カタール航空は、現在の新型コロナウイルスの影響を受けて、プリビレッジクラブプログラムの上級会員に対して対策を行いました。
航空会社の中で現在行われている対策の中では最も進んでいる航空会社の一つになります。
もともとカタール航空では上級会員に対して6ヶ月間の期間延長を行っていました。
今回の変更で
上級会員の有効期間が12ヶ月間延長
Qcreditsの有効期間が24ヶ月間延長
になります。

上級会員の有効期間が12ヶ月間延長
上級会員の期間延長は、有効期限が2021年1月31日またはそれ以前に有効期限が切れるすべてのシルバー、ゴールド、およびプラチナ会員に対して行われます。
現在、カタール航空プリビレッジクラブのゴールド会員で昨年の実績が皆無ですが、延長されるようです。
変更は2020年4月1日から会員年度全体にわたって、自動的に上級会員期間を変更します。
Qcreditsの有効期間が24ヶ月間延長
カタール航空プリビレッジクラブの上級会員を維持している限り、Qcredits は2年間延長されます。
Qcreditsは座席のアップグレードや手荷物超過分の生産などに使える上級会員のゴールド会員以上に与えられるポイントになります。
ゴールド会員で40Qcredits、プラチナ会員で60Qcreditsが年間で与えられます。
エコノミークラスの予約クラスの規定はありますが、比較的使いやすいのでエコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードなどを主に使っていました。
その期間も24ヶ月延長になります。
まとめ
カタール航空だけではなく、この状況が続くと他の航空会社も同じように上級会員の有効期間の延長を行うことになると思います。
一部では航空会社の存続が危ぶまれている中、上級会員の対策など今やることか?
といった意見もあるかもしれません。
しかし、沈静化した後に航空会社の業績を回復する重要な要因として上級会員の確保があります。
そのため、航空会社やホテルプログラムなどはポイントやマイルの有効期間の延長やキャンセルの無料化などと同じくらいの重要性を持って上級会員への対策を行っていると思います。
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