イタリアは、世界的に有名な古代から続く芸術と建築物、自然のままのビーチ、特徴的な小都市や村や町、そして世界でも最高の料理とワインを楽しむことができます。
イタリアを含めて海外旅行に行くには難しい状況ですが、そんなときだからこそイタリア旅行について考えてみたいと思います。
パッケージツアーならイタリアでも行く場所はほぼ決まっています。
しかし、個人で行くならどこでも自由に行くことができます。
そのような場合に休暇期間を決めるのは簡単ですが、旅行先を選択するのははるかに難しい場合があります。
以前に北イタリアについて記載していますので今回は南イタリアについて記載していきます。
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イタリア南部の場合
南イタリアを定義する場合ローマとナポリの中間くらいから南を南イタリアと考えたと思います。
ナポリまではローマから車で2時間ちょっとで行ける距離ですが、雰囲気や建物、食べ物までまったく変わってしまいます。
南イタリアには、正解的に有名なアマルフィ海岸やプーリアのような特徴的な街があります。
イタリア国内の移動にはミラノなどの北部の都市からナポリなどの南部の都市まで、いつでも高速列車を利用できます。
また、高速道路もありますのでローマやナポリを起点として簡単にアクセスすることができます。
歴史的にイタリア北部は国境を接する国々からの影響が大きいですが、イタリア南部はオーストリアやスイスではなく、スペインやギリシャなどの国々の影響を受けています。
またイスラムの影響も受けていますので町並みの佇まいなどは北イタリアとは違う国のようです。
地中海特有の気候や食べ物などを満喫したいのなら、南イタリアはお勧めの旅行先です。
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南イタリアでの旅行で良いところ
- 北イタリアと比較すると低価格で滞在できます。
- いろいろな時代に立てられた違う文明の建物を見ることができる。
- 物事が必ずしも計画通りに進まないこともありますが、それも楽しみの一部です。
- 英語が通じなくなるのでイタリア語の勉強になります。
- 南イタリアではより伝統的であり、旅行者でも南イタリアの文化を吸収することができます。
- 通常、ほぼ一年中暖かく晴れた天気で気候が良い。
南イタリアでの旅行で悪いところ
- 物事が常に計画どおりに進まない場合があり、イライラする可能性があります。
- 物事はゆっくりとしたペースで動くか、動かないことがあります。
- 常に公共交通機関を利用できるとは限らないので、車の運転は必要かも
- とても暑い時期があります。
南イタリアに向いている人
- 暖かい場所が好きな人
- トラブルをものともしない人。
- ゆっくりとした旅行を好む人。
- 地元の雰囲気を味わいたい人。
- イタリア旅行を低予算でしたい人。
- すでにローマ、フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィアなどに行っていて、イタリアをさらに探検しようとしている人なら誰でも
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イタリア南部に行くのに最適な時期
夏は非常に暑く、ビーチはイタリア人でにぎわうでしょうが、一年中南イタリアを訪れることができます。お勧めな季節(4月から6月、9月から10月)は、とても気持ちの良い気温と理想的な天気ですが人の数は少なくなります。
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人気のある旅行先
- プーリア:イタリア南部のブーツのかかとにあたるプーリアは料理とワインの中心地でり、ビーチで過ごすリラックスした休暇をお探しの方に最適な、500マイル以上の海岸線があります。
- アルベロベッロとオストゥーニ:どちらもプーリアにありアルベロベッロは、円錐形の屋根のあるトゥルッリの家で有名で、オストゥーニは海辺の白い建物が密集している村になります。
- ナポリ:ピザで有名なナポリはとても気候の気持ちが良い年です。南イタリアでは最も大きい都市になり観光の本拠地としてホテルや交通機関も充実しています。ナポリからアマルフィや古代ローマの遺跡ポンペイなどにも簡単にいくことができます。
- マテーラ:峡谷に彫られた壮大な洞窟住居である、古くからのサッシがある非常に特別な町。
- アマルフィ:この海岸線はイタリアで最も美しい海岸線の1つで、海の上にそびえる崖の上にカラフルな建物が建っています。昔は船でしか行けない場所でしたが今は道路を使って行くことができます。しかし、できれば船でアクセスすると中世の海洋都市としてのアマルフィを体感できると思います。
- アスプロモンテ:この国立公園は、アペニン山脈にあるイタリアのブーツのつま先にあります。ここでは、山や崖をハイキングしたり、川や滝を探索したりできます。
- ガルガーノ:フォッジャにあるこの国立公園には、2,000を超える植物種、多くの洞窟、手付かずのビーチ、松に覆われたハイキングトレイル、トレミティ諸島があります。
- 南イタリアの島々:シチリア島、カプリ島、イスキア島などの島々はイタリア南部にありますが、イタリアの各島々には独自の文化的側面と独特な雰囲気があります。
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結論
イタリア南部はイタリア北部と比較するとアクセスの面で車が必要となる場所が多いと思います。
また、マリオットやIHGリワード、ヒルトンオナーズなどのチェーンホテルがない場所も多く、予約はエクスペディアやHotels.comなどを経由して予約する場合が多いと思います。
特に国立公園の近くやポンペイなどの観光地周辺には、特にその傾向が多いように思います。
ファッションや買い物、湖や山(スイスを含む)などに関しては北イタリアの方が合っていると思います。
南イタリアは地中海らしい陽気な気候と開放的な雰囲気、そして空気感には独特のものがあります。