9月14日に、マリオットの7,000軒以上のホテルは、ピークおよびオフピーク価格の導入により、アワードルームの価格を変更します。
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このシーズン制の導入によってホテルでポイントを利用して無料宿泊を予約する際に、オフピーク、スタンダード、またはピークの3つのレートにわかれます。
来週にシーズン制が開始されると、カテゴリ1のオフピーク滞在で賞金チャートが1泊あたり5,000ポイントから始まり、カテゴリ8の償還のピークで1泊あたり最大100,000ポイントまでになります。
このシーズン制導入でピークまたはオフピークの日付に関しては特定のアルゴリズムによって毎月調整するされるようです。
実際に導入されないとわかりませんが、マリオット全体のピークやオフピークの日数は均等に考えられているようですが、ホテル個別で比率は設定されていないようです。
するとホテルによってはピーク時の無料宿泊の日が多くなることも考えられます。
マリオットのクレジットカードの特典の一つでる無料宿泊特典でも、その影響を感じることもあります。
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード で更新時にもらえる50,000ポイントまでに無料宿泊に関してもホテルのポイント数50,000ポイントを超えるピーク日にカテゴリー6ホテルで使用ことはできなくなります。
2019年前半まで、マリオットの無料宿泊チャートは単一のために1泊あたり60,000ポイントまででした。
カテゴリ8の導入で1泊あたり最大のポイント数は85,000ポイントを超えており、まもなくポイント数は100,000ポイントになります。
そう考えると、できるだけ滞在の予定のある方はシーズン制が導入されるまでに予約を行う方がいいと思います。
今回、もし予約を速めた方がいいマリオットのホテル(またはホテルの種類)があります。
フロリダにあるウォルトディズニーワールドの敷地内にあるウォルトディズニーワールドスワンリゾートとドルフィンリゾーツは、現在1泊あたり50,000マリオットポイントの予約が可能ですが、ピーク時に有料で宿泊しようとすると非常に高額になる可能性があります(400ドルから500ドル)。
ウォルトディズニーワールドではスターウォーズのテーマエリアも増設されて人気が高まっています。
ウォルトディズニーワールドスワンリゾートとドルフィンリゾーツはテーマパーク内の移動も楽で、広大なウォルトディズニーワールドに宿泊する場合にはアニマルキングダムと並んで人気のホテルになります。
セントレジスニューヨークは、ホテルの宿泊費が世界で最も高い都市の一つニューヨークでもさらに高い価格の高級ホテルです。
エコノミーホテルでも高価な宿泊費が必要なニューヨークのマンハッタンでは、多くの場合、高い宿泊料金、必お湯であり1泊あたり85,000ポイントを使用して予約できる最後のチャンスになります。
ニューヨークのホテルに関しては全体的にピークのポイント数が必要な日が多く設定される危険性があり、ニューヨークに滞在予定の方はシーズン制の導入前に予約する方が安全です。
モルディブには、セントレジスモルディブ、Wモルディブ、ウェスティンモルディブ、シェラトンモルディブ、まだオープンしていませんがJWマリオットの5つ目のマリオットホテルが間もなく登場します。
現在のポイントによる無料宿泊は、1泊あたり50,000〜85,000ポイントの範囲ですが、モルディブのピーク旅行シーズン(モンスーンシーズン前の冬と早春)は、ピークであることが多く、100,000ポイントが必要になります。
日本でもマリオットのホテルカテゴリでカテゴリ8になるホテルは何軒かあります。
ホテル名 | カテゴリー | オフピーク | スタンダード | ピーク |
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル | 8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
ザプリンスギャラリー東京紀尾井町 | 8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
ザ・リッツカールトン東京 | 8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
ザ・リッツカールトン京都 | 8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
これらのホテルはポイントによる無料宿泊で1泊30,000ポイントの差があります。
日本の休日に準拠してピーク時が設定されると思いますので、シーズン制の導入後には確実にポイント数は増加していきます。
その他にも影響を受けるのはカテゴリ6とカテゴリ7のホテルになります。
ホテル名 | カテゴリー | オフピーク | スタンダード | ピーク |
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル | 6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
シェラトン都ホテル東京 | 6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
シャラトン沖縄サンマリーナリゾート | 6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
ウェスティンホテル東京 | 6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
ウエスティン・ルスツリゾート | 7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
セントレジス大阪 | 7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
日本のホテルでは今年のカテゴリ変更で
ルネッサンス・オキナワ・リゾートがカテゴリー6からカテゴリー7へ。
セント レジス ホテル 大阪がカテゴリー8からカテゴリー7へ。
ウェスティンホテル大