ホテル業界は、新型コロナウィルスの影響により大きな打撃を受けています。
ホテルの閉鎖や営業をしていても稼働率が考えられないほど低くなっており、今なお状況は悪化しています。
ホテルプログラムではポイントの有効期限の延長や特典の延長、そして上級会員の期間延長や達成基準の緩和を発表してきました。
その結果、ヒルトンオナーズとワールドオブハイアット、IHGリワードクラブなどが上級会員に対する対応を行ってきました。
そして、本日、マリオットがそれらに加わり、上級会員に対する対応を発表するようです。
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マリオットボンボイは、2019年の実績に基づいて獲得したすべての上級会員が、2020年の実績に関係なく、2022年2月まで期間が延長されることを発表しました。
その期間は無料の朝食や部屋のアップグレードなどの特典を利用することができます。
2020年に新型コロナウィルスの影響が終息するのかは不確実であるため、マリオットをメインで利用する方にとっては良いニュースになります。
この変更は、海外の会員アカウントには反映しているようですが日本の会員アカウントにはまだ反映していないと思います。
この発表に関連して2つの項目に関して。
すでに、マリオットでは2020年8月31日までポイントの有効期限が停止されることを発表しました。
本日、その期間は2021年2月まで延長されます。
マリオットが今回までの新型コロナウィルスの影響による対策を発表しています。
以下のように、さまざまな特典の拡張と柔軟な予約変更およびキャンセルポリシーを発表していました。
フリーナイト証明書:
2020年に期限が切れるように設定されたマリオットの提携ブランドカード(SPGアメリカンエキスプレスカード)の特典である無料宿泊に関しては、2021年1月31日まで延長されます。(日本の会員にはまだ反映していないと思います。)
スイートナイトアワード:
昨年の実績に基づくチョイスベネフィットとしてスイートナイトアワードを選択した上級会員は、2021年12月31日までにそれらを使用できます。
予約の変更/キャンセル:
2020年6月30日までの既存の予約(返金不可の料金の予約を含む)は、到着の最大24時間前までキャンセルまたは変更できます。
ただし、 3月13日から6月30日の間の新規予約。到着の少なくとも24時間前に変更またはキャンセルすることもできます。
変更はレートの違いの影響を受ける可能性があります。
新型コロナウィルスの影響で旅行業界は甚大な被害がでています。
多くのホテルや航空会社が2020年の上級会員ピログラムを調整しており、マリオットボンボイが今回対応を発表したのはホテルチェーンの中では最後になります。
現在マリオットの上級会員になっている場合、2020年に標準の資格基準を下回っても、2022年2月までステータスは継続できます。
アメリカンの航空会社で上級会員に関する発表を行っていないのはアメリカン航空だけになります。
ホテルチェーンではマリオットだけが対応を遅らせてきました。
こういった有事の対応に関しても信頼できるのか?、継続して利用する価値はあるのか?といった基準になると思います。
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いつも楽しく拝見させていただいてます。今マリオットのデスクに電話してみました。先日チタンからゴールドに下がった場合はそのままだそうです。今後また変わるとしても、二転三転するホテルは使いたくないですね。
コメントありがとうございます。
そうですね。
わざわざ、会員レベルの更新が遅くなったにもかかわらず、変更した後の今回の対応になります。
その間、変更が遅れていることも告知がなく、2月には中華圏の上級会員に関する期間延長が発表されましたが、それ以上にひどくなっている地域には期間延長などは行っていませんでした。
そういう部分を考えても対応に一貫性がないと思います。
昨年の半ばからマリオットの利用は行っていませんが、こういった部分に利用をためらわせる理由があると思います。
また、何かありましたらコメントをお待ちしています。