毎月ロサンゼルスに行っていると、ロサンゼルス空港のセキュリティーレーンの基準が変わっているのがわかります。
その基準は以前毎月違っていて、荷物のチェックをするときに係の人が大声で告知していました。
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テロを警戒して厳格な保安検査が行われていました。
以下に、ロサンゼルス空港の保安検査手順を説明しますが、実際の手順はその時によって異なる場合がありました。
特にコロナ前はテロへの警戒からセキュリティーレベルが上がったのか、非常に厳しい内容でした。
以前に最も厳しいときにはカバンの中にあるスマートフォンなどもチェックされていました。
このようにチェックが厳しくなると、当然再検査の荷物が多くなり、そのチェックが終わらないとチェックが必要ない人の荷物まで止まってしまします。
そして再検査までの待つ時間と再検査のチェックを一人一人係員が行いますが、大量の荷物に対して一人か二人で対応するので時間がかかり、さらに再検査のため元のレーンに戻すとさらに時間が必要になっていました。
そうなるとチェックインからゲートに行くまでの時間が必要以上にかかるので早い時間の空港着が必要になりますが、セキュリティーのレベルは事前にわからず、ANAやJALを利用した場合には出発の3時間前まではチェックインもできないので、あわただしい搭乗になります。
セキュリティーレベルが最高の状態を想定して、タブレットやコンピューターはもちろん、スマートフォンやkindleなどの電子書籍端末やルーターなど、すべてカバンから出した状態で行う方がいいと再検査を受けることなく、結果的に早く通過することが出来ました。
昨年の3月頃から頻繁にロサンゼルスに行っている中で、以前と比較して感じるのは保安検査が緩和されて検査に必要な時間が非常に短くなっています。
ロサンゼルス空港の場合、航空会社のチェックインカウンターで手続きをしたした後に1階上がって保安検査を受けます。
その際に以前の検査が厳しいときには上がって早々に列に並ぶことになり、出国検査と保管検査を受けるまで非常に時間を要していました。
それが今では列に並ぶことなく、出国検査の各列に並び、数人を待つくらいで順番が回ってきます。
保安検査も、その時で若干の違いはありますがパソコンなど大型のデバイスを出した状態で、その他のスマートフォンなどは鞄に入れた状態で通過することが出来ます。
ペットボトルに液体が入っていたりするとチェックの対象になります。
空のペットボトルや水筒はチェックの対象にはならなりませんので、そのまま鞄の中に入れていても大丈夫です。
基本的な保安検査は上に掲載した①から③までの手順はそのままですが、厳密ではなくなっています。
例えばボディスキャンは行っていますが、混み具合と利用者によっては昔からある金属検出器を利用することも多く、金属製のアイテム(鍵、携帯電話、コイン、ベルトなど)を身につけた人以外は次々に通過していきます。
こちらも異常が検出された場合、個別のボディ検査が行われることがありますがチェックされる人は殆どいません。
再検査を受ける人も少なく、並んでから出国検査と保安検査を含めて15分くらいで終了し、ゲートに向かう事が出来ます。
ANAやJALをはじめ日本行きのフライトがある時間帯は混み合う時間帯なので、その時間でも混雑せずに保安検査エリアまで行くことが可能になっています。
また、テロなどがあると昔のように戻ると思います。
しかし、今のところはテロが発生する前の状態に近づいていると思います。
新型コロナウィルスの為の事前の手続きや必要条件もなくなり、テロを警戒した対応も少なくなり、徐々にスムーズに旅行が出来るようになっています。