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新型コロナウィルスに対してワクチン接種が進むアメリカやヨーロッパですが、日本からの入国に関しては条件や必要書類があります。
その中でも重要なのはワクチン接種を終えていることの証明書類になります。
ヨーロッパやアメリカではデジタル化が進んでいるワクチンパスポートですが、日本でも7月後半から申請できるようになりました。
ワクチンパスポートは不思議なことに日本に入国する際にはまったく効果はありませんが、アメリカなどに入国の際も、旅行中も必要になる重要な書類になります。
今回はアメリカの入国条件とワクチンパスポートの申請方法について記載します。
例えばアメリカ当局からの指示により、国籍にかかわらず、すべての入国者は、宣誓書、および出国前3日以内に取得した検査に関する陰性証明書の所持と提示が必要となります。
以下の1および2を満たさない場合、日本から搭乗することもできませんので、ご注意ください。
搭乗前に、航空会社に宣誓書(Attestation)を提出する必要があります。(2〜17歳の場合は、保護者の方が代理で提出する必要がございます。)
以下、宣誓書(Attestation)(英語ページ)よりダウンロードして記入し、チェックイン時に、空港係員へ提出する必要があります。
内容は項目を読んでサインするだけです。
2歳以上に義務つけられている、出発3日以内に取得した新型コロナウィルス検査陰性証明書、または新型コロナウイルスから回復したことを示す文書(90日以内にCOVIDに感染した際の陽性結果を示す証明書および、認可された医療提供者または公衆衛生当局が発行した、渡航許可が下りたことを示す書類)の提示が必要となります。
アメリカ政府や州/地方自治体からの要求があった場合も、提示する必要があります。
また、上記証明書は、搭乗手続き時の時にも提示する必要があります。
詳しくはアメリカ政府ホームページ(英語ページ)をご覧ください。
米国到着後、3~5日以内に検査を受診し陰性であれば7日間の自主隔離、到着後に検査を受けない場合は10日間の自主隔離が要請されております。
詳しくは、CDCホームぺージ(英語ページ)をご確認ください。
一部の州(空港)により、検疫措置が異なる場合があります。
アメリカ到着後、3~5日以内に検査を受けていただく事が推奨されていますが、自主隔離は免除されています。
ワクチン接種完了(英語ページ)とは、2回接種型ワクチンの2回目(単回接種型の場合は1回目)の接種後2週間経過した方を対象とします。
このようにワクチン接種を終えている場合と未接種の場合での対応はまったく違います。
国内利用に関しては、まだはっきりしたことは何もわかっていませんが2回のワクチン接種を終えた方はワクチンパスポートの申請をした方が良いと思います。
ワクチンパスポートは2回のワクチン接種を終えたら、直ぐに住民票がある市区町村で申請の受け付けが可能になります。
他はわかりませんが、区役所では特設のコーナーを設置して申請していました。
申請用紙に記入して、申請に必要なものもありますので、事前に申請受付に行って用紙などをもらっておくと手続きもスムーズにできます。
自治体では、ワクチンパスポートに関する申請書をサイト上に公開しています。
ワクチンパスポートの申請書もそこからダウンロードができます。(ファイル形式はPDFまたはExcel形式)
区役所等に取りに行くか、それともサイトからダウンロードするかして、申請書を用意することになります。
申請書をダウンロードして、必要な添付書類を同封して郵送でも受付ができます。
不安な方は区役所等に行って確認してもらう方法もあります。
郵送先については市町村のワクチンパスポートページに記載していると思います。
証明書は申請から1週間程度で郵送発行するという自治体が大部分です。
郵送なので7日から10日程度と考えた方が良いと思います。
各自治体によって、緊急の場合は窓口で申請すれば、その日のうちに発行することを検討している自治体もあるそうです。
ただし、アメリカなどの入国条件ではワクチン接種後10日程度が経過した方が検疫免除になりますので、ワクチン接種を終えて、普通にワクチンパスポート申請を行ってから、自宅に届くまでちょうどそれくらいの時間がありますので、特に問題はないかと思います。