今年もドイツの空港で職員のストライキが頻発しています。
空港だけではなく、他の交通機関もストライキを行っていましたので、旅行の時に遭遇すると大変です。
通常のストライキであれば事前に予定がわかり、その日を避けて旅程を組むなどの対応も予約前であれば可能ですが、事前に予約をしている為、変更できない、またはキャンセル料が発生する場合があるので、そういった場合には大変です。
また、予定通りのストライキでも合意に至らず翌日もストライキが継続することもあり、気をつけていてもストライキに巻き込まれることがあります。
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以前にフランクフルト空港で空港警備員ではなくルフトハンザ航空のストライキに遭遇して、翌日の便に振り替えたことがあります。
その頃は日本からヨーロッパに行く際にドイツ経由でのフライトを利用する事が多く、フランクフルトやミュンヘンの空港を利用していました。
その時の旅程は日本からフランクフルトを経由してヴェネツィアに行き、そこからレンタカーでフィレンツェまで行く予定で、まずJALを利用してフランクフルトまで行きました。
フランクフルトに到着したその日にルフトハンザ航空のストライキがある予定というのは事前にわかってたので、フランクフルト空港直結のシェラトン フランクフルトエアポートに一泊して翌日にヴェネツィアに行く予定を組んで問題はないと思っていました。
フランクフルトに到着してホテルにチェックインして、パソコンでニュースを見てみるとルフトハンザ航空のストライキが当日だけではなく翌日にも行われるという事を目にして翌日も多くの欠航便が出るとのことでルフトハンザ航空の運行状況を調べるとヴェネツア行きが全て欠航になっていました。
もちろん、事前のインフォメーションや告知はありません。
時間はフランクフルト空港に到着したのが16時過ぎで、チェックイン後に翌日のストライキ決行がわかったのは17時過ぎでした。
急いで翌日運行する予定の便をフィレンツェに行くためにフィレンツェだけではなくボローニャ、ピサ、ミラノ、ローマの運行状況をチェックし、フィレンツェの便に空きがありそうなので空港に行って代替えの手配をするためにルフトハンザ航空カウンターに行きました。
こういったときに空港直結のシェラトン フランクフルト エアポートに滞在していたのは幸運でした。
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これが空港から近いとは言え、フランクフルト市内に滞在していたら対応が遅れて手配が出来なかったと思います。
カウンターにいくと振り替えのためか夕方の18時にもかかわらず結構な人数が並んでいて、振りかえ作業になるので一人一人に予約の振り替えを行うのは非常に時間がかかり遅々として進まない状況でしたので上級会員としてファーストクラスのカウンターも利用できたのでそちらに行きました。
予約の振り替えのために待っている人数は少なかったのですが、こちらも時間がかかり待つこと1時間ほどで順番がきました。
ヴェネツィア行きの便は全て欠航になって、事前に調べたフィレンツェの便が運航するのはわかっていたのでその便を指定して変更しました。
振り替えのための費用はかかることはなく、再手配はスムーズに出来ました。
振り替えた便の出発時間は朝の9時頃になり、フィレンツェに到着するのは11時頃になりました。
行き先が変わったのでレンタカーの変更などをホテルからネットを通して行いました。
レンタカーに関してはキャンセルや変更になっても費用は発生しません。
しかし、ホテルは予約した内容によってはキャンセル料が発生します。
ホテルに関しては、その時は翌日ヴェネツィアまで飛行機で行った後に、そのままフィレンツェにレンタカーで向かいフィレンツェのホテルで滞在する予定でしたので、こちらは変更なく費用はもちろん発生しません。
その時のストライキによる旅程の変更は、変更に伴う費用は発生することはなく、変更自体もそれほど大変ではありませんでした。
しかし、最悪の場合は翌日のイタリア行きの全便が欠航した時にはフランクフルトでもう1日滞在を延ばすか、もしくはフランクフルト空港でレンタカーを借りて10時間かけてスイスを経由してフィレンツェまで行くか。
もしくはホテルが変更になった場合でも、事前に予約をしている場合に変更不可やキャンセルポリシーによる無料でキャンセルできる日にちを過ぎていた場合、新しくホテルを手配して元のホテルはキャンセルすることになります。
もちろん、延泊分もレンタカー代も、キャンセル料も自己負担になります。
前から思っていましたが労働者として当然の権利である航空会社や空港のストライキは納得できない面があります。
個人手配なので行き先の変更や諸々の手続きをすることは可能ですが、団体などや変更のできない旅程はどうするのか?
ルフトハンザ航空やドイツの空港のストライキはたびたび行われています。
今年になって行われている空港職員のストライキも、このように発生するならルフトハンザ航空のサービスや設備などはとても良いとは思いますが、ストライキが予定通り終わらず延長になることも考えられるのなら安心して予約ができないので、事前にストライキがわかっている場合は予定通りストライキが終わらない可能性があることや、ストライキ開けは混み合うことも考えて、中東経由や北欧経由の便を使用する航空会社を利用することを進めます。
とりあえず、その時のストライキによる予約変更は7時過ぎに終わりましたのでシェラトンに戻り、ラウンジで食事を済ませて、フィットネスで運動し、バスタブ付きの部屋でしたのでゆっくりお風呂に入って寝ました。
翌日は順調で予定通り出発してフィレンツェに到着。
今回のストライキのおかげでヴェネツィアからフィレンツェにレンタカーで走ることなく目的地に行くことができました。
ヴェネツィアまでの便を予約したのはフィレンツェに到着する旅程では航空券代が高く、ヴェネツィア経由の方がレンタカーやガソリン代、高速代を考えてもかなり安かったので差額なくフィレンツェまでいけたのは個人的にはお得になりました。