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先日、EUとして新型コロナウィルスの感染状況を考慮して、入国規制を行う国を選定しました。
その際に日本は特に規制を設けない国の中に入っていました。
そのリストが発表されたのは5日ほど前になります。
今回、ドイツが発表した入国に規制を設ける国の中に日本も入りましたので、ドイツに関しては入国規制が日本人にも課せられます。
また、今後はEU全体にも影響すると思います。
EUが安全国リストを更新EUは新型コロナウィルスの感染状況などにより、旅行者の受け入れを国毎に設定して、感染の危険が高い国からの旅行者ビジネスでの受け入れを定期的に見直しています。今回、欧州委員会は加盟国がブロック+シェンゲン協定への必須ではない旅行(観光など)を許可すべき国の最新リストを正式に発表しました。今回のリストからはアメリカを含む6か国がセーフリストから削除され、ワクチン接種を受けていない人のEUへの必須ではない旅行が停止されました。欧州理事会のプレスリリースはこちらからアクセスできます。... EUが安全国リストを更新 日本は引き続き旅行が可能です。 - マイレージランナー~マイルとホテルとクレジットカード |
ドイツの9月3日の発表では以下のようになっています(抜粋)
日本における新型コロナウイルス感染状況を踏まえ,9月3日,ドイツ政府は日本を「ハイリスク地域(Hochrisikogebiet)」に指定しました。
これに伴い,ドイツ政府の指定する入国制限解除対象国から日本は除外され,2021年9月5日午前0時より,日本からの渡航者(特に観光目的の短期渡航者)は再び入国が制限されます(例外規定は下記の本文を参照)。
「ハイリスク地域(Hochrisikogebiet)」からのドイツ入国にあたっては,登録義務(デジタル入国登録(DEA)),証明書提示義務,隔離義務が生じます。
このうち,隔離義務については,「ハイリスク地域(Hochrisikogebiet)」からのドイツ入国にあたって,原則として10日間の隔離義務が生じますが,入国・帰国の翌日から起算して5日目以降に受検したコロナ検査の結果が陰性の場合には,隔離を終了することが可能です
(12歳未満の子供は,入国した翌日から起算して5日目に自動的に隔離終了)。
また,ワクチン接種証明書又は快復証明書のいずれかを,デジタル入国登録(DEA)を通じて提出した場合には,即時の隔離終了が可能(すなわち隔離なし)となります。
【本文】
1 入国制限
2021年9月3日,ドイツ政府は日本における新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえ,日本を「ハイリスク地域(Hochrisikogebiet)」に指定しました。
これに伴い,2021年9月5日午前0時(ドイツ時間)より,日本からの渡航者(特に観光目的の短期渡航者)は,再び入国が制限されます(2021年6月5日以前の取り扱いに戻る)。
ただし,ドイツを含めシェンゲン域内の長期滞在許可を所持している場合は入国制限の対象外であり,引き続き出入国が可能である他,短期商用(ビジネス)等の目的での渡航については,一定の条件を満たす場合には例外的に入国が可能です。
入国制限の詳細につきましては,ホームページをご確認ください。
なお,パウル・エーリッヒ研究所のウェブサイトに掲げられたワクチンの接種証明書を有している方は,最後にワクチンを接種してから少なくとも14日間が経過していれば,観光や商用等の短期滞在目的であってもドイツに入国することが可能です
(ドイツ語,英語,フランス語,イタリア語又はスペイン語で記載された接種証明書等を提示)。
2 検疫措置
「ハイリスク地域(Hochrisikogebiet)」に指定された日本からの入国にあたっては,登録義務(デジタル入国登録(DEA)),証明書提示義務,隔離義務が生じます。
(1)登録義務(デジタル入国登録(DEA))
ドイツ入国前10日以内に「ハイリスク地域(Hochrisikogebiet)」(日本を含む)に滞在歴のある方は,搭乗手続き前にデジタル入国登録(DEA)を行う必要があります(登録後,PDF形式で確認書が送付される)。
○デジタル入国登録フォーム(Digitale Einreiseanmeldung/Digital Registration on Entry)
(2)証明書提示義務
現在,リスク地域か否かを問わず,全ての国・地域からの12歳以上のドイツ入国者は,陰性証明書,ワクチン接種証明書,快復証明書のいずれかを提示する義務があります(ドイツ入国を伴わない空港トランジットエリア内での乗り継ぎは除く)。
なお,「ハイリスク地域(Hochrisikogebiet)」からのドイツ入国にあたっての陰性証明書については,ドイツ入国前48時間以内に実施した抗原検査,又はドイツ入国前72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書が有効です。
(3)隔離義務
「ハイリスク地域(Hochrisikogebiet)」からのドイツ入国にあたっては,原則として10日間の隔離義務が生じます。
ただし,入国・帰国の翌日から起算して5日目以降に受検したコロナ検査の結果が陰性の場合には,隔離を終了することが可能です(12歳未満の子供は,入国した翌日から起算して5日目に自動的に隔離終了)。
また,ワクチン接種証明書又は快復証明書のいずれかを,デジタル入国登録(DEA)を通じて提出した場合には,即時の隔離終了が可能(すなわち隔離なし)となります。
検疫措置の詳細につきましては,以下のホームページをご覧ください。
ヨーロッパ全体では日本をハイリスク国にする動きがあるのかは不透明です。
ドイツ入国に関しても、空路での入国に関しては検疫や規制があります。
陸路での入国に関しては、同じEU内からの入国に関しては特に規制は今のところないようです。
なのでフランスやオーストリアなどからハイウエイや一般道を通っての入国は問題なくできるようです。
たぶん、スイスからの入国は規制が入る可能性は大きいと思います。