2023年から回復している海外旅行ですが、それまでマイルやポイントを利用する機会がなく保有している人も多いと思います。
2024年にポイントとマイルの交換を考えているのであれば、いくつかの航空会社が国際線でファーストクラス体験を提供しています。
ポイントとマイルを使用して、これらの豪華なファーストクラスのサービスを予約することはマイルの価値を最大限にできます。
この記事では、ポイントとマイルを使用して素晴らしいファーストクラスの航空券を確保するための資料を提供します。
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ファーストクラスと言えば、最初に思い浮かべる航空会社がエミレーツ航空になります。
エミレーツ航空は最も早い時期から豪華なファーストクラスを提供している航空会社になりそれは今も継続されています。
改装された 777-300ERでは、そのファーストクラスが機内で十分なスペースを効果的に提供していることがわかります。
巨大なフラットシート、大型エンターテイメントスクリーン、軽食を備えた専用ミニバーがあり、
さらにおいしい機内食と優れたサービスをお楽しみいただけます。
ちょっと古くはなりますが A380 も十分に豪華で、同じ最高級の機内サービスを提供します。
同社は、ファーストクラスの予約を自社のロイヤルティ プログラムであるエミレーツ スカイワーズに制限し始めています。
ファーストクラスの料金は路線と予約タイプによって異なります。
ただし、一例として、東京の羽田空港からドバイ国際空港 (DXB) までを、片道旅程して予約した場合、片道 120,000 マイル (税金などは65、000円前後) という少ないマイルで提供しています。
エミレーツ航空はまた、ほとんどの航空券に高額の燃油特別付加運賃を課しているのでその分の負担はありますがファーストクラスの価格を考えると許容できる金額になります。
日本でエミレーツ航空のマイルをためる為にはフライトの他に
アメリカン・エキスプレス・メンバーシップ・リワード、もしくは同じくマリオットのアメリカンエキスプレスカードを申し込むことです。
その他にエミレーツ航空の特典航空券を予約する方法としてJALのマイルを利用する方法もあります。
ANAファーストクラスは、ポイントやマイルで予約しやすいファーストクラス商品の一つです。
現在、ANAが提供している国際線のファーストクラスで使用している座席は3種類あり、そののかでも最も新しい座席がB777-300ER の「THE Suite」になります。
THE Suite(画像はANAのホームページより)
通路に面した部分をシートのドアを利用して個室型のシェルによりプライベートな空間を提供し、ゆとりある特別な空間になります。
ANAでは今のところシカゴのオヘア国際空港(ORD)、ロサンゼルス国際空港(LAX)、ニューヨークのJFK空港行きの便を含む、米国のほとんどの路線でファーストクラスを運航しています。
機内では、素晴らしい商品、おもてなしのサービス、素晴らしいお食事やお飲み物のオプションをご用意しています。
ANA の新製品「ザ スイート」を運航するフライトに注目してください。まさに目を見張るものがあります。
ANAのファーストクラス特典航空券を利用するためにはANAのマイルを利用する事が一般的になります。
例えば東京〜ニューヨークまでのファーストクラス特典航空券の必要マイル数
往復で150、000マイル+燃料サーチャージなどで90,880円
ANAの場合は片道の特典航空券の予約はできませんが、片道換算では75、000マイル+45、000円前後になります。
ANAのマイルはフライトでためるほかにANA提携のクレジットカードや、日本で利用できるサービスを利用することで貯めることが可能になります。
海外の航空会社と比較するとやはり環境が整っています。
その他の方法として
このフライトを予約する方法として、ヴァージン アトランティック フライング クラブ ポイントを使用することもできます。
東京からのファーストクラス特典は、西海岸へは片道72,500 ポイント、東海岸には 85,000 ポイントからになります。
以下の表ですべてのフライトの往復料金を確認できます。片道航空券は半分のマイル数で予約できます。
ただし予約するには、ANAのホームページで特典航空券の空席を見つけ、ヴァージン アトランティック航空に電話してフライトを予約します。
日本には営業所がないので、国際電話になります。
メールでも受け付けているかもしれません。
ポイントは、アメリカン・エキスプレス・メンバーシップ・リワードやマリオット・ボンヴォイからヴァージン・アトランティック航空に移行できます。
アメリカンエキスプレスカードのポイント移行先にはANAもありますので、日本に在住の方がヴァージン・アトランティック航空を利用する事はないと思います。
今最も新しいファーストクラスを導入したJAL
新しいキャビンは2023年に導入予定でしたが、今回やっと東京〜ニューヨーク間で利用できるようになりました。
日本からロサンゼルス線などに使用されているファーストクラスは豪華ですがちょっと古さを感じる部分があり、今後は最新式のファーストクラスに徐々に変わっていくと思います。
