旅行するときにホテルのポイントを節約する方法はたくさんあります。
国内では限られますがアメリカやヨーロッパでは一般的に利用している方法で、ほとんどの主要なホテルロイヤルティプログラムに適用できるため、ポイントを全面的に節約できます。
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ホテルのポイントを節約する簡単な方法の1つは、市内中心部ではなく郊外に滞在することです。
郊外と言ってもまったく離れた場所ではなく中心部にアクセスの良い、またはシャトルバスで市内中心部まで行けることのできるホテルになります。
これは、ホテルの滞在費や特典滞在のポイントの数が多くなる大都市には有効な手段になりニューヨークやロンドン、ロサンゼルス、ローマなどやフィレンツェやピサ、などの観光都市でも効果的です。
たとえば、ニューヨーク市では、クイーンズのロングアイランドシティにあるアロフトに1泊25,000マリオットボンボイポイントで滞在できます。
このホテルは、マンハッタンのミッドタウンから地下鉄でわずか1駅の場所にあり、活気あふれるロングアイランドシティ地区の中心部にあります。
これは、ニューヨーク中心部にある同じアロフトホテルよりも10,000ポイント以上少ないポイント数になります。
ニューヨークの街を探索する予定がある場合は、地下鉄に近く、コストが安いロングアイランドシティホテルを選ぶことができます。
ローマでもテルミニ駅やコロッセオの地下鉄駅に行くことができる郊外のホテルは今は変動制になりマリオットの昔のホテルカテゴリではカテゴリ3になっています。
ローマ中心部ではカテゴリ7やカテゴリ8になるのでポイント数の差は大きいと思います。
立地的には地下鉄を使って中心部まで役15分程度の場所にあります。
多くのホテルのクレジットカードや有料のホテルプログラムには、無料宿泊券が付いています。
たとえば、AMEXのマリオット提携アメリカンエキスプレスカードには、最大50,000マリオットボンボイポイントに相当する年間無料宿泊券が更新時の特典として利用できます。
一方、インターコンチネンタルアンバサダー会員には週末の無料宿泊券が特典にあります。
多くのポイントがかかる高級ホテルを予約したいときのために、これらの特典を利用します。
このような場合、ポイントはいつでも使用できるため、ポイントをそのままにして特典でもらえる無料宿泊を優先することをお勧めします。
無料宿泊の特典は、通常は1年間有効であるため、高額のホテルに使用することをお勧めします。
たとえば、マリオットの50,000ポイントの無料宿泊を使用して、Wハリウッドで1泊することができます。
このホテルの料金は1泊400ドル近くで、非常に高価です。
今は、その50,000ポイントに最大15,000ポイントまで自分が持っているポイントを使って最大65,000ポイント分の特典滞在に利用することもできます。
ホテルは、通常よりも少ないポイント数で滞在できるキャンペーンやセールを行っています。
マリオットはこれらをPointsSaversと呼んでおり、世界中のさまざまなホテルで期間限定の割引を提供しています。
これらの対象ホテルは常に変化して完全にはわかりませんが、マリオットサイトでホテルを検索すると対象ホテルには検索画面のホテル一覧で「PointsSavers」と表示されます。
東京などでも現在PointsSavers対象ホテルがありますので、検索したときに発見したときには滞在を優先しても良いと思います。
最後に、多くのホテルでは、4〜5日間の滞在で無料宿泊を提供しています。
マリオットBonvoy、ヒルトンオナーズなどは予約する際に少ないポイント数で表示されます。
この利用方法はホテルカテゴリの高い高級ホテルに滞在している場合に特にお得になります。
マリオットでは、5泊以上の予約の場合、5泊目が無料になります。
したがって、5泊の滞在を予約した場合、4泊の滞在に必要なポイント数のみが引き落とされます。
さらにこの無料宿泊は5泊ごとに適用されるため、10日間の特典滞在には2泊分の無料宿泊が与えられます。
これにより、高級ホテルでの長期滞在を予約している場合、数十万ポイントを節約できます。
同様に、ヒルトンオナーズは、ヒルトンオナーズの上級会員全員に5泊目の無料宿泊を提供しています。
ただし、マリオットとは異なり、特典滞在の場合は20日以内の無料宿泊しか利用できないため、長期滞在の場合は最大4泊の無料宿泊が可能です。
ヒルトンオナーズの上級会員には日本でのクレジットカードは今のところ一旦募集停止をしていますが、違うクレジットカードブランドで発行されることが予想されるヒルトンオナーズ提携クレジットカードを作成すると簡単に上級会員になることができます。
エントリーレベルのシルバーステータスから、最上級のダイヤモンド会員までが対象となりますが、今回の5泊目無料の特典を利用するためにはシルバー会員で十分です。
最後に、IHGリワーズクラブは、IHGリワーズクラブプレミアクレジットカードをお持ちの会員にのみ4泊目の特典を提供します。
なので日本には提携クレジットカードが発行されていませんので利用することはできません。
郊外に滞在することは土地勘がないため不安かもしれませんが、山手線を使って移動するようなものなので、実際に体験すると特に問題は感じません。
公共機関の乗り物であれば安全面でも安心ですし、警官が乗車する都市もありますので実際には問題は発生しないと思います。
都市の観光の場合は乗り物のフリーパスを利用することが多いと思いますので、それを使って移動することができます。
シャトルバスがあるホテルでは中心部と1時間に1本などの割合で往復していますのでフィレンツェなどで観光する際にも問題なく利用することができます。
円安の状態では海外での滞在にポイントを使うことが多くなります。
少しでもポイント数を節約することは、非常に大切になります。