ユナイテッド航空の特典航空券に必要なマイル数が大幅増加 特に日本路線

Contents

最も増加するのは日本路線の航空券

 

ユナイテッド航空のマイレージプログラム「ユナイテッド・マイレージプラス」で獲得したマイルを利用した特典航空券のマイル数が大幅に増加しました。

先月、アメリカとヨーロッパ間に関する特典航空券のマイル数を予告なしで引き上げましたが、今回は日本路線も予告なしで引き上げられました。

エコノミークラスの特典航空券マイル数は、以前の 35,000 マイルから、現在は 55,000 マイルとなり、57% の値上げとなります。

日本路線は57% の値上げ

日本~アメリカ本土間の航空券に関してユナイテッド航空運航便の割引航空券の価格は、エコノミークラスでそれぞれ 35,000 マイル、ビジネスクラスで 70,000 マイルでした。

現在、エコノミークラスでは 55,000 マイル (57% 増加)、ビジネスクラスでは 100,000 マイル (43% 増加) が必要になります。

このマイル数は当然最低マイル数になり、必要によってはそれ以上のマイル数が必要となります。

 

以下に変更になった月間の最低マイル数を掲載します。

エコノミークラス

エコノミークラスの片道特典航空券で必要なマイル数になります。

2023年8月20日~2023年9月23日までの月間最低マイル数の一覧になります。

最低マイル数の55,000マイルで予約出来る日は半分くらいになります。

繁忙期には10万マイル以上が必要とする日もあります。

 

ビジネスクラス

ビジネスクラスの片道特典航空券で必要なマイル数になります。

 

2023年8月20日~2023年9月23日までの月間最低マイル数の一覧になります。

最低マイル数の170,000マイルで予約出来る日は非常に少なくなっています。

繁忙期には20万マイル以上が必要とする日もあります。

 

ユナイテッド航空のマイルを使ったANA便の予約

ユナイテッド航空はANAのエコノミークラス特典航空券とビジネスセーバー特典航空券に 44,000 マイルと 88,000 マイルを設定していました。

現在、これらの片道特典航空券のマイル数は 60,400マイル (+37%) および 110,000 マイル (+25%) です。

こちらもユナイテッド航空便ほどではありませんが大幅な増加になっています。

 

ユナイテッド航空のアメリカ国内便と日本国内便の特典航空券

今回の変更でアメリカ国内便と日本国内便に関しては変更はありません。

ただし、順次変更を進めているのかもしれませんので、今後に関してはわかりません。

ちなみに日本国内の場合は最低マイル数片道5,500マイルとなっています。

 

まとめ

ユナイテッド航空の特典航空券は当日でも国際線が予約できたり、特典航空券に燃料サーチャージが必要ないなど、利点があったため頻繁に利用していました。

日本の提携クレジットカードの中には100円=1.5マイルになり、マイルもためやすく利用しやすいマイレージプログラムとして定着していました。

デルタ航空が数年前に変動制を導入してから特典航空券の必要マイル数が大幅に増加しましたが、ユナイテッド航空も同様になり、たぶんアメリカン航空も続くと思います。

ユナイテッド航空のマイルはとりあえず日本国内の利用で考えた方が良いかもしれません。

 

 

tanahashi