海外旅行の際に機内持ち込みの手荷物の他にスーツケースなどチェックインカウンターに預けるスーツケースなどの手荷物があります。
出発する際は家で梱包をするのと、旅行に出発する前なので皆さん軽めになりますので、重量がオーバーになることは少ないと思います。
しかし、帰りはお土産や現地で購入したもので行くときより確実に重量は重くなっています。
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無料で預け入れできる荷物の内容は航空会社や旅行に行く地域によって違います。
日本の航空会社も微妙に違います。
(JALからの抜粋)
個数:3個
1個当たりの重量:32kg/個
個数:2個
1個当たりの重量:23kg/個
(ANAからの抜粋)
1個あたり32kg 70ポンドまで
1個あたり32kg 70ポンドまで
1個あたり23kg 50ポンドまで*1
3辺(縦・横・高さ)の合計が158cm以内
3個まで
2個まで
2個まで
日本の航空会社は比較的預け入れ手荷物に関しては寛容ですが、海外の航空会社は個数制を導入している航空会社や、個数には規制はありませんが全部で50Kg以内や60Kg以内の設定をしている航空会社もあります。
各航空会社の上級会員に関してはエコノミークラスに搭乗する際にもビジネスクラスやファーストクラスと同じ預け入れ手荷物をカウンターで預けることができます。
違いは会員レベルによるので最上級会員はファーストクラスと同じ、その下はビジネスクラスと同じになります。
旅行に行く際にJALやANAなどの単一航空会社で旅程を組むことができると問題は発生しません。
しかし、同じアライアンス、例えばJALの際のワンワールドに加盟している航空会社を利用する際は問題が発生することは少ない(皆無ではありません)。
また、JALの上級会員で日本から出発するときはJALを利用し、パリなどで乗り換えてスカイチームのエールフランスなどに乗り換える際にJALですべての予約をしている際には現地までJALのルールで手荷物は運ばれます。
現地の受け渡しまで自動で運ばれますので、受け取るだけです。
注意しないといけないのはJALでパリまで、その後の旅程を別の予約(有料、特典航空券)を利用する場合はパリで一旦荷物を受け取ってエールフランスにチェックインをします。
その際にはJALの上級会員は関係ありませんのでエールフランスの一般の利用者になり、エコノミークラスの場合は荷物の重量が少なくなります。
乗り継ぎの場合はそのまま目的地まで行くので、こういったことはありませんがパリで何日か観光して、その後最終目的地に行く場合などに発生します。
その他、現地までの予約とは言っても予約の段階で荷物に関してはきちんと確認することをお勧めします。
各航空会社で重量などの規制があることは実際には23Kgや32Kgの場合にはどうなるのかについてです。
一昔前は非常に寛容でそれほど気にすることはありませんでした。
23Kgの規定でも26Kgを預けることができたり、32Kgでも35Kgを預けることができました。
それが、最近では1Kgのオーバーもチェックされます。
23Kgの規定でも24Kgならもうだめです。
こういったことには昔からうるさかったアメリカ系の航空会社はもとより、日本の航空会社も同じ状況です。
スーツケースの重量もあるので実際に梱包できる荷物は思ったよりも少なく感じると思います。
こういった場合はまず機内に持ち込める荷物で重量のあるものは機内に持ち込みます。
液体はだめですが、機械ものなど重量のある荷物は結構あります。
そして規定が23Kgなら23.8Kgまで荷物を入れます。
1Kgはだめですが800gなら係の人はちょっと眉をひそめますが、「ま、良いか」という感じで受けてくれます。
ただ、その場合は秤で事前にチェックする必要があり、旅行用の秤は必需品です。
値段も1,000円程度で購入でき、小さいので邪魔になりません。
現地でも旅行用の秤は売っていますが、アメリで購入しようと思ったら4,000円くらいしますので、事前に用意することをお勧めします。
この旅行用の重量計はグラム単位で199.99Kgまで計測ができます。