今年からワンワールドに参加するアラスカ航空ですが、そのマイルを使ってお得にJALやキャセイパシフィック航空のファーストクラスの特典航空券を予約することができます。
残念ながら、今のところ提携クレジットカードなどは日本では発行されていませんので、クレジットカード利用でアラスカ航空のマイルを獲得する方法は
SPGアメリカンエキスプレスカードを使ってマリオットのポイントをためて、そのポイントをアラスカ航空のマイルに移行することになります。
マリオットリワードから転送することです。ポイントは3:1の比率で移行され、60,000ポイントが移行されるごとに5,000マイルのボーナスが加算され合計して25,000マイルが加算されます。
アラスカ航空がワンワールドに加盟した後はワンワールド加盟の航空会社利用でマイルを積算することができます。
また、定期的にアラスカ航空のマイルをボーナスマイル付きで購入できるキャンペーンも行っています。
アラスカ航空のマイル利用
マイレージプランプログラムにはそれぞれ特性があり、マイルの価値や使いやすさなど様々です。
結論からお話しするとアラスカ航空はアメリカ国内の航空会社ランキングで1位になるほどお得です。
片道特典航空券での途中降機
アラスカ航空では片道の特典航空券でも途中降機が可能であるため、今ではほとんどの航空会社のマイレージが途中降機に対応しなくなっているので、これはアラスカ航空の特典航空券を利用する際に大きなメリットになります。
例えば日本から香港を経由してニューヨークへ向かう場合に香港で数日間滞在することができます
その際に追加のマイルは必要ありません。
これはアラスカ航空が運航している特典航空券だけではなく、提携航空会社の片道特典航空券でも同じ対応になります。
休暇の日数が必要ですが、このルールを利用すると往復の特典航空券で合計3カ所で滞在することが可能になります。
ステータスマッチ
ステータスマッチの対象航空会社は次のようになっています。
アメリカン航空
デルタ航空
ユナイテッド航空
ハワイアン航空
ジェットブルー航空
サウスウェスト航空
バージンアメリカ航空
フロンティア航空
エアロメキシコ
エアーカナダ
今後は上級会員でも購入上限がつく可能性があり、そうなると自由にマイルを購入する事ができなくなります。
提携航空会社の多さ
アラスカ航空は大きなアライアンスには所属していません。
しかし、独立系の航空会社やワンワールド、スターアライアンス、スカイチームなどに所属している航空会社の何社かと提携しています。
たとえば、独立系の航空会社ではエミレーツ航空、フィジー航空などと提携しています。
日本の方にとって最も重要な提携航空会社はJALになります。
その他にも

があります。
アラスカ航空の特典航空券に必要なマイル数の一例
アラスカ航空のマイレージプランには、他の航空会社よりもお得な特典航空券があります。
アラスカ航空は現在アライアンスには加盟していない独立系の航空会社になります。
ただし、今年ワンワールドに加盟を予定しているので、参加後は更に使いやすくなります。
その他にアラスカ航空のマイレージプランプログラムは独自の価値のある航空会社と個別のパートナーシップを構築しました。
各パートナーには独自の特典航空券チャートがあり、特典航空券でパートナー同士を組み合わせることができませんが(ただし、アラスカが運航するフライトとパートナーフライトを混在させることはできます)、片道チケットで途中降機することができます。
これには、米国内の国内線または国際航空券(キャセイパシフィック航空の香港)でのパートナーのハブ空港での途中降機が含まれます。

一例として
キャセイパシフィック航空で香港から東京で途中降機してアメリカまで、片道70,000マイル
キャセイパシフィック航空のビジネスクラスでアメリカからオーストラリアまで、片道60,000マイル
米国とアジア間の片道キャセイパシフィック航空のファーストクラスのフライトに70,000アラスカマイルを使用することです。
ただし、キャセイパシフィック航空の特典予約はアラスカ航空に電話をする必要があり、英語対応になります。

同じ費用でJALのファーストクラスを利用することもできますが、ビジネスクラスの場合は、キャセイパシフィック航空の方が少ないマイル数になります(50,000マイル対60,000マイル)。

ただし、JAL特典予約はアラスカのウェブサイトから予約できます。
アメリカからの帰国時にハワイに立ち寄って、滞在後にJAL便で帰国することもできます。
アラスカ航空はハワイへのフライトに最適です。
アラスカには、西海岸からハワイの諸島への広範なルートネットワークもありますのでオアフ島やハワイ島以外の島にも簡単にいくことができます。

海南航空のビジネスクラスでアジアからアメリカまで、片道50,000マイル
東南アジアからアメリカ行きの大韓航空ビジネスクラス(往復必要)で片道60,000マイル
JALと提携して特典航空券が利用できたり、マイルをためることが出来るようになってから重要度が増しています。
上級会員にもステータスマッチを利用すると比較的簡単になることができますので、何かとお勧めのマイレージの一つになります。
ワンワールへの加盟
アラスカ航空は、もともとワンワールドに加盟する予定で、その時期は来年になると言われていました。
それが新型コロナウィルスの影響で、ワンワールドアライアンスに加わる計画を早めて、今年の年末までに完全なワンワールドのメンバーにになることを計画していましたが、時期がずれて2021年の初め頃になりそうです。
アラスカ航空は、2月にワンワールドに参加する計画を発表し、アメリカン航空とのパートナーシップを再開したことはニュースになりました。
アラスカ航空は今では珍しい独立系の航空会社として、大きなワンワールドやスターアライアンス、スカイチームには参加していませんでした。
しかし、提携航空会社は多く、JALをはじめエミレーツ航空やキャセイパシフィック航空などでマイルを使った特典航空券を予約することが可能で、路線によっては他の航空会社のマイルを利用するよりお得なマイル数で予約することができるので一部の方には人気のある航空会社です。
シアトルに本拠を置くアラスカ航空は、当初2021年夏頃までにワンワールドに参加する予定でしたが、その後年末までに、そして今回2021年はじめに参加する予定になります。
今までの提携航空会社を見てもワンワールドが多く、アメリカン航空との提携(前にも提携していました)でワンワールドに加盟することは自然な流れともいえます。
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