デルタ航空とヴァージン アトランティック航空の関係を考えると、スカイチームとヴァージン アトランティック航空は先日、航空会社が 2023 年初頭にアライアンスに参加することを発表しましたが、遅いくらいになります。
ヴァージン アトランティック航空は、ヴァージン グループが 51% を所有し、残りはデルタ航空が所有しています。
ヴァージン アトランティック航空は、日本路線から撤退していますので、直接はあまり関係な内容になり、もしヴァージン アトランティック航空を利用する可能性があるとしたら香港を経由してヨーロッパまで行くか、ヨーロッパからアメリカに行くときになります。
スカイチームは 3 つの航空アライアンスの中で最も弱く、ワンワールドとスター アライアンスの方が優れているのは、世界的に考えてもその通りです。
さらに、日本では国内線が利用できないため地方からはJALやANAなど他のアライアンスに参加している航空会社を利用する必要があります。
そうなると特典航空券を利用できるのは首都圏や関西など限られた地域の方になり、利便性が著しく劣ってしまいします。
アライアンスの一部としてロンドン ヒースローに拠点を置く航空会社があることは、ヴァージン アトランティック フライング クラブとスカイチームのフリークエント フライヤーのメンバーにとって確かに有益です。
デルタ航空の会員にとっては、今までも提携航空会社としてマイルの積算や特典航空券の利用が出来ていたので、それほど変化はないと思います。
ヴァージン アトランティック航空は、キャセイパシフィック航空やシンガポール航空のような特殊な地理的要因があるわけではないのに短距離の路線を持たず、主にポイント ツー ポイントの長距離ルートに依存しているユニークな航空会社です。
デルタ航空が航空会社にかなりの出資をすると、ヴァージン アトランティック航空は米国内のより多くの目的地へのフライトを開始し、他の目的地を日本を含めて削減してきました。
より多くの航空会社でマイルを獲得・使用できることは、フリークエントフライヤー会員にとってお得です。
しかし、今回のヴァージン アトランティック航空は日本に住んでいる限りほとんど関係が無いと思います。