Contents
EUが安全国リストを更新
EUは新型コロナウィルスの感染状況などにより、旅行者の受け入れを国毎に設定して、感染の危険が高い国からの旅行者ビジネスでの受け入れを定期的に見直しています。
今回、欧州委員会は加盟国がブロック+シェンゲン協定への必須ではない旅行(観光など)を許可すべき国の最新リストを正式に発表しました。
今回のリストからはアメリカを含む6か国がセーフリストから削除され、ワクチン接種を受けていない人のEUへの必須ではない旅行が停止されました。
欧州理事会のプレスリリースはこちらからアクセスできます。
プレリリースの一部を抜粋しています。
EUへの必須ではない旅行に対する一時的な制限の段階的解除に関する勧告の下でのレビューに続いて、理事会は、旅行制限を解除すべき国、特別行政区、その他の団体および地域当局のリストを更新しました。特に、イスラエル、コソボ[1]、レバノン、モンテネグロ、北マケドニア共和国、およびアメリカ合衆国はリストから削除されました。
附属書Iに記載されていない国または団体からEUへの必須ではない旅行は、一時的な旅行制限の対象となります。これは、加盟国が完全に予防接種を受けた旅行者のためにEUへの必須ではない旅行の一時的な制限を解除する可能性を損なうものではありません。
EU加盟国は、EMAまたはWHOが承認した新型コロナウィルスワクチンを接種した人には、この必須ではない旅行者禁止を適用しないことを国毎に選択することができるようです。
欧州連合とシェンゲン協定加盟国はそれぞれ、欧州委員会が推奨する国境制限の更新を採用するかどうか、および6か国すべてに適用することを選択するかどうかを決定できます。
また、夏の間ずっと行われてきたように、EU /シェンゲン協定への入国国に応じて、予防接種(予防接種が許可されているかどうか)とテストに関する異なる入国要件がEU加盟国内でも存在する可能性があります。
安全リストから削除された国:
- イスラエル
- コソボ[1]
- レバノン
- モンテネグロ
- 北マケドニア共和国
- アメリカ合衆国
安全な国の更新されたリスト:
- アルバニア
- アルメニア
- オーストラリア
- アゼルバイジャン
- ボスニア・ヘルツェゴビナ
- ブルネイダルサラーム
- カナダ
- 日本
- ヨルダン
- ニュージーランド
- カタール
- モルドバ共和国
- サウジアラビア
- セルビア
- シンガポール
- 韓国
- ウクライナ
- 中国、
- 中国、香港、マカオの特別行政区では、渡航禁止令も徐々に解除されていくと思います。
まとめ
全開のリスト更新時には旅行が許可されるリストに記載されている国の基準としては、EUの平均と同様に、10万人あたり14日間の新型コロナウィルス感染数がほぼ同じか、それより少ない事が基準となっていましたので、今回もそれと同じような基準で判断されたと思います。
今後、しEU全域を対象としたすべての国が旅行者を受け入れるのかは、今のところ不明です。
なぜなら加盟国の中には現状国内旅行も許可していない国があります。
今回のリストの中に日本も含まれていますが、今後の新型コロナウィルス感染者が増加した場合にはリストから外れる可能性もありますので、旅行や出張の際には航空会社やホテル、旅行代理店のキャンセルポリシーをよく確認する必要があります。
コメントを残す