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ロサンゼルスのバスやメトロを利用して良くあること

基本的にロサンゼルスの公共機関の治安に関して夜遅くならない限りは安全です。

夜に関しても誰も乗っていない地下鉄に乗るのは危険ですが、そのような状態になる事も観光で行く場合は無いと思います。

観光客の多くが利用する路線やバスに関しては、それほどいるわけではありませんがローカルになるほど変わった人が多くなります。

大きな音で音楽を流したり、大声で電話をしているのはどこでも見かける光景です。

歌を歌う人もコンスタントに出会います。

メジャーな歌を歌うことが多く、同乗している人も心の中で一緒に歌っていることでしょう。

みんなの心がひとつになる瞬間です。

 

上半身裸率が高くなるのも地域に密着した路線の特徴です。

ほとんどがおじさんから上の年齢になります。

日本でも公園でジョギングをしている人の中に見かけることもありますが、それよりも普通なのか、もしくは基本的に他の人に関心が無いのか、あまり乗客も気にしないようです。

そういう人には関心が無いようですが、日本人が普段乗らない路線や地域のバスに乗ると注目の的になります。

日本人が珍しいのか、新しく乗車して気がついた多くの人がガン見します。

「なんでここに乗ってるの?」、「何人?中国人?日本人?」などと考えていることが予想されます。

しかし、皆さん眉間にしわを寄せて見るのでにらまれている様な状態。

それがバス停で新しく乗車するたびにずっと続きます。

ダウンタウンからハリウッド、そしてビバリーヒルズを通ってサンタモニカに行くような路線では経験することは無いと思いますが、ロサンゼルス空港からダウンタウンに向かう路線バスなどでは丘の上を超えて進む途中の地域は、ほとんどアフリカ系アメリカ人の住んでいるのが多いやめか乗車すると同じような状態になります。

バスでは出会ったことはありませんがメトロでは寄付をお願いする人も多くいます。

いくらかの小銭を寄付している人もいますが、寄付している人はそれほど多くではありません。

メトロの中では物を販売している人も多いです。

車両を移動しながらイヤホンやモバイルバッテリーなどを販売して歩いて行きます。

飲み物を販売する人もいます。

先頭から歩いて後方の終わりまで行ったあとは、次についた駅で降りて次のメトロに乗るようです。

この前はスタンガンを販売している人がいました。

「これを持っていると安全だよ」的なことを言ってスタンガンのスイッチを入れます。

バリバリとスタンガンから大きな音をさせながら歩いて行きますが、そばを通りながらそれをやるので「おまえが危ないわ」と心の中でツッコミを入れることになります。

もちろん誰も買う人はいません。

セールス的には大失敗の方法です。

もちろん公共の交通機関なので常識やマナーはありますが、日本と比較するとすごく自由に過ごしています。

なれると居心地も悪くないので、ロサンゼルスに行ったときには試してみることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

tanahashi