ANAはピーチに続く第3の航空会社ブランドを発表しました。
名称はエアージャパン(AirJapan)となり、2024年2月就航予定の国際線新ブランドになります。
2020年に中距離国際線を運航する航空会社を2022年度からスタートすると発表していましたが新型コロナウィルスの需要低迷で時期が今になりました。
「AirJapan」は、LCCではなく各種サービスをカスタマイズして提供することで、価格を抑えながらもフルサービスキャリアとLCCの中間に位置する航空会社としてのコンセプトを考えているようでJALのZIPAIRと同じような形態になると思います。
ZIPAIRは座席も狭くなく機内でのWi-Fiも無料で提供していますが、座席指定や預け荷物、そして機内食やなどのサービスはすべて有料になり、必要な人は必要なサービスをセレクトして別料金を支払う形式です。
また東南アジアやハワイだけではなくロサンゼルス、成田=サンノゼ線などアメリカ本土までの路線を運行しています。
今回の発表では、採用するシートや制服が発表されました。
シートに関してはシートピッチは32インチ(約81センチ)とZIPAIRよりも1インチ広くなっている。
その他にZIPAIRとの違いはフルフラットシート採用した座席もZIPAIRでは利用できるが、AirJapanでは全席エコノミークラスになります。
その分シートピッチは若干の余裕ができます。
ZIPAIRも当初は低価格を歌っていましたが、ロサンゼルス線などはフルサービスキャリアと変わらない価格になっています。
確かに検索するとフルサービスキャリアと比較すると往復で2万円くらい違うように見えますが、座席指定や荷物を預けるとほとんど変わらないようになります。
今のところエアージャパン(AirJapan)は東南アジアをメインに考えているようですが、アメリカ本土までの路線も運行して、全体的な航空運賃を引き下げる事を期待しています。