アラスカ航空がハワイアン航空を買収？

アラスカ航空とハワイアン航空は日曜日、両社のブランドを（少なくとも現時点では）維持し、1つのロイヤリティサービスを提供する形で統合する計画があると発表しました。

ハワイアン航空からも会員宛にメールが届いていますので合併になると思います。

今まで、ハワイアン航空はJALなどと提携はしていましたがアライアンスに参加することなく、独自性を保っていました。

アラスカ航空は数年前にワンワールドに参加しているので、アラスカ航空主導での買収のようなのでハワイアン航空もワンワールドに参加することになると思います。

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ハワイアン航空の路線図

この買収が実施されると、今までアラスカ航空に関係していなかった日本の利用者にとっても人気の観光地であるハワイ路線を数多く運航しているハワイアン航空が対象になるので影響は大きいともいます。

ただし、アメリカ司法省の反トラスト部門がこの合併案に対してどのようなアプローチを取るのか、今のところ見守る必要があります。

司法省はジェットブルーによるスピリット航空の買収阻止を求めて訴訟を起こし、アメリカン航空とジェットブルー間のノースイーストアライアンスを終了させました。

アメリカのメジャー航空会社4社のうちの2つが統合されるので、今まで以上に終了するまで難航すると思います。

同じ事業体の下に 2 つの航空ブランドが存在することは他にもあるので理解できますが、運営が複雑になります。

最初はそれぞれ別に運営して時期を見て統合することになると思います。

また、アラスカ航空は短距離目的地のみに運航していますが、ハワイアン航空はシドニーや東京などのアジアの目的地にも長距離線を運航しています。

その為、統合に関して営業上のメリットは大きいと思います。