ロサンゼルス国際空港 (LAX) はターミナル毎に建物が分かれていて全部で9つのターミナルになります。
アメリカ系の航空会社以外はニュージーランド航空など一部の航空会社を除いて海外の発着便は基本的にトム ブラッドレー国際線ターミナルを使うので日本のJALやANAが利用しているのも国際線ターミナルになります。
トム ブラッドレー国際線ターミナルにはそれぞれビジネスクラスラウンジとファーストクラスラウンジを利用できます。
JALの場合はワンワールドのビジネスクラスラウンジはトム・ブラッドレー国際線ターミナル5階になり、スターアライアンスのラウンジはワンワールドの入り口前を向かって左手エスカレーターがありますので、そのエスカレーターでトム・ブラッドレー国際線ターミナル6階になります。
JALやANAを利用した際にビジネスクラスに搭乗するか上級会員であれば一番下の上級会員でない限り利用できます。
その他ではワンワールド サファイヤ以上の上級会員やスターアライアンスのゴールド会員も利用できます。
その他のラウンジとしては前に紹介したファーストクラス、ワンワールドエメラルド会員が対象の「Qantas First Lounge」やスターアライアンスのファーストクラスラウンジがあります。
Contents
ワンワールドラウンジの場所はターミナルの5階。
一番わかりやすいのはセキュリティーを通って進むとターミナルの4階に出ることになります。
ターミナルに入って向かって右側奥にエスカレーターがありますので、そこを5階に行くと左手に入り口があります。
ラウンジの入口にはブリティッシュエアウェイズ、キャセイパシフィック航空、カンタス航空などのロゴがありJALあ表示されていませんが入り口でチケットを見せると入ることができます。
ラウンジもスペースは広く、混み合う午前中のフライトで利用しても十分余裕があります。
ワンワールドビジネスクラスラウンジにはダイニングスペース、バーカウンター、ソファーや一人がけのイスやリクライニングできるイスなど多様な過ごし方ができます。
比較的人の少ないバーカウンタースペースになり、奥にもスペースがあります。
リクライニングの一人がけの椅子があり、外光を取り入れている唯一の部分。
ワンワールドのラウンジはホットフードや、サラダ、ライス、スープ、フルーツ、デザートなど一揃えが揃っています。
量も十分にあり、サラダとフルーツは豊富になりますので、それがメインの方もこちらがいいと思います。種類も多いと思います。
朝から昼にかけてしか利用したことがないので、わかりませんが夜にはどちらのラウンジもメニューが増えると思います。(そのためにスペースもあります)
ビジネスコーナーに関してプリンターなどもありますので、ちょっとした仕事も可能になります。
フードに関しては個人の印象により違うと思いますがスターアライアンスのラウンジの方がいいと思います。
スターアライアンスはフォーなどのヌードルやカップ麺があります。
全体的にどれもお湯やスープの温度が低く、スープ自体の味はそれほど悪くありませんが、そのせいで個人的にはおいしく感じません。
その他のフードは種類は少なく、ダイニングエリアの中央カウンターにあります。
前はもっと種類があったと思いますが現状ではワンワールドの方が料理の種類は多いと思います。
スターアライアンスのラウンジは内装もきれいで、スペースも大きく、過ごしやすいランジになります。
しかし、11時頃から13時頃まで利用者が多く、混み合うことが多いようです。
スターアライアンスのラウンジの良いところは外に出られるテラスがあり、開放的です。
夜も雰囲気は良いと思いますが、昼間でも搭乗前に日の光に当たるのは気分転換になります。
ロサンゼルスも夏には33℃以上になることも多いのですが湿気が少ないので、テラスでもパラソルなどで日陰席が多いので快適です。
ワンワールドのビジネスクラスラウンジはテラスもなく、外光が殆どないので、全体的に暗いイメージでしたが、スターアライアンスのビジネスクラスラウンジはこのテラスエリアの他にターミナルに面したテラス席もあり、開放的です。
ワンワールドビジネスクラスラウンジもスターアライアンスビジネスクラスラウンジも非常にスペースが大きく、昼頃は混み合いますがその他の時間はゆっくり過ごすことが出来ます。
フードの関しては他のアメリカ系のラウンジよりは充実しているので、アメリカン航空やユナイテッド航空を利用するときでもターミナルを移動してこちらのラウンジを使った方が良いかもしれません。