数あるクレジットカードの中でもアメリカンエクスプレスのポイント制度であるメンバーシップリワードは様々な使い方が出来て非常に価値のあるポイントになります。

ポイントとしての価値は様々な航空会社のマイルやホテルのポイントに移行できることと、その交換レートを考えると個々の航空会社のマイルおよびホテルポイントよりも価値は高いと思います。

今まで対象外だったJALのマイルに交換できるようになりました。

更に期間限定でアメリカンエキスプレスカードのポイントからJALのマイルに移行することで通常よりも25%のボーナスマイルがもらえるキャンペーンも行っています。

Contents

JALのマイルへの移行

 

マイルの移行について

マイル移行対象および通常マイル移行数

メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの方
2,500ポイント = 1,000マイル
(最小2,500ポイント、2,500ポイント単位)

メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の方
3,000ポイント = 1,000マイル
(最小3,000ポイント、3,000ポイント単位)

対象のカード

アメリカン・エキスプレス・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
プラチナ・カード
アメリカン ・エキスプレス・ビジネス・カード
アメリカン ・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン ・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

※「メンバーシップ・リワード・プラス」への登録(年間参加費3,300円 税込 、2年目以降自動更新)でお得なレートで移行できます。プラチナ・カード会員の方、ビジネス・プラチナ・カード会員の方は無料でご登録いただけます。

 

JALのマイルに移行できるようになったのは良いことなのですが、後述するようにANAや他の航空会社へのマイル移行と比較すると交換レートが悪すぎます。

この交換レートでJALのマイルに移行する方がいるのか?、非常に疑問です。

 

25%のボーナスマイルキャンペーン

2020年11月15日まで25%ボーナスマイルキャンペーンも実施中です。

特にキャンペーン登録などは無いようです。

 

アメックスポイントの獲得方法

アメリカンエキスプレスカードを所有して買い物や公共料金を支払うとアメリカンエキスプレスカードのポイントであるメンバーシップリワードポイントを獲得する事が出来ます。

これは、アメリカンエキスプレスカードの提携カードであるANAアメリカンエキスプレスカードスターウッド プリファード ゲスト・カードデルタ スカイマイル・カードなどはメンバーシップリワードポイントではなく、マイルやホテルポイントが直接積算されます。

アメリカンエキスプレスカードは個人や法人、グリーンやゴールド、プラチナカードなど様々なクレジットカードを発行しています。

最後に、これらのクレジットカードはキャンペーンなどによりボーナスポイントの対象になることがあります。

ポイントアップグレードプログラム「メンバーシップ・リワード・プラス」とは

メンバーシップリワードポイントは有料になる「メンバーシップ・リワード・プラス」があり年間参加費 (3,300円 税込、2年目以降自動更新)がかかります。

プラチナカード、ビジネス・プラチナ・カードの「メンバーシップ・リワード・プラス」は無料で登録できます。

有料ですがポイントを活用することを考えると、必要になります。

ポイントがより貯まる

✔ ポイントの有効期限が無期限になります。

✔ 「ボーナスポイントプログラム」が適用となります(別途登録要/無料)。

 

ポイントがより使える

✔ 提携航空パートナーへのマイル移行レートがアップします。

Amexポイントでお支払い

航空会社のマイルに交換して長距離フライトのビジネスクラス以上を利用するのがアメックスポイントの最高の価値の 1つになりますが、同じくAmexポイントで請求分を相殺したり、旅行代金の一部に利用する方法は最悪の使い方になります。

カードご利用後の代金を相殺

お買物や公共料金のお支払い、レストランでのカードご利用分など、様々なお支払い代金に、ポイントを充当することが出来ます。

ポイント交換レート例
メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの方 1ポイント = 0.5~1円分
メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の方 1ポイント = 0.3円分

 

旅行代金の支払いにポイントを活用

「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」や「HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク」「日本旅行」などで、ポイントを利用して各社航空券、パッケージ・ツアー、宿泊料金の一部またはすべての支払いに充てることが出来ます。

ポイント交換レート例
メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの方 1ポイント = 0.8~1
メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の方 1ポイント = 0.4

 

Amexポイントをギフトカードに交換する

Amex は、さまざまな商品券を提供するために、百貨店の商品券などに交換することが出来ます。

また、アマゾンなどで利用できるギフト券と交換することも出来ます。

この方法を選択した場合、各Amexポイントで交換できるレート比率は悪く、かなり低いため他に使い道がないときの最後の手段としてのみ検討する必要があります。

少なくともアメックスポイントは期限切れになりません。そのため、こういった使い方をすることはありません。

商品券に交換

「百貨店共通商品券」「百貨店ギフトカード」などに交換することができます。

ポイント交換レート例(百貨店共通商品券に交換した場合)
3,000ポイント=1,000円分商品券

Eクーポンに交換

すぐに、ポイントをEクーポンに交換して利用することが出来ます。

ポイント交換レート例(アマゾンギフト券に交換した場合)
3,000ポイント=1,000円ギフト券

 

マイルやホテルポイントに移行する場合、ポイントはどのくらい価値になるのか?

