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新型コロナウィルスのイタリアの状況 そして旅行に関して

イタリア

中国で発生した新型コロナウイルスは、終息の兆候がなく、世界中に急速に広がっています。

当初は中国を始めアジア各国に感染者が増加し、他の地域ではそれほどに広がりや感染者の増加はありませんでした。

日々感染者と死者数は変わっていきますが、世界の死者数は2,620人を超え、79,000人以上が感染しています。

日本も日々感染者が増加し流行の兆しがあります。

しかし、韓国とイタリアの感染者は急速に拡大しています。

イタリアは現在、ヨーロッパで最大の新型コロナウイルス感染国であり、世界的に見ても中国と韓国に次いで3番目に多い国になっています。

すでにイタリアで6人の人が犠牲になり、月曜日の時点で219人が感染しています。

ほとんどの症例は、ミラノが位置するロンバルディア地方と、ヴェネツィアのを含むヴェネト地方にあります。ミラノとヴェネツィアは隔離されていませんが、ミラノの南にあるいくつかの小さな町は、完全に封鎖されていますので誰も出入りすることができません。 

イタリアの鉄道駅 ミラノ中央駅

現状でイタリアに旅行することはまだ安全か?。

イタリア当局は感染の終息に向けて大学や博物館を閉鎖し、そして結婚式や葬式を行わないように呼びかけています。

先日ニュースになりましたが、ヴェネツィアの有名なカーニバルにいつもよりも早く終了しました。

さらに、あらゆる種類の集会が禁止されており、バーは午後6時から午前6時まで閉鎖するように指導されているようです。

レストランに関しては、これまでのところ影響を受けていません。

現時点では、北部の11の町で封鎖され50,000人に影響がでています。

今のところフィレンツェやローマなど、人気のある都市の近くで確認された症例はありません。

ミラノでは、街の歴史的なシンボルであるドゥオーモ大聖堂が閉鎖されました。

クロアチア、ハンガリー、アイルランドなどの国はすべて、ミラノやヴェネツィアなどの感染している地域への旅行を禁止しています。

さらに、オーストリアはイタリアとの国境を越えた鉄道交通を一時的に停止しています。

ItaloTrenitaliaなどボローニャ、フィレンツェ、ローマを経由してミラノなどの主要都市間を旅行するために使用する列車を運行している高速鉄道事業者は、乗客に全額払い戻しを提供しています。

イタリアのアリタリア航空は、まだ新型コロナウィルスの為に、アジアの航空会社が行っている免除を行っていません。

イタリアのミラノが位置するロンバルディア地方はイタリア国内ではボローニャがあるエミリア=ロマーニャ州があり、北は50kmほどでスイスに接しています。

国境の行き来は非常に簡単で日常的に移動しています。

ヴェネツィアのを含むヴェネト地方は北にオーストリアと接しています。

イタリアは日本や韓国と同じように中国人にとって人気の観光地になります。

実際にイタリアに行くと中国人の観光客は非常に多く、ミラノやヴェネツィアの他にフィレンツェやローマなども非常に多いと思います。

今回の感染が中国人の観光客から感染したものかどうかは情報が無いのでわかりませんが、他の地域にも拡大することは十分に予想できます。

今のところイタリアに関しては航空会社での対応やホテルチェーンで対応しているところはないようです。

ただ、このまま感染者数が拡大すると各社とも対応に迫られると思います。

 

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