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マイルを使ってアメリカに旅行するお得な方法を紹介します。
日本からアメリカへは様々な都市に各航空会社が直行便を運航しているほかに
アメリカにあるハブ空港を経由してその他の都市にも簡単にアクセスすることができます。
日本からアメリカへ行く場合にはJALやANAの様に日本の航空会社を利用する場合が
多いかもしれませんがマイルを使った特典航空券を利用する場合や
安い価格で旅行を考えている場合には、それ以外の航空会社も候補になります。
今回はアメリカへ行く場合にマイルを利用して特典航空券を予約することで考えたいと思います。
直接搭乗しない航空会社でもアメリカンエキスプレスカードのポイントをや
マリオットのポイントに移行して利用することが可能になります。
ユナイテッド航空の特典航空券は当日でも国際線が予約できたり、
特典航空券に燃料サーチャージが必要ないなど、利点があったため頻繁に利用していました。
日本の提携クレジットカードの中には100円=1.5マイルになり、
マイルもためやすく利用しやすいマイレージプログラムとして定着していました。
デルタ航空が数年前に変動制を導入してから特典航空券の必要マイル数が大幅に増加しましたが、
ユナイテッド航空も同様になり、たぶんアメリカン航空も続くと思います。
その結果、日本からアメリカへ行く場合のマイル数は大幅に増加になり、お得感はなくなりました。
それでもクレジットカードを利用してマイルをためている方にとっては1,5倍なので、
まだお得感はあります。
日本~アメリカ本土間の航空券に関してユナイテッド航空運航便の割引航空券の価格は、
エコノミークラスでそれぞれ 35,000 マイル、ビジネスクラスで 70,000 マイルでした。
現在、エコノミークラスでは 55,000 マイル (57% 増加)、
ビジネスクラスでは 100,000 マイル (43% 増加) が必要になります。
このマイル数は当然最低マイル数になり、必要によってはそれ以上のマイル数が必要となります。
以下に変更になった月間の最低マイル数を掲載します。
エコノミークラスの片道特典航空券で必要なマイル数になります。
2023年8月20日~2023年9月23日までの月間最低マイル数の一覧になります。
最低マイル数の55,000マイルで予約出来る日は半分くらいになります。
繁忙期には10万マイル以上が必要とする日もあります。
ビジネスクラスの片道特典航空券で必要なマイル数になります。
2023年8月20日~2023年9月23日までの月間最低マイル数の一覧になります。
最低マイル数の170,000マイルで予約出来る日は非常に少なくなっています。
繁忙期には20万マイル以上が必要とする日もあります。
ユナイテッド航空はANAのエコノミークラス特典航空券と
ビジネスセーバー特典航空券に 44,000 マイルと 88,000 マイルを設定していました。
現在、これらの片道特典航空券のマイル数は 60,400マイル (+37%)
および 110,000 マイル (+25%) です。
こちらもユナイテッド航空便ほどではありませんが大幅な増加になっています。
まず、ヴァージンアトランティック航空でアメリカに行くための最も憧れの方法、
全日空のファーストクラスとビジネスクラスから始めます。
ANAのファーストクラスに必要なマイル数は2023 年初頭に切り下げられたものの、
依然として大きな価値があります。
ビジネスクラスの特典は切り下げを免れ、依然としてお得な利用方法になります。
ヴァージン アトランティック航空は現在、スカイチーム アライアンスのメンバーですが、
ANA (スター アライアンスのメンバー)を含む他の航空会社と
個別のパートナーシップを結んでいます。
フライング クラブ プログラムはなじみがないと思いますが、
信じられないほど価値のある引き換え路線がいくつかあります。
ヴァージン アトランティック フライング クラブを通じて予約した
ANA フライトの往復特典表は次のとおりです。
多くの場合、これらの料金は他の航空会社の片道特典料金よりも安く、
世界最高のビジネスクラス商品の 1 つで往復 90,000 ポイントは絶対に破格です。
米国東海岸および中部州への航空券のポイント数は、
西海岸への航空券よりもわずかに高いことに注意してください。
ただしヴァージン アトランティック フライング クラブで
ANA 航空券を予約することには 2 つの大きな欠点があります。
1つは、ANAの特典用の座席が少ないこと。
もう 1 つの日本時にとって大きな欠点は、オンラインでチケットを予約できないことです。
ヴァージン アトランティック航空に電話して、
希望する正確なフライトとサービス クラスを担当者に伝える必要があります。
これが日本には事務所がないのでイギリスに電話をして英語で担当者に特典航空券の確認します。
ほとんどの予約は即座に処理されるため、
それほど手間はかかりませんが日本人にとっては非常にハードルが高いと思います。
もしかしたらメールでもやり取りができるかもしれません。
ヴァージン アトランティック航空のフライング クラブ ポイントは驚くほど簡単に獲得できます。
Flying Club は、以下を含むすべての主要な送金可能な通貨の送金パートナーです。
マリオット ポイントを 60,000 単位でフライング クラブに移行すると、
5,000 ボーナス マイルを獲得できます。つまり、
60,000 マリオット ポイントは 25,000 ヴァージン ポイントに相当します。
日本からは当然ANAとJALを利用する方も多いと思います。
ここではANAのマイレージクラブを取り上げます。
