クレジットカードに付帯しているサービスの一つに世界中の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスがあります。
このプライオリティ・パスはラウンジだけではなく提携しているレストランを利用することで日本円にして3,000円~4,000円の飲食を一人あたり利用することが可能になります。
ただし、すべてのクレジットカードに付帯するプライオリティ・パスがレストランを利用できる訳ではありません。
アメリカン・エキスプレスは、2019年8月1日からクレジットカードの特典の一つプライオリティ・パス会員を利用したレストランへの無料アクセスを削減してラウンジのみの利用に限定しています。
発表時には香港とアメリカの会員のみが対象でしたが、日本の会員に関しても利用できなくなりました。
日本でプライオリティパスを発行しているクレジットカードの中で楽天プレミアムカードに付帯しているプライオリティパスでは、今のところ変更なくレストランなどを利用することができます。
ロサンゼルス空港のプライオリティ・パスで利用できるレストランは現在ありません。
上記のレストランも閉店しました。
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プライオリティ・パスは国際旅行で利用するのが多いと思いますが、国内線でも利用可能です。
レストランなども国内線利用時にも利用することができます。
毎日:午前5時30分~午後10時30分 注意:ラストオーダーは毎日午後10時です。
大阪・関西国際空港(Osaka Kansai International), 第1ターミナル
保安検査エリア – 国内線にご搭乗のお客様のみご利用いただけます。Botejyu 1946は、セキュリティを通過した後のレストランエリアにあります。
以前は営業していたターミナルのレストラン街にあった「ぼてぢゅう」
以前は大阪関西国際空港を出発してロサンゼルスに行くときなど、3階にある「ぼてぢゅう」を利用していました。
こちらは閉店しているので、今は国内線を利用する方のみが利用することができます。
Botejyu 1946のシステムも同じで飲み物を含めて全部で一人3,400円までが可能とのことです。
もし同伴者がいる場合には同じ金額を支払う必要があります。
また、3,400円を超えた分は当然支払うことになります。
ただ、3,400円円を超えることはお好み焼き・たこ焼きの店になり一人では相当な量になりますので、なかなか難しいと思います。
毎日:午前11時~午後6時30分
名古屋・中部国際空港(Nagoya Chubu Centrair Intl), Flight of Dreams Building
レストランはランドサイドの3階、第2ターミナル近くの「Flight of Dreams」ビル内にあります。
The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Barはアメリカのシアトルが展開するレストラン兼クラフトビールバーになります。
ハンバーガーとクラフトビールがお勧めで、出発前の飲食としてはちょうど良いと思います。
ハンバーガーの他にもステーキやシアトルらしいクラムチャウダーなどもあり、こちらも3,400円まで利用可能です。
プライオリティ・パスが特典としてもらえるクレジットカードは多いと思いますが最も会費が安いのは楽天カードになると思います。
年会費の高いプラチナカードなどを保有するともらえるプライオリティ・パスは年会費が$349USドルのプレステージ会員になれます。
このプレステージ会員は何度利用しても本人は無料でラウンジやレストランを利用する事ができます。
それが楽天プレミアムカードなら11,000円(税込み)の年会費で同じプレステージ会員になることができます。
普通は年会費を払ってプライオリティ・パスの会員になる方もいないと思いますが、せっかくもらったプライオリティ・パスも国内では今まで利用する機会は少なかったと思います。
しかし、レストランが増えることで楽天カードの年会費なら、それだけで年会費以上の価値があります。
ロサンゼルス空港は残念ながらプライオリティ・パスで利用でるレストランやラウンジがなくなり、利用する機会が減りました。
サンフランシスコ空港など他の空港ではラウンジだけではなくレストランもあり、日本の国内線も考えると持っていてもプライオリティ・パスもお得に利用できると思います。
ただし、レストランも利用したい場合は楽天プレミアムカードを作成してプライオリティ・パスを申し込むことをお勧めします。
3階ほどレストランを利用できれば年会費分と同じになります。