一般的に、マリオットポイントはホテルで無料宿泊に利用する方も多いと思いますが、航空会社のマイルに移行する方もいます。
通常のホテルプログラムの場合、ポイントを航空会社にマイルに移行することは非効率的であり、お勧めできる使い方ではありません。
しかし、マリオットは唯一ホテルの利用がない場合に航空会社のマイルに移行しても損のしないホテルプログラムになります。
また、有料の場合における金額で考えると航空会社のビジネスクラスに搭乗するためにマリオットからポイント移行を行うのが最もポイント価値を高める使用方法になります。
それに見合うポイント数をためるのは通常で考えるとかなりの宿泊数が必要になります。
ホテルの無料宿泊は人気のあるカテゴリ5のホテルでも1泊35,000ポイントで予約できます。
お手軽に利用できるのはホテルでの滞在になります。
また、日本の国内線に搭乗するためにポイント移行をすることを考えると、この場合もホテルの滞在費にもよりますがホテルでの利用の方がお得になる場合が多いと思います。
もう1つの重要な点として、マリオットから航空会社のマイルに移行する場合に考えないといけないことは、ポイントからマイルに移行するまでに時間があります。
検索したときに特典航空券の空席があってもマリオットから航空会社にポイント移行酢時間がありますので、その間に空席がなくなる可能性もあります。
航空会社毎に移行に必要な期間をまとめてみました。
航空会社 | ポイントからマイルに移行する時間 |
エーゲ航空 | 3日 |
エアリンガス | 3日 |
アエロフロート | 20日間 |
アエロメヒコ航空 | 4日 |
エアカナダエアロプラン | 4日 |
エールフランス/ KLM | 3日 |
ニュージーランド航空 | 24時間 |
アラスカ | 4日 |
アリタリア航空 | 7日 |
全日本空輸(ANA) | 4日 |
アメリカン | 48時間 |
アシアナ | 4日 |
アビアンカ | 24時間 |
英国航空 | 3日 |
キャセイパシフィック航空/アジア・マイル | 5日間 |
コパ | 3日 |
デルタ | 24時間 |
エミレーツ | 3日 |
エティハド | 3日 |
フロンティア航空 | 〜6週間 |
海南 | 8日 |
ハワイアン | <24時間 |
イベリア | 24時間 |
インターマイル | 7日 |
日本航空(JAL) | 48時間 |
ジェットブルー航空 | 24時間 |
韓国語 | 48時間 |
LATAM(マルチプラス) | |
カンタス航空 | 48時間 |
カタール航空 | 3日 |
サウディア航空 | 5日間 |
シンガポール | 48時間 |
南西 | 24時間 |
タイ語* | 4日 |
トルコ航空 | 3日 |
ユナイテッド | 3日 |
ヴァージンアトランティック航空 | 48時間 |
ヴァージンオーストラリア | 24時間 |
ブエリングクラブ | 7日 |
航空会社のマイルは同じ価値では無く航空会社によって大きく違います。
マイルの価値の低い航空会社、燃料サーチャージの必要なプログラム、お得な路線と効率的ではない路線など利用の仕方と航空会社によって大きく変わります。
もし、マリオットのポイントを航空会社のポイントに移行することを考えるなら、お得な航空会社を選択する必要があります。
ここではそういった何社かの航空会社を紹介します。
Contents
JALのマイルは通常燃料サーチャージが必要な点を考えもお得なマイレージプログラムです。
さらに、JALマイルの価値を高める方法はたくさんあります。
その一つがエミレーツのファーストクラスへの交換になります。
エミレーツ航空のスカイワーズに関しては特典航空券の予約が難しく、また過去と比較して必要マイル数が増加しています。
JALは現在、エミレーツ航空の特典航空券を予約する場合に最適なプログラムで、エミレーツ航空便の場合は提携航空会社の距離ベースの特典チャートを利用しています。
最大6つの区間と2つの途中降機が可能で。必要マイル数はすべてのフライトの合計距離に基づきます。
一例としてエミレーツ航空のファーストクラスを利用した場合に、香港(HKG)からワシントン-ダレス(IAD)またはニューヨーク-JFKのいずれかへのフライトを経由してドバイ(DXB)までの旅程。このフライトは10,000マイル以内になりますので、予約するためにはJALのマイルは145,000 マイルになります。
これは、マリオットからのポイント移行でボーナス分も考えた場合に、360,000マリオットポイントを転送することをになります。
決して簡単にためることができないポイント数ですが、ホテルでの滞在やキャンペーン、そして提携している
香港から米国に飛ぶことが重要であり、その逆ではありません。
