パスポートの保有に関して外務省が今年2月に発表した統計によると、2018年の1年間で発行されたパスポートの数は前年比5.3%増の433万2397冊。
これは4年連続の増加しています。
2018年が終わった時点で有効のパスポート数は2998万1776冊。
これは、日本人の4.2人に1人がパスポートを持っていることになります。
パスポートを取得するときの費用は、現状で10年間有効のパスポートは16,000円になります。
一見すると10年間が有効なパスポートが16,000円なら安いようにも見えます。
しかし、一般の方は海外旅行に頻繁に行くわけではないので、そういった方には高いと感じると思います。
この申請料もデジタル化することによって安くなる可能性もあります。
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5月に成立したデジタル手続法(デジタルファースト法)に基づき、行政手続きを原則的にデジタル化して利便性を高める動きを加速しています。
これらはマイナンバーを戸籍などのデータとリンクして、専用サイトで必要な情報を打ち込めば手続きが済むようになっています。
デジタル申請が実現すれば戸籍証明書の取得や、パスポートを申請する窓口に行くことも、手続きの待ち時間などが大幅に少なくなるとので、申請の手数料が安くなるとパスポートの取得率が大きく向上する可能性があります。
そのためにマイナンバーが普及する必要がありますが、来年のポイント還元の制作でマイナンバーの保有率も上がると思います。
パスポートのデジタル申請可は早ければ2024年度にもパスポートの電子申請や手数料のクレジットカード決済に対応するように進めているようです。
現在、パスポートの申請を行ってから窓口で受け取れるようになるまでの期間は、最短でも8日間が目安となっています。
申請した日や場所によって多少のずれは発生すると思います。
通常はパスポートの発行に関する期間は土日祝日を除く6日間になります。
実際の申請では、必ず週末を経過しますので、その分をお入れると8日間になります。
デジタル申請化によって、受取期間が短縮されるか、今のところわかりません。
現在のパスポート申請に関しても記載していきます。
パスポート申請センターにある一般旅券発給申請書
(外務省のホームページから事前にダウンロード)
戸籍謄本または抄本の写し
写真(縦45mm×横35mm)
本人が確認できる保険証か免許証、マイナンバーカードなど
住民票の写し
住民票に関しては、住民登録がある都道府県で申請する場合は必要ありません。
戸籍謄本に関して地元であれば問題ありませんが、今住んでいる住所とちがう遠方に戸籍謄本がある場合は注意が必要です。
その場合は戸籍のある市役所や区役所に取りに行くか、できない場合は郵送してもらうことになります。
郵送の場合は申請をあげるところに確認して、印紙や申請書と返信用の封筒を入れて送ることになります。
どちらも輸送になりますので、10日ほどかかる場合があります。
写真に関しては
縦45mm×横35mm(フチなし)のサイズの他に細かい注意事項があります。
パスポートの申請書類やWebページに記載していますので、そちらを参考にして写真を撮ります。
準備が終わったら、最寄りのパスポートセンターを訪れ、窓口で申請を行います。
注意点としてパスポートの申請は親族でも可能です。
ただし、受取には本人が窓口に行く必要あります。
パスポートの費用に関しては有効期限によって違います。
子供などは顔が変わるので5年用や海外旅行に今後行く予定のない方は5年用
その保管は10年用になります。
また、11歳以下は費用が違います。
5年用のパスポート:11,000円
10年用のパスポート:16,000円
0~11歳のパスポート:6,000円