マリオットポイントを航空会社に移行する意味(JALのマイレージバンク)

一般的に、マリオットポイントはホテルで無料宿泊に利用する方も多いと思いますが、航空会社のマイルに移行する方もいます。

金額で考えると航空会社のビジネスクラスに搭乗するためにポイント移行を行うのが最もポイント価値を高めますが、それに見合うポイント数をためるのは通常で考えるとかなりの宿泊数が必要になります。

ホテルの無料宿泊は人気のあるカテゴリ5のホテルでも1泊35,000ポイントで予約できます。

お手軽に利用できるのはホテルでの滞在になります。

また、日本の国内線に搭乗するためにポイント移行をすることを考えると、この場合もホテルの滞在費にもよりますがホテルでの利用の方がお得になる場合が多いと思います。

もう1つの重要な点として、マリオットから航空会社のマイルに移行する場合に考えないといけないことは、航空会社が2つのグループに分かれます。

航空会社のマイルは同じ価値では無く航空会社によって大きく違います。

マイルの価値の低い航空会社、燃料サーチャージの必要なプログラム、お得な路線と効率的ではない路線など利用の仕方と航空会社によって大きく変わります。

もし、マリオットのポイントを航空会社のポイントに移行することを考えるなら、お得な航空会社を選択する必要があります。

ここではそういった何社かの航空会社を紹介します。

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JALマイレージバンク

JALのマイルは通常燃料サーチャージが必要な点を考えもお得なマイレージプログラムです。

さらに、JALマイルの価値を高める方法はたくさんあります。

その一つがエミレーツのファーストクラスへの交換になります。

エミレーツ航空のスカイワーズに関しては特典航空券の予約が難しく、また過去と比較して必要マイル数が増加しています。

JALは現在、エミレーツ航空の特典航空券を予約する場合に最適なプログラムで、エミレーツ航空便の場合は提携航空会社の距離ベースの特典チャートを利用しています。

最大6つの区間と2つの途中降機が可能で。必要マイル数はすべてのフライトの合計距離に基づきます。

一例としてエミレーツ航空のファーストクラスを利用した場合に、香港(HKG)からワシントン-ダレス(IAD)またはニューヨーク-JFKのいずれかへのフライトを経由してドバイ(DXB)までの旅程。このフライトは10,000マイル以内になりますので、予約するためにはJALのマイルは145,000 マイルになります。

これは、マリオットからのポイント移行でボーナス分も考えた場合に、360,000マリオットポイントを転送することをになります。

決して簡単にためることができないポイント数ですが、ホテルでの滞在やキャンペーン、そして提携しているスターウッド プリファード ゲスト・アメリカンエキスプレスカードを利用すると達成可能なポイント数になります。

香港から米国に飛ぶことが重要であり、その逆ではありません。

JALのマイレージバンクを利用したエミレーツ航空の特典航空券予約に対するディメリットは、燃油サーチャージの存在ですが、香港から出発する場合、燃油サーチャージは安く抑えることができます。

また、エミレーツ航空のファーストクラスを考えると、それほど負担には感じないと思います。

JALマイルのもう1つの利用方法は、実際にJALが運航するフライトです。

日本からアメリカへのフライトは非常に少ないマイル数で可能になります。

片道の特典航空券は以下のマイル数ほ必要です。

  • エコノミー:25,000マイル
  • プレミアムエコノミー:32,500マイル
  • ビジネス:50,000マイル
  • ファーストクラス:70,000マイル

マリオットからのポイント移行で考えると、わずか60,000マリオットポイント(JALのマイレージバンクプログラムに移行)で、日本からアメリカへの片道フライトを予約できます。

まとめ

JALのアメリカまでのファーストクラス利用が70,000マイルで利用できることを考えると、成田空港や、これから新しくなる羽田空港のファーストクラスラウンジの利用や豪華な座席と食事などを考えると、非常にお得な内容になります。

最もお得なエミレーツ航空の特典航空券は、ほとんど地球を一周するような旅程なので、おいそれと利用することは難しいかもしれませんが、アメリカまでの旅行なら比較的簡単に利用することができます。

また片道単位なので行きはプレミアムエコノミークラスで、飛行時間の長い帰りにファーストクラスを楽しむこともできます。

この利用方法ならマリオットのポイントを最大化できると思います。

 

tanahashi