新型コロナウィルスの影響で旅行に限らず経済活動が極端に制限されています。
航空会社やホテルを始め旅行業界は新型コロナウィルスが沈静化したときに最も忠実な顧客を維持する方法を模索しています。
日本ではJALが、そしてアメリカの3大航空会社を始め各国の航空会社が上級会員の期間を延長したり、上級会員基準を引き下げています。
ホテルではIHGリワードクラブ、ワールドオブハイアット、マリオット、ヒルトンオナーズなどのホテルチェーンも上級会員期間の延長を発表しました。
その中で世界的なレンタカー会社の対応に関しても記載していきます。
2020年4月15日、National and Enterprise Rent-a-Carは、2022年までエリートステータスを延長した最初の2つの主要なレンタル会社になりました。
現在、エイビスは2022年初頭までエリートステータスを拡張すると発表しました。
ハーツレンタカーも同様の対応をするとメールで告知しています。
レンタカープログラムの最新の上級会員に関する対応は次の通りです。
今のところSixtレンタカーに関しての対応は発表されていません。
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ハーツレンタカーでは現在の会員ステータスを2021年末まで1年
日本の会員の中にはレンタカーの実績で上級会員になるよりも、クレジットカードや航空会社やホテルの上級会員特典の一環で、上級会員になっている方が多いと思います。
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Avisは現在、Preferred Plus以上の上級会員は、2022年1月15日までステータスが延長されます。
プログラムには、エイビスプリファードプラス、エイビスプレジデントクラブ、エイビスチェアマンズクラブの3つのレベルのエリートステータスがあります。
National Car RentalおよびEnterprise Rent-A-Carブランドは、両方のエメラルドクラブで上級会員期間の延長を発表しました。
つまり、2021年2月28日に有効期限が切れる上級会員は、2022年2月28日まで有効期間が延長になります。
エンタープライズはすでに、3月、4月、5月に期限が切れるEnterprise Plusポイントを延長すると発表しました。
たとえば、エメラルドクラブのエグゼクティブステータスになるまでに12のレンタルが必要で、メンバーが2020年に17のレンタルで終了する場合、エンタープライズは5つのレンタルを翌年に持ち越します。
エンタープライズプラスプログラムのシルバー、ゴールド、プラチナ:3つの上級会員レベルに分かれています。
各エリートティアでは、毎年無料の車のアップグレードのような特典を利用できます。
ナショナルレンタカーには、独自のロイヤルティプログラムである Emerald Clubがあります。
他のプログラムと同様に、入会は無料で、カウンターでの手続きは必要なくなります。
また、エメラルドクラブエグゼクティブとエメラルドクラブエグゼクティブエリートの2つのエリートレベルがあります。
海外でレンタカーを利用する方は必ずしも多くはありません。
せいぜいグアムかハワイなどで利用する方がほとんどです。
しかし、海外レンターをよく利用する方にとっては海外レンタカーの上級会員は非常にお得な特典が数多くあります。
この状況なのでおそらく現時点でレンタカーを予約することを考えている方は少ないと思います。
ただし、航空会社やホテルのエリートステータス拡張と同様に、2021年以降も上級会員を維持できることは利用者からすると安心できます。