JALのマイレージバンクを利用したエミレーツ航空の特典航空券予約に対するディメリットは、燃油サーチャージの存在ですが、香港から出発する場合、燃油サーチャージは安く抑えることができます。
また、エミレーツ航空のファーストクラスを考えると、それほど負担には感じないと思います。
JALマイルのもう1つの利用方法は、実際にJALが運航するフライトです。
日本からアメリカへのフライトは非常に少ないマイル数で可能になります。
片道の特典航空券は以下のマイル数ほ必要です。
マリオットからのポイント移行で考えると、わずか60,000マリオットポイント(JALのマイレージバンクプログラムに移行)で、日本からアメリカへの片道フライトを予約できます。
JALのアメリカまでのファーストクラス利用が70,000マイルで利用できることを考えると、成田空港や、これから新しくなる羽田空港のファーストクラスラウンジの利用や豪華な座席と食事などを考えると、非常にお得な内容になります。
最もお得なエミレーツ航空の特典航空券は、ほとんど地球を一周するような旅程なので、おいそれと利用することは難しいかもしれませんが、アメリカまでの旅行なら比較的簡単に利用することができます。
また片道単位なので行きはプレミアムエコノミークラスで、飛行時間の長い帰りにファーストクラスを楽しむこともできます。
この利用方法ならマリオットのポイントを最大化できると思います。
アラスカ航空は日本に就航している航空会社ではないので、なじみが無いかもしれません。
しかし、アメリカ国内では常に上位の人気のあるマイレージプログラムになります。
アラスカ航空マイレージプランのマイルは、常に最も価値のある航空会社のマイルとして定評があります。
アラスカ航空は3大アライアンスには所属していませんが、魅力的な提携航空会社が数多くあり、その提携航空会社を利用することで日本の会員でも利用しやすくなっています。
日本ではJALと提携していますので、JAL便を利用することができる他、アジアとアメリカ間の特典航空券はとてもお得な内容です。
アラスカ賞チャートには多くのお得な路線がありますが、アメリカ〜アジアへのプレミアムキャビンを利用した特典航空券は特に魅力的です。
キャセイパシフィック航空を利用した香港(HKG)〜アメリカ間でファーストクラスでわずか70,000マイル、ビジネスクラスで50,000マイルで特典航空券の予約ができます。
また、香港経由で日本や東南アジアに向かう場合、もしくは逆の旅程に関して香港で無料の途中降機をすることもできます。
アラスカ航空のマイルをJALの特典航空券予約に使用することも良い選択肢になると思います。
ただし、JALの米国路線網はキャセイパシフィック航空と比較すると限定されており、南西アジアへの特典はキャセイパシフィック航空で予約した場合よりも高くなります。
東京成田(NRT)または東京羽田(HND)での無料の途中降機は引き続き許可されており、これらの特典はアラスカのウェブサイトで直接予約できます。
また、アメリカ国内の旅行にアラスカのマイルを使用することもお得です。
そういった使い方をする方は少ないかもしれませんが、アラスカ航空のマイルを利用してハワイまでの片道フライトは、エコノミーで15,000マイルからになります。
アメリカ国内では距離ベースの特典チャートを利用できます。
ただし、アラスカ航空の特典航空券のルールとして旅行先に関係なく、異なるパートナー航空会社が運航するフライトに対して個別の予約とまいるが必要になります。
1つのチケットで2つ以上のパートナーを組み合わせることはできませんが、アラスカの国際便を国際線を利用する提携航空会社に追加することはでき ます。
アラスカ航空の特典航空券に必要なマイル数の確認は
から確認できます。
JALのアメリカまでのファーストクラス利用が70,000マイルで利用できることを考えると、アラスカ航空の特典航空券も同じような設定に見えるかもしれません。
しかし、アラスカ航空はブリティッシュ・エアウェイズ、海南、アイスランドエアーを除き燃油サーチャージが必要ありませんのでお得になります。
アラスカ航空のマイルを利用してファーストクラスを利用すると成田空港や、これから新しくなる羽田空港のファーストクラスラウンジの利用の他に香港空港でキャセイパシフィック航空のファーストクラスラウンジを利用することができます。
アメリカまでの旅行なら比較的簡単に利用することができます。
また片道単位なので行きはプレミアムエコノミークラスで、飛行時間の長い帰りにファーストクラスを楽しむこともできます。
この利用方法ならマリオットのポイントを最大化できると思います。
マリオットのポイント移行先としては、利用する方によって上に記載した2社よりも良い航空会社もあります。
旅行の出来ない現状であれば、電子マネーなどの特典が使えるJALやANAにマイルを移行してポイントを消費する方法もあります。