JALもアメリカのいくつかの都市への便を運航しており、ロサンゼルスをはじめシカゴやニューヨークなどの主要都市へのファーストクラス便を提供しています。
予約することが出来ると、成田空港や羽田空港のJALファーストクラスカウンターでチェックインして優先レートを利用して出国手続きをすると直ぐ目の前にJALファーストクラスラウンジがあります。
JALファーストクラスラウンジ
ゆったりとした幅広のソファーシートになっています。
今までのファーストクラスの1.5倍程度の幅があります。
新しいファーストクラスはサイズが選べる新ベッド仕様になっています。
シングルベッドとサイド座席を同時に利用したり、ダブルベッド級の広さで利用したりとお好みでお選びいただけます。
ヘッドレスト内蔵のスピーカー。
業界最大級43インチ4Kの個人モニター。
個室外側のコミュニケーションパネルや、操作用タブレット。スマートなデジタルツールでストレスフリーな過ごし方を。
置くだけのワイヤレス充電でスマートにデバイスを充電。
JALのファーストクラスを予約するにはJALのマイルを使うのが一般的になります。
ANAの場合と同じく東京〜ニューヨークまでの便
ニューヨークまで往復で170、000マイルになり、燃料サーチャージを含めた諸経費も102、000円前後になります。
ANAと比較するとマイル数も諸経費も多くなっています。
ただし、JALの場合はANAと違い片道のみの予約も可能になっています。
JALマイルの獲得はフライト以外でJALカードを中心にセゾンカードやマリオット提携のアメリカンエキスプレスカードなどを利用する方法があります。
JAL ファーストクラスを予約するもう一つの方法の 1 つは、アメリカン航空の AAdvantageを利用することです。
日本からアメリカまでの片道航空券の料金は 80,000 マイルに加え、若干の税金や手数料がかかります。
香港を拠点とするキャセイパシフィック航空はすべてのキャビンで一貫して素晴らしいサービスを提供していますが、ファーストクラスは本当にそう思います。
香港国際空港 (HKG) のファーストクラス ラウンジは5つあるスタイリッシュなカバナでは、リフレッシュに快適なシャワー室、バスタブとデイベッドなど落ち着いたプライベート空間を過ごせます。
機内サービスには、素晴らしい食事、シャンパン、キャビア、さらには独自に醸造したビールもあります。
キャセイパシフィック航空のファーストクラスは、JFK および LAX から香港までを含む、 777が運航する一部の路線で利用できます。
距離は短いですが東京〜香港の毎日運航している便の内1便が同型のファーストクラスを用意しています。
キャセイパシフィックのファーストクラスは、洗練されたダイニングメニューからラグジュアリーな寝具やアメニティ、心のこもったきめ細やかなサービスまでを提供できるようデザインされています。
座席は、今はやりの個室タイプではありませんが最長クラスのフルフラットのベッドになり、上質な寝具はオーガニックブランドであるバンフォードの製品で揃えられています。
キャセイパシフィック航空のアジア・マイルで特典航空券を予約します。
キャセイパシフィック航空は特典チャートに基づいて特典航空券のマイル数を設定し続けることを選択しています。つまり、特典航空券のマイル数が変動する事なく(少ないマイル数で予約できるタイプとより多くのマイル数を使って予約のしやすい2タイプはあります)、特典枠に空きがある限り、キャセイパシフィック航空と提携航空会社の特典は予測可能なレートで引き換えることができます。
とはいえ、マイルの交換は少しわかりにくいかもしれません。ロイヤルティ プログラムには、さまざまなタイプの特典をカバーする 3 つの異なる特典チャートがあります。
簡単な概要は次のとおりです。
アジア・マイルは、ほとんどのワンワールド航空会社の燃油サーチャージが必要になります。
キャセイパシフィック航空は2023年に特典航空券の予約に必要なマイル数を引き上げました。
その結果、香港〜ニューヨークまでのファーストクラス特典航空券に必要なマイル数は往復で300、000マイル前後になり、その他に日本と比較すると安いとはいえ燃料サーチャージや税金が別途かかります。
金額にして片道4万円前後になります。
単純に考えて日本の航空会社と比較すると2倍近くのマイル数になり、一見比較にならないように感じます。
しかし、キャセイパシフィック航空は
年会費がプラチナカードとして安いキャセイパシフィック MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを利用する事でその差は少なくなります。
キャセイパシフィック MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードのご利用でマイルがたまります。
国際線ファーストクラスはかつてほど一般的ではありませんが、いくつかの航空会社が今でも提供しています。
ファーストクラスの航空券を予約すると100万から200万円程度の費用が必要になってきます。
今回のようにポイントやマイルを使えばお得な特典を獲得できます。
これにより、思い出に残る(そしてより快適な)海外旅行が実現します。
今回はエミレーツ航空や日本の航空会社であるANAやJAL、そしてキャセイパシフィック航空を紹介しました。