ホテルチェーンでは大手4チェーンが新型コロナウィルスの影響による上級会員とポイントの期間延長を発表し、航空会社でもシンガポール航空が同じく上級会員に関する期間延長を発表しました。
今回、キャセイパシフィック航空のマルコポーロクラブ(マイルを管理するアジアンマイルとは別に上級会員に関するプログラム)は、コロナウイルスの発生による上級会員に関しての救済を発表しました。
ホテルチェーンのロイヤルティプログラムやシンガポール同様に、キャセイパシフィック航空は上級会員の期間を12か月延長します。
ホテルチェーンの対応に関してはこちらをご覧ください。
シンガポール航空の対応に関してはこちらをご覧ください。
キャセイパシフィック航空の独自な施策としては、2月、3月、4月の会員アカウントにクラブポイントを発行します。
•ダイヤモンド140クラブポイント
•ゴールド65クラブポイント
•シルバー30クラブポイント
2020年2月、3月、4月に有効期限が切れるラウンジパス、予約可能なアップグレードなどに関しては新型コロナウィルスが終息して、旅行の際に利用できるように、6か月間これらの特典を再発行します。
特典の再発行には、有効期限から7営業日かかります。
新型コロナウィルスの影響でホテルチェーンや航空会社の救済処置は、中華圏に住所のある会員に対する対応がほとんどになっています。
今回のキャセイパシフィック航空の発表には特に地域に関する記載はありませんでした。
そうなると日本の会員が対象になっていると思います。
ホテルチェーンも今のところワールドオブハイアット以外のIHGリワードクラブ、ヒルトンオナーズ、マリオットは中華圏に限定している状況であり、感染が拡大しているのは中華圏だけではないので、見直しが必要になっていくと思います。
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