海外旅行で現地の言葉でコミュニケーションをできず、もどかしい思いをすることがあります。
ポケトークなどの翻訳機も販売されていますので、意思の疎通もしやすくなっています。
ポケトークは
翻訳するためには音声による入力で他の言語に翻訳するだけではなく、その内容を音声で読み上げていきます。
翻訳された内容を読み上げる音声は明確で聞き取りやすいと思います。
音声認識は優れていて、簡単な会話であれば誤認識をすることはまったくありません。
しかし、ポケトークなども同時に翻訳するわけではなく、そういった点では不便に感じる部分もあります。
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AppleのAirPodsをはじめ、アマゾンやマイクロソフトも完全ワイヤレスイヤホンを発売して、自社のハードと接続して声による操作や利便性を高めるデバイスとして重要なアイテムになっています。
今回発表されたGoogleのPixel Buds 2は、それらのデバイスを完全に競合するワイヤレスイヤホンになります。
発売は来年2020年の春を予定しています。
価格は179ドル。
GoogleのPixel Buds 2の外観に関する特徴はAirPodsのような耳から出るタイプのデザインと違い、耳にすっぽり入って固定するシリコン製のイヤーチップとフィンを備えたデザインになります。
このデザインタイプのイヤホンは、外の音を遮断して特に低音に関しては音が良い傾向があります。
環境音に応じて自動で音量を調整する機能も搭載する内蔵センサーが通話を検知すると、環境音やノイズを避けつつ声のみを集音するようマイクを調整するするので外の音が聞こえにくいという点もカバーできると思います。
GoogleのPixel Buds 2は、「耳に浮かぶコンピューター」と表現されています。
当然のことながら、ボタンを押さずに「OK、Google」と発声するだけで、Google Assistantにハンズフリーでアクセスできます。
バッドには、周囲のノイズを拾ってスピーカーの音量とマイクの範囲を調整するセンサーもあります。
また、Googleによると、Budsにはビームフォーミングマイクと顎が動いているセンサーが搭載されており、電話での会話や音声アシスタントにアクセスしているときに、マイクを音声に集中させることができます。
ワイヤレス範囲に関しては、Googleは、屋内ではつぼみが最大3部屋離れた場所に接続されたままになると述べた。サッカー場と同じ長さの屋外接続範囲を備えています。
バッテリー寿命は、1回の充電で5時間の駆動時間があります。
よりエネルギー効率の高いBluetooth 5.0チップのおかげで、最新のワイヤレスイヤホンには6時間から8時間の駆動時間があるイヤホンもありますが、それよりは若干短い駆動時間になります。
Googleによると、新しいPixel Buds充電ケースを利用するとさらに19時間の駆動時間を実現できるようです。
ケースはUSB-Cを介して充電され、高速充電機能もそなえているようです。
Pixel Budsの長距離Bluetooth接続により、携帯電話が近くにない場合でも使用できます。
Googleによると、Pixel Budsは内部で最大3部屋離れた場所でも利用できるようです。
Pixel Budsは、シングルタップでPixelスマートフォンや他のAndroid 6.0以降のデバイスとペアリングできます。
今のところ日本での価格と発売日は発表されていません。
Google Pixel Buds 2の最大の特徴として翻訳機能があります。
ネットワークに接続されていることが前提ですがGoogle翻訳を使ったリアルタイム翻訳も利用可能になっています。
翻訳のやりとりはこの手の翻訳機で考えると、片方ずつを耳に装着して、話す声をPixel Budsのマイクで集音・変換し、翻訳結果を音声でPixel Budsに出力する形式になると思います。
アメリカなどの記事を見ていると翻訳に関しては必要を感じないためか、ほとんど注目されていませんが日本人には重要な機能になると思います。