中国の爆発的な新型コロナウィルス感染に関する懸念が現実のものとなっています。
日本では12月30日から日本に中国から入国する場合や、中国に滞在履歴のある対象となる搭乗者に対して空港でPCR検査を行い陽性の場合は隔離する方針を発表しました。
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イタリアは昨日、中国からのすべての到着者に強制的なPCR検査を受けることを直ちに要求すると発表しました。
理由は2回のフライトで中国から到着し乗客の約半数が新型コロナウィルス陽性とのことでした。
これらのフライトで陽性反応が出た人は全員、5 ~ 14 日間隔離する必要があり、また陽性反応の感染者と同行している家族や友人など濃厚接触者への対応は今のところわかりません。
2023 年 1 月 5 日から到着する中国、香港、またはマカオからの訪問者、または過去 10 日間にそこに滞在した訪問者に、国への出発前に Covid-19 PCR-RT または抗原検査で陰性を提供することを要求することになりました。
この方法は今年の5月頃まですべての入国者にアメリカが行っていた方法です。
アメリカでは到着時に空港でPCR検査を行ってから入国する方法をもともと行っていませんので、最大級の対応になると思います。
アメリカへ出発前のPCR検査に関して最初は48時間などでしたが、1日に改められました。
今回も多分1日前までのPCR検査が必要になると思います。
アメリカやイタリアが中国からの入国者に対して検疫を強化すると言うことはEUに加盟している国々も同様の対応をする可能性は大きいと思います。
日本でも中国方の受け入れは国内4空港に限定しており、キャセイパシフィック航空が就航して再開する予定の新千歳空港便などは、対応出来ないのでキャンセルや運休になっています。