトを通じて行われた予約は、OTAを通じて直接キャンセルする必要があります。
IHGリワードクラブはまた、既存の上級会員のために、滞在日数に関してもポイントに関しても、上級会員に必要な条件を25%以上緩和を行い、基準を下げています。
IHGエリートメンバーに配信されるメールには、次のように記されていました。
「会員はエリートティアのステータスを獲得できる期間が短く、期間も短いため、必要なエリートメンバーシップ基準(夜間またはポイント)が今年25%以上削減されます。
それによると
有料(200ドル)のアンバサダー会員メンバーシップは3か月の期間延長になります。
毎年7月1日に期限が切れるインターコンチネンタル アンバサダー会員になりますので、2021年10月1日まで延長されると言うことになります。
アンバサダー会員が年に1回受け取る週末無料宿泊を利用するだけで会費は回収できます。
その週末無料宿泊も3ヶ月の延長になります。
すべてのIHGリワードクラブの上級会員は12か月の期間延長になりますが、有料のアンバサダー会員の期間延長は3か月になります。
3ヶ月の延長では、今回の新型コロナウィルスの影響が終息する事は考えられないので、不十分な内容になります。
今後、さらに期間を延長するのか、それともそれ以降は更新になるのかは今のところわかりません。