昨日ドイツにあるミュンヘン空港が行きのために閉鎖になり、2023年12月3日朝まで閉鎖が続いているようです。
以前同じミュンヘン空港が雪のために閉鎖になり、一晩空港で過ごしたことがあるのでその時の経験を元に空港で滞在する時に考える事を記載します。
今回はできるだけ避けたい気象条件やストなどで欠航になり、空港で一夜を過ごすことになった場合の事について記載します。
日本国内でそのようになっても多少の安心感はあります。
まだ出発前の空港で、そのような状態になれば帰宅することも可能で、違う空港の場合でも情報もわかりやすく、いろいろな手配が可能になります。
しかし、海外で体験すると情報もわからず、どうしていいかわからなくなります。
そういった場合には、近くのホテルを予約するか、空港で一夜を過ごす必要があります。
実際に海外の空港で何回か天候による欠航で体験して思ったことを書いていきます。
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海外で天候などにより欠航した場合は空港で新しい航空券のチケットを手配する必要があります。
国内でもそうかもしれませんが、チケットに変更するためには長蛇の列に並び、順番を待たないといけません。
主要なハブ空港の場合は利用者が多いため、最終的にチケットを交換する為に当日中に終わらない可能性もあります。
空港で夜を過ごす方法はたくさんあります。
ほとんどの空港には、無料のシャトルサービスを提供するエアポートホテルが近くにあります。
特に、同伴者または家族と一緒に旅行する場合は、可能な限り早く部屋を予約することを強くお勧めします。
というのも、こういった場合は空港周辺のホテルには予約が殺到して空室が早い段階でなくなります。
ほとんどの空港では無料のWi-Fiを提供しているのでHotelTonightなどのアプリまたは
一部の空港には、空港ターミナルの1つに直接接続されているホテルもあり、空港からのアクセスは非常に楽です。
クレジットカードの海外障害旅行保険や単独の旅行保険などの適切な旅行保険があれば、無料でホテルに泊まることができます。(後からの請求になります)
その他、ビジネスクラス以上の乗客はホテルの手配とタクシーの手配を指定くれる航空会社が多く、その際の費用は航空会社が負担します。
また、アメリカンエキスプレスなど旅行デスクや旅行の手配に対応できるクレジットカードを持っている場合は、電話でホテル手配を依頼する方法もあります。
空港周辺に空室がない場合でも、近くのホテルを順次探してくれるので、手間と時間の節約が可能でフリーダイヤルのため費用的にも安心です。
しかし、ホテルの部屋を手に入れる事ができなかったり、一人なので手間をかける代わりに、空港で一晩を過ごす選択をした場合にどうしたらいいかを考えます。
世界中の空港で少なくとも3回ほどは寝たことはありますが、時には慎重に選択することが必要です。
空港ターミナルで夜を過ごそうと思う理由が何であれ、より快適にするためにの方法があります。
上級会員またはクレジットカードを使用してアクセスする場合でも、宿泊費に加えて食事代などを考えると、空港にあるラウンジは非常に便利です。
24時間対応の空港ではラウンジも24時間営業しているところが多く、できれば航空会社のラウンジが最適ですが、プライオリティパスを利用したラウンジでも快適に過ごすことができます。
一部のラウンジには、仮眠ができるエリアとリクライニングシートがあります。
そしてシャワーを利用できるのも大きな魅力の一つです。
ヨーロッパやアメリカの空港などでは、仮眠をとるための専用スペースを時間貸しで提供しています。
ミニッツスイート、ヨーテル、GoSleep などが有名なところです。
例えばミニッツスイートルームは、プライオリティパスでの利用も可能で。最初の1時間はプライオリティパス会員は無料で利用が可能で、その後は1時間あたり28ドルとなります。
ただし経験上、こういった状況では早い時間に満室になり、利用することはむずかしくなると思います。
気温がマイナスになるような地域ではお勧めはできませんが、温暖な地域ではレンタカーを借りて過ごす方法もあります。
こちらは費用的には1万円前後で、こういった状況でも空車は多いと思います。
人数が少なければ車種によっては足を伸ばして寝ることも可能で、プライベートと安全の確保が可能です。
保安エリアではない場所で過ごすよりも、格段に快適に過ごすことができます。
予約はスマートフォンのアプリで簡単にできますので、列に並んでいるときでも問題はありません。
ホテルも手配できず、ラウンジも24時間営業ではなく、レンタカーも借りることができなければ空港で一夜を過ごす事になります。
あまり、お勧めできる事ではありませんが、少しでも快適に過ごすためのヒントを記載します。
ちなみに、天候不順などの欠航の場合は、空港にいる人に航空会社がペットボトルの水とサンドイッチなどの食料を提供してくれます。
数に限りがあると思うので、早い内に確保することが大切です。
毛布なども配布しますので、同様に確保してください。
快適とは決していえませんが、少しでも改善するためには準備が必要です。
あると非常に便利なものは
これらのアイテムはすべて、空港の宿泊する者にとっては非常に重要です。
多くの空港の店舗は午後9時から10時頃には閉店します。
また、ジーンズの代わりにスウェットパンツのような快適なものに着替えることができれば、より眠りにつくことができます。
実際に冬のミュンヘン空港で一夜を明かしたときには、寒冷地から寒冷地に行く途中でしたので、防寒具がありました。
空港ロビーの出入り口近くしか確保できず、外気が侵入するような場所で寝たことがありますが、快適に睡眠がとれました。
ただ、足が寒くて何回か起きたので、靴を履いたままで寝ることを、そういった場合にはお勧めします。
空港のベンチや椅子または床自体に寝ることになります。
できる限り暗くて静かなコーナーを見つけ、誰にも邪魔されないようにすることが大切です。
できるだけ、肘掛けの仕切りがないクッション付きのソファまたは座席を探します。
寝るときに横になりたいのなら、次善の選択としてカーペット敷きの床などになります。
その際には下に引けるシーツや毛布があると衛生面でも安心です。
より大きなアイテムや機内持ち込み用のスーツケースの場合は、100円ショップやホームセンターにおいてあるワイヤーを利用してつなげておくか、ハンドルに腕を通すか、体の一部がそれらに触れているようにした方がいいと思います。
これは緊急時のことなので、たまに旅行に行く方などは、そうそう体験することは無いと思います。
しかし、万が一の場合に困らないためにも準備だけはしておいた方がいいと思います。
用意するものは基本的に機内でも快適に過ごすために必要なものなで、無駄ではないので最低限のアイテムは持って行くことをお勧めします。
できれば、余分な水と食料があると安心です。
何にしても早めの行動が大切なので、一人なら対応できませんが、複数の人がいるなら分担してホテルの手配や場所の確保、情報の収集、そしてチケット交換に並ぶ人などにわかれて行動することが望ましいと思います。