日本人にとってアメリカに行く場合に一般的な方法は、ANAのロイヤルティ プログラムである
ANA マイレージ クラブを利用することになります。
ANA マイレージ クラブは特典航空券に燃料サーチャージが
必要になるなどの欠点がありますが、いくつかの優れた利点があります。
ANAマイレージクラブのマイルの最もお得な使い方の一つがビジネスクラスです。
アメリカ行きの ANA ビジネスクラス航空券は、
閑散期であればわずか 75,000 マイルで予約できます。
これは、多くの航空会社が米国からアジアまでの片道の
ビジネスクラス航空券の料金を下回るマイル数です。
ANA マイレージ クラブでは、ストップオーバーやオープンジョー旅行も可能です。
ANA は、発着する地域および季節に基づいて独自の特典航空券のマイル数を設定します。
ローシーズン、ハイシーズン、レギュラーシーズンの 3 つの区分に分かれています。
シーズン毎のアメリカまでの特典航空券に必要なマイル数は
ANAマイレージクラブでは往復航空券のみ予約可能で、
片道の特典航空券は予約できませんが、ストップオーバーやオープンジョー旅行を利用して
帰りにハワイに立ち寄ることも可能です。
アラスカ航空は一部のマイラーにJALの東南アジア路線の
特典航空券が格安で利用できるということで人気がありました。
今年になって、それらの路線を利用するためのマイル数が増加したので魅力がなくなりましたが、
ハワイアン航空を買収する様なので、その場合には日本在住の方にとっても
重要なプログラムになるかもしれません。
アラスカ航空のマイレージ プラン プログラムは、
アメリカでは最も高く評価されているロイヤルティ プログラムの 1 つです。
これは、提携航空会社に対するお得な特典チャートによるものです。
アラスカ航空は、自社のフライトと各パートナーごとに異なる特典表を用意してます。
2021 年 3 月、アラスカ航空はワンワールド アライアンスに参加しました。
これにより、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、
日本航空などの主要航空会社との提携が開始されました。
日本航空のファーストクラスは、アメリカに行く最良の方法の 1 つであると広く考えられています。
素晴らしい座席から素晴らしい機内食、素晴らしいサービスとおもてなしまで、
日本航空のファーストクラスはまさに一生に一度の体験になります。
北米と日本間の片道のファーストクラス航空券の料金は、
西海岸までは 85,000 アラスカマイル、米国のその他の地域までは 100,000 マイルです。
ビジネスクラスの特典交換の費用は、出発地に応じて 60,000 マイルまたは 80,000 マイルです。
アラスカ航空 の検索機能は比較的簡単に検索することが出来ます。
特典カレンダーがあり、JALが運営する特典をオンラインで予約できます。
ビジネスクラス以上の空室状況はそれほど多くあるわけではなく、
出発日に柔軟性がある場合、または直前の特典スペースに余裕がある場合は、
良い旅程を見つけることができるかもしれません。
唯一の欠点はマイルをためることが難しい点になります。
ワンワールドのフライトに搭乗してマイルをためるか、
マリオットのポイントを移行するくらいになります。
ただ、ハワイアン航空を買収後はハワイアン航空の提携の
クレジットカードを利用してアラスカ航空のマイルを貯めることが可能になるかもしれません。
日本に行くための最後の選択肢は、シンガポール航空が運航する路線を利用することです。
この路線はアメリカ行きとして成田空港からロサンゼルス国際空港 (LAX)便に限定されています。
しかし、西海岸へ旅行を考えている場合は重要な選択肢になります。
実際、この路線をシンガポール航空の特典航空券を利用して何度も利用しており、
お得な路線になります。
シンガポール航空は、特にプレミアムキャビンでの一流のサービスで有名です。
さらに、この路線は 777-300ER で運航されており、
これからシンガポールのファーストクラスを運航する可能性があります。
シンガポール航空は、自社運航のプレミアム キャビン特典スペースを
スターアライアンスなどの提携航空会社のマイルでは予約することができず
ブロックしているため、シンガポールのクリスフライヤー プログラムを通じて
予約する必要があります。
最も低いセーバーレベルでは、ビジネスクラスで 103,500 マイル、
ファーストクラスで 120,500 マイルが必要になります。
シンガポール航空の特典航空券は自社運航便に関しては燃料サーチャージは必要ありません。
以前と比較すると特典航空券に必要なマイル数は10%程度上昇しましたが、
それでも必要マイル数と燃料サーチャージがないことを考えるとお得な航空会社になります。
クリスフライヤーはアメリカン エキスプレス メンバーシップ リワード、
マリオットなどのプログラムから移行可能な提携先のため、
これらのマイルは簡単に獲得できます。
マリオット ポイントを 60,000 単位でフライング クラブに移行すると、
5,000 ボーナス マイルを獲得できます。つまり、
60,000 マリオット ポイントは 25,000 ヴァージン ポイントに相当します。
マイルを使ってアメリカに旅行するお得な方法を紹介しました。
昨年からアメリカへの旅行需要が急増しました。
そのため、運賃は依然としてかなり高額な状態が続いており、
ポイントやマイルを利用することで旅行の費用を節約できる可能性があります。
エコノミークラスやビジネスクラスなど特典航空券を獲得するには、
余裕を持って事前または開放される直前に柔軟に予約する必要があるかもしれません。