日本の入国規制や検査を6月に緩和+5月からの限定ツアーグループの受け入れ

岸田総理大臣は英国・ロンドンの金融街シティーで講演した際に、6月に入国条件や検疫をG7基準に引き上げる(引き下げ)ことを約束しました。

また、海外からの観光客受け入れは5月からのツアーで少数のグループを歓迎すると報告しています。

2020年3月以降、日本は海外からの訪問者の入国が禁止されており、当初は外国人居住者も帰国できませんでした。

しかし、国は最近、ビザが付与された場合、ビジネス目的と学生の入国を許可しています。

日本在住者に関しても事前のPCR検査の他に入国時のPCR検査、滞在した国によってはホテルでの検疫期間などがあり、他の国と比較して非常に厳しい入国(帰国)条件になっていました。

岸田総理大臣はロンドンでの記者会見で、感染状況は安定しており、政府は国の新型コロナウィルス対策を「段階的に」検討する前に、公衆衛生の専門家と協議する予定で、国境緩和は、円安を利用してより多くの海外からの訪問者を受け入れるよう政府に求めてきた日本の観光産業によって歓迎されています。

カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、アメリカ、および欧州連合はすべてワクチン接種を受けた人を対象にPCR検査を事前に受けなくても、6月から国境措置のG7「基準」を実施することを期待しているようです。

海外から帰国する日本人を含め、この国への国際的な到着は1日あたり10,000人に制限されています。

その人数も増える予定です。

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現状の帰国時における入国方法

日本人が海外から帰国する際にも現状ではハードルは高いままです。

日本に入国する際に、事前にアプリを利用して必要事項を記載したり、ワクチン接種やPCR検査の結果をスキャンして、事前にアップすることで入国に関する作業を早くすることが出来ます。

PCR検査を受けるところからは同じですが、その前の手続きでファストトラックを利用しない方と比較して、その日の人数にもよりますが半分以下の時間でPCR検査を受けることが出来ます。

入国する際には事前に準備しておいた方が良いと思います。

ファストトラックで用意するもの

アプリのMySOSがインストールされたスマートフォンやタブレット
パスポート番号
ワクチン接種証明書(任意)( 日本政府が認めたもの)
検査証明書 出国前72時間以内のもの( 日本政府が認めたもの)

MySOS

MySOSをインストールすると最初の画面で

「検疫手続事前登録」

があります。

そちらから手続きを行います。

*下記の専用QRコードまたは専用URLからMySOSをインストールする必要があります。

MySOSアプリで必要書類を作成、書類のスキャンとアップ

MySOSアプリで登録する項目は4項目になります。

前の2つはそれぞれの質問に入力し、残りの2項目はスキャンした書類をアップするだけです。

アプリの指示に従って、

質問票

誓約書

ワクチン接種証明書(「有・無」を選択)

出国前72時間以内の検査証明書

を登録してください。

審査

センターでの登録内容の確認が完了するとアプリ画面が緑に変わります。

搭乗便到着予定日時の16時間前までに申請していれば、入国までに審査完了します。

なので出国の前日に作業を行うと、問題はありません。

あとは緑の画面が表示されたら入国時に係の人に見せるだけでファストトラックレーンに案内されます。

日本到着時 日本でのPCR検査

PCR検査は唾液を採取する方法です。

容器をもらってブースで検査容器に唾液を入れます。

その時に容器に番号をシールで貼ります。

検査の採取が終わったら容器を係員に渡し、待合室に向かいます。

待合室に行く前に、それぞれ待っている席を指定されるので、その手続きがあります。

席番号がわかったら、その席で待機してスピーカーを通して番号が呼ばれたら検疫結果受付に向かい入国審査に向かいます。

入国時のトラブル

3月と4月にアメリカに行きましたが、アメリカではスムーズに入国から滞在をすることが出来、帰国便のチェックインまでがスムーズでした。

1回目の3月は成田空港に到着してから、PCR検査を受けて呼び出しを待っていても、一向に番号が呼ばれず、結局その日は終電も過ぎていたため成田空港で寝ることになりました。

2回目の4月は14:30に日本到着し、検査を待つための列に並ぶように案内があり、空港の通路に並びました。

3月には、その段階で事前にアプリで認証を受けている人はファストトラックレーンに行っていたのですが、その案内も無く椅子に座って待機するように言われました。

1時間ほど待って、係の人が書類のチェックをするために来ましたので、ファストトラックは今やっていないのか聞いたところ、ファストトラックは行っていて、そちらに行ってくださいと言われました。

何も言われず、ここに並ぶように言われた旨を伝えると、事前に案内があったはずだというので、一緒に並んでいた何人かが、案内は無かったと言って(その人達もファストトラックの対象者でした)ファストトラックに案内されました。

今回といい、前回もそうですが、もう2年ほど今の検疫体制で入国時のPCR検査を行っているにもかかわらず、毎回(と言っても2回ですが)トラブルが発生します。

正直言ってスタッフの連携がとれておらず、案内やインフォメーションも一切無いので待機している人は状況や目安がわからず、小さな事から大きな事までトラブルが多発することになります。

外国籍の入国を1日10,000人まで制限して、日本人の帰国が少ない状態で、この状況なのでこれ以上増えたら対応出来ないと思います。

紙に記入することも多く、それをチェックするのは人によって行われるので、時間がかかり、資源の無駄にもつながります。

3日間で3回のPCR検査

アメリカへは仕事で渡航なので大体2泊4日もしくは1泊3日になります。

その間にアメリカに渡航するために1回(1日前)、アメリカ到着時に帰国のために1回、そして日本入国時に空港で1回と3回のPCR検査が必要になります。

3日間の場合に厚生労働省に確認しましたが日本出発時にPCR検査を行うと帰国前72時間以内に該当するので、PCR検査の必要は無いのか確認したところ、予想はしていましたが入国した国で検査を受けてくださいと言われました。

出発当日に成田空港で検査を受けた場合に、アメリカ到着時にロサンゼルス空港でPCR検査を受けるため、ほとんど13時間程度しか経過していない、また感染リスクの少ない飛行機の中が大半な状況でテストを受け、その後72時間以内の滞在で問題なく帰国出来ます。

そして到着時にPCR検査を行います。

アメリカが規定している1日前のPCR検査はわかります。

日本帰国時の滞在国でのPCR検査か、入国時のPCR検査のどちらかはわかります。

でも、帰国時の2つのPCR検査は必要ないと思います。

今回の発表では、帰国時のPCR検査に関してはっきりしたことはわかりませんが廃止されることを強く希望します。

 

 

 

 

tanahashi