2020年3月から続いた外国籍のすべての観光目的の入国を禁止した後、5月から観光目的の来日を徐々に再開する意向を示す発表を行っていました。
オミクロン株の感染が収まっていない状況なので、入国を禁止している意味もあまりなく、観光業や海外からの旅行者をメインに商売をしてた方にとっては少しは良い状況になってきています。
観光目的の旅行者を受け入れる試験的な意味でアメリカ、オーストラリア、タイ、シンガポールからの完全にワクチン接種された観光客の小グループ(事前に手配されたパッケージツアーで添乗員が付き添う)が今月後半に来日できるようになるというプレスリリースを発表しました。
これらの小グループは自由に歩き回ることはできませんが、添乗員の厳格なスケジュールとガイダンスに従う必要があり、それらを受け入れることに同意した各都道府県の観光スポットにのみ訪問できます。
すべての訪問者は健康保険に加入する必要があります。
観光目的の訪問者のために再開することを約束していますが、正確なスケジュールはまだ不明です。
6月には現在の国際線の乗客数1万人の上限を2万人に引き上げる計画があります(これには日本人と外国籍の両方が含まれます)。
参考までに観光庁が配布したプレスリリースを添付します。
日本が海外からの訪問者のために再開することは非常に大きなハードルがあり、受け入れるのは留学生やビジネス目的の入国に限り、今年の初めに1日に入国できる人数は3,500人でした。
日本は、今のところ完全に開放されておらず、入国に関しては中国本土、マカオ、香港と同じような規制内容です。
一日の到着上限が2倍の20,000人に過ぎない6月に日本が完全に再開するのは非常に難しく、7月には選挙も行われるので、それまでは大きな動きはないと思います。
来月には一部の国からの帰国時に到着空港でのPCR検査が免除になると予想されていますが、今回の小規模なツアーが許可されたアメリカ、オーストラリア、タイ、シンガポールは間違いなく免除対象国に入ると思います。
そうなると、ハワイやグアムをはじめアメリカ本土への旅行も面倒が少なくなり、余計な費用も発生しなくなります。