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ANA、エアバスA380をハワイに就航。A380機の最後の就航?

世界最大の民間旅客機であるダブルデッカーA380がハワイ発着の定期便に配備されたのはANAが初めてのことです。
また、日本の航空会社にとって初めてのA380を運用する路線になっています。
また、今回のA380は合計3機が運行する予定ですが、世界的に見てもエアバスA380の最後の納入になるかもしれません。
4月に、エアバスは2021年にモデルの生産を中止することを発表しました。
つまり、この先他の航空会社が中古のA380を購入することを行わない限り、ANAがA380を最後の納入先となります。
anaA380.jpg

ANA は4月に航空機の納入を受け、A380の就航に向け準備をしてきました。
A380には、特別な塗装としてウミガメをテーマにした、「フライングホヌ(Flying Honu)」というブランド名が付けられています。
ANAの最初A380運行は5月24日に、成田空港からホノルルへのフライトで初めてサービスが開始されました。
ホノルルからの帰国便もハワイの空港でイベントが行われ、、ハワイから出発したA380サービスのデビューを飾りました。
エアバスは、最終的な航空機が配備されるまで、A380の生産は継続するとしています。
そして、最後の納入が終了したあともエアバスは、A380が運用されなくなるまで、現在ANAを含む既存のA380を運行している航空会社をサポートし続けます。
ANAの最初の「フライングホヌ(Flying Honu)」は、成田空港からホノルルまでの路線専用で運行します。
2020年までに納品を見込んでいるA380が3台あり、ANAは3機全ての運行を既存のハワイ路線に予定しています。
ハワイは日本人にとって最も魅力的なリゾートとなり、2015年には、150万人の日本人がハワイを訪れました。
一説では、今後数年以内に年間200万人の日本人観光客を獲得することを予想しているようです。
ANAによるハワイへのA380の配備に関してはハワイ州でも空港の改装などの援助をしているので、その期待が伺われます。
今までもANAではボーイング787型機を使って東京とホノルル間を毎日3便運航していました。
今回の就航で週に当初4便の運用をするA380のサービスで、ANAは同路線でその輸送客数を大幅に増やします。
ボーイング787型機が200-250人の乗客の輸送量に比較して、A380は520人を運ぶことができます。
1ANA、エアバスA380をハワイに就航。A380機の最後の就航?
今回のA380の運行に合わせてプレミアムエコノミー、ビジネスクラス、そしてファーストクラスの乗客のために設計されたANAラウンジがオープンしました。
メインターミナルの2階にあるラウンジスペースからは、ダイヤモンドヘッドの広大な景色を眺めることができます。
さらに、3つのキャビンの乗客は、ラウンジから直接航空機に搭乗することができます。
エコノミークラスの乗客は下の階のゲートから搭乗することになります。
ANAの新しいホノルルラウンジがオープン準備中
ANAのA380は、4クラス構成で、2階建てで合計520席になります。
内訳はファーストクラス8席
ビジネスクラス56席
プレミアムエコノミー73席
エコノミークラス383席です。
他の3つのキャビンは2階デッキに配置されてエコノミー席は1階部分には3-4-3席の構成になります。
またエコノミークラスではANAがANA カウチと呼んでいるシートも導入します。
これは世界的にも珍しく、ニュージーランド航空のSkycouchと同じ内容でエコノミー席がベットになり、横になって休めるようになっています。
エコノミークラスは、比較的ゆったりとした約86.cmの間隔と約43cmの幅があり、さらに、各座席には独自の電源ポート、フットレスト、13.3インチの機内エンターテインメント用のスクリーンがあります。
多分、日本の航空会社ではハワイ路線でなければA380運行は難しいと思います。
他の路線では人気のあるロサンゼルス線でも、それだけの輸送量は必要としていないと思います。
JALも対抗してハワイ直行便を就航したり、ハワイアン航空と提携したり、キャンペーンを行うなどの対策を立てています。
今までJALが優位に立っていたハワイ路線も、ANAのA380が就航することによって変化していくと思います。

ANAは新しい安全ビデオを発表しました。
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