デルタ航空は、2023年1月31日まで上級会員をさらに1年延長すると発表しました。
デルタ航空では現在のすべての上級会員は、2023年1月31日まで期間が延長されています。
対象の上級会員は、2019年、2020年、2021年に上級会員を取得した会員になり、この期間延長は自動的に行われ、会員はその為の手続きを行う必要はありません。
また、2021年に獲得したすべての上級会員になるためのマイル(MQM)は、自動的に2022にロールオーバーされ、2023年の上級会員になるための資格にカウントされます。
今回の発表では
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デルタ航空は、2022年12月31日まで、アワードチケットにメダリオンクオリファイングマイル(MQM)、メダリオンクオリファイングセグメント(MQS)、メダリオンクオリファイングドル(MQD)を引き続き付与すると発表しました。
ステータスアクセラレータのプロモーションも同時に延長されます。
このプロモーションでは、サービスのクラスに応じて、獲得したMQM、MQS、およびMQDに50%または75%のボーナスが付与されます。
Deltaは、昨年のMQMロールオーバーも復活させます。これは、2021年に獲得したすべてのMQMが2022年にロールオーバーし、会員に上級会員資格の大きな優位を与えることを意味します。
デルタ航空は、国際線では設定されていないアメリカ国内向けのベーシックエコノミーチケットを変更できるようにすることも発表しました。
デルタ航空では、FlyDeltaモバイルアプリを介してこれらの変更を行う機能を使う事ができます。
この変更は、アメリカの国内線をベーシックエコノミーで利用する方の為なので、日本からの旅行者はほとんど使う事はないと思いますが、新型コロナウィルスの感染拡大によりCOVID制限が変更された場合にチケットを変更またはキャンセルできるため、ベーシックエコノミーを予約している人にとって非常に良いニュースになります。
デルタ航空は、パンデミックの初期に上級会員期間を延長した最初の航空会社であり、他の米国の航空会社はすぐにその後に従いました。
他の米国の航空会社が何らかの形でデルタの先導に従う可能性は十分にあります。
ユナイテッドは先週、グローバルサービスのメンバー階層を2023年1月まで1年延長しました。
現在、デルタ航空はすべての上級会員のために同じことを行っています。
しかも、2021年に上級会員の資格を得る人は、上級会員期間が延長された同じレベルの上級会員よりも優先され、当然のことながら特典も若干違います。
日本の航空会社であるJALやANAも、当然この動きには注目していると思います。
実際に旅行が出来ない状況が続いており、来年の初めまで上級会員期間が延長されていたとしても、今年に上級会員になれる会員はごくわずかになります。
アメリカの航空会社が、すべて対応を発表した後になると思いますが、JALやANAでも何らかの発表はあると思います。