日本航空(JAL)は成田空港の国際線サクララウンジを閉鎖して、ファーストクラスラウンジだけが営業しています。
その為、ビジネスクラス搭乗者やラウンジを利用できるJALやワンワールドの上級会員は、すべてファーストクラスラウンジを利用することになります。
もともと改装前から評価の高かったファーストクラスラウンジは、2年前の改装後にさらに豪華な内容になっています。
その食事内容やサービスまでを含めて利用できます。
ビジネスクラスラウンジとファーストクラスラウンジの両方のメインラウンジ入り口。
Contents
JALファーストクラスラウンジは、成田空港(NRT)ターミナル2の本館にあります。
出発する際に、出国管理を出てすぐ目の前か、もう一カ所の出国管理の場合は出て右手に行くと、出発ゲートが始まる少し前にラウンジがあります。
営業しているのは出国審査を過ぎた正面にあるラウンジです。
日本航空のファーストクラスラウンジは、2019年4月にオープンした4階のファーストクラスラウンジと、2019年10月にオープンした3階のファーストクラスラウンジJAL SALONの2つのラウンジがあります。
ただし、エレベーターでラウンジ内に接続されています。
現在営業しているのは4階にあるファーストクラスラウンジになります。
4階のエントランスデスクを過ぎると(または3階のJAL SALONからエレベーターを利用すると)、ダイニングエリアに続く廊下に到着します。
ダイニングエリアには、2人から4人が座れるテーブルセット、10人ほどが座れる長いカウンターテーブルなどがあります。
ほとんどの座席には、コンセントがあります。
キッチンスペースにはメニューから注文して、料理ができたらピックアップするカウンターがあり、このスペースと別になりますが寿司バーがあります。
2つのダイニングエリアは装飾が異なります。
4階のラウンジスペースのほとんどを占めるのは、ダイニングスペースになります。
ただし、3階へのエレベーターの近くには、改装前のファーストクラスラウンジの内装に近いリラックスできる座席を提供する中規模の部屋があります。
このスペースには、ダイニングスペースには無かったカウンターが窓に沿って配置されています。
仕事をするなら、こちらでする方も多いと思います。
窓際ですが、眺めがそれほどではありません。
JALファーストクラスラウンジの他のラウンジとの大きな違いは、寿司バーです。
寿司セットは以前は3つのネタの内から好きなネタを好きなだけ一度に注文することができましたが、今は3ピースセットとマグロを別に注文することが出来ます。
ネタは期間ごとに変わります。
3つのネタのセットで提供されますが、おかわりは自由です。
寿司バーとは反対側になるメインのダイニングエリアではカウンターで料理を注文して、キッチンもしくはその場で盛り付けてもらえる、さまざまな料理を提供するスペースがあります。
メニューは写真付きでアプリに表示されていますのでわかりやすいとおもいます。
注文に関してはラウンジ専用アプリを使用して行う事になります。
最初にスマートフォンにラウンジアプリをインストールします。
スタートを押すと食事を注文することが出来ます。
まずはテーブルにあるQRコードを読み込みます。
これで座席が確定されます。
その後、注文になります。
好きな食事を注文します。
料理が出来たらテーブルまで届けてもらえます。
飲み物に関しては、カウンターに日本酒、ワイン、酒類、生ビールがあります。また、料理エリアの近くの冷蔵庫には、ソーダ、フルーツジュース、冷たいビールのグラスがあります。
今のファーストクラスラウンジのみの営業がいつまで続くかわかりませんが、現状では続きそうです。
ANAはビジネスクラス搭乗者やプラチナ会員、スターアライアンスのゴールド会員に関して成田空港ではビジネスクラスを利用しますので、JALに搭乗する方はお得な気分になります。