Amexのポイントを提携している航空会社のマイルや以前はホテルのポイントに移行することは、通常最も価値のある特典を見つけることができます。

Amexは、15の航空会社と2つのホテルチェーンと提携しています(以前は3つのホテルチェーンもポイントを移行できましたが、航空会社ほどお得な交換レートを提供していませんでした)。

これらの15の航空会社の中には、ほとんどが日本の会員が利用しやすい航空会社が含まれています。

主要アライアンスのそれぞれから少なくとも1つの航空会社(スターアライアンス、スカイチーム、ワンワールド)も含まれています。

ファーストクラスまたはビジネスクラスで長距離フライトに交換すると、Amexポイント(および他のほとんどの転送可能なポイントと航空会社のマイルも)から最高の価値を手に入れることができます。

参加している航空会社は

 

ANA「ANAマイレージクラブ」

チャイナエアライン「ダイナスティ・フライヤー・プログラム」

デルタ航空「スカイマイル」

ヴァージン アトランティック航空「フライングクラブ」

タイ国際航空「ロイヤルオーキッドプラス」

キャセイパシフィック航空「アジア・マイル」

シンガポール航空「クリスフライヤー」

ブリティッシュ・エアウェイズ「エグゼクティブ・クラブ」

スカンジナビア航空「SAS ユーロボーナス」

アリタリア-イタリア航空「クラブ・ミッレミリア」

フィンランド航空「フィンエアー・プラス」

エティハド航空「エティハド ゲスト」

エミレーツ航空「エミレーツ・スカイワーズ」

カタール航空「プリビレッジクラブ」

エールフランス/KLM航空「フライングブルー」

アメリカンエキスプレスカードのポイントが他のクレジットカードよりも優れている点があります。

単純なポイント給付率や交換比率だけを考えると、他にお得なクレジットカードは数多くあります。

しかし、そういったクレジットカードはひとつの航空会社のマイルに対してためることが可能になり、アメリカンエキスプレスカードのポイントのように柔軟性がありません。

旅行の時のルートにより、お得な航空会社は変わってきます。

別々の旅程を、別々な航空会社に予約する方がお得なときや自由に予約することが出来ます。

そういったときに、必要な分だけ必要な航空会社にポイントを移行できるアメリカンエキスプレスカードのポイントは非常に便利です。

ANAのマイルに移行

メンバーシップ・リワード ANAコース(有料)への登録で、ANAのマイルに移行できます。

ANAのマイルへのポイント移行レート
メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの方 1,000ポイント = 1,000マイル
メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の方 2,000ポイント = 1,000マイル

 

提携航空パートナーのポイントに移行

15の提携航空パートナーのポイント・プログラムに移行できます。

提携航空パートナーへのポイント移行レート例
メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの方 1,250ポイント = 1,000マイル
メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の方 2,000ポイント = 1,000マイル

 

今のAmexポイントの交換に関して

これを念頭に置いて、ポイントを獲得する前に、ポイントをどのように交換するかを計画することが重要だと思います。

アメリカンエキスプレスカードのポイントを活用する場合には、何よりもフライトにポイントを使用することを考える必要があります。

ファーストクラスまたはビジネスクラスで旅行したい場合、アメックスポイントはその目標を達成するための優れた方法のひとつになります。

ただし、今は新型コロナウィルスの影響で旅行の計画も立たず、保有しているポイントの利用してマイルに移行してもいつ活用できるかわかりません。

その場合はANAのマイルに移行して、ANAマイルからSuicaに移行する事を考えてもいいかもしれません。

ただし、ANAマイルをSuicaなどの電子マネーやAMAZONポイントなどに移行する場合は年間30,000マイルまでは1対1の交換比率ですが、それを超えると交換レートが悪くなります。

ただし、ANA提携のSuica機能を持ってるANASuicaクレジットカードを持っているとSuicaに関しては上限がなくなり、いつも同じ交換レートになります。

この状況が変わるまでは、ポイントの有効活用として日々のお支払いに利用できる電子マネーに交換することも良いと思います。

まとめ

アメックスメンバーシップリワードポイントは、ポイントで最も価値のあるポイントの1つと見なされてきました。

ポイントの移行先の多さや、移行時にボーナスマイルがつくキャンペーンの活用、クレジットカードの利用時にボーナスポイントキャンペーンの活用、入会時のボーナスポイントなどでさらにポイントの価値は高くなっていきます。

ポイントの利用に関してもアイテムに交換することからファーストクラスやビジネスクラスの特典航空券の予約、電子マネーまで活用できるのはアメリカンエキスプレスカードだけになります。

今回はJALのマイルへの移行ができるようになりました。

交換レートは悪のですが、今までアメリカンエキスプレスカードのリワードポイントをJALのマイルに移行したかった方にとっては選択肢が増えたと思います。

 

 

tanahashi

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