世界でも最も厳しい入国条件を設定していた国にひとつである台湾が先月2022 年10月13日から入国に関する方法を緩和しています。
訪問者は、2022年10月13日から無料で台湾の検疫を廃止し、簡単に入国できるようになりました。
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それ以前の台湾の入国に必要な、3 + 4 (3 日間の検疫に続いて 4 日間の「自己開始の流行防止」) から、検疫なしの 0 + 7 に移行し、その後 4 つの RAT (迅速抗原検査) による 7 日間の自己観察を行います。
実際に台湾に入国した方の話を聞くと、入国に関する特別なアプリやソフト 、Webでの申告はなく、入国する際に自分で検査が出来る迅速抗原検査キットを複数渡されます。
その際にも「この検査キットをきちんと使ってくださいね」程度の案内で、実際の使用は個人に委ねられます。
検査キットは鼻の粘液を採取して検査液を作り、色の変化により陰性か陽性かがわかる日本でもおなじみのものになります。
入国時に熱などの症状がなければ、その日から公共機関をはじめレストランや観光などの行動も自由に行うことが可能です。
日本に関してのビザ免除措置は9月29日から再開し、90日以内の滞在に対して、ビザなしでの訪台が可能になっています。
台湾に入国した際に乗客には空港で 4 つの RAT が与えられ、0、2、4、6 日目に検査をする必要があります。
その際に検査結果が陽性で、その結果を報告した場合、検疫が必要になります。
台湾に限らず、アメリカなどからも日本に帰国時にはワクチンを3回接種している方はファストトラックを使ってスムーズに入国することが出来ます。
今月からMySOSが廃止になり、新しい方法になりましたが基本的には変わらないと思います。
実際の入港に関しては今月の後半に海外に行くので、帰国後に報告できると思います。
ワクチン3回が未接種の方や、事前に入国に関する手続きを行っていない方は、降機後相当な距離を歩かされて、各種聞き取りと手続きのため混み具合にもよると思いますが1時間ほどの時間をかけて入国することになります。
その為に誘導する人だけでも相当な人数を配置し、手続きをする人を含めると以前の帰国時にPCR検査が必要だったときと表で働くスタッフの人数は変わっていないのではないかと思うくらいです。
日本人は事前に手続きを行う方が多く、ファストトラックを利用しているようですが、海外からの訪問者は手続きしていない方が多く、多くの人が空港の奥に案内されていました。
たしか、今の日本は世界で最も多い新規感染者数を出している国とニュースで言っていましたが、いつまでこんなことを続けていくのか？
時間と労力とお金の無駄以外ないと思います。
世界で最も新型コロナウィルスに対して入港条件などが厳しい国のひとつと言われた台湾が、良い意味で予想を裏切る変化をしました。
中国もゼロコロナ政策を行っていますが、入港の検疫期間が若干短縮されるようです。（10から8日に）
面倒な入国手続きを行っているのは日本だけと言われないことを願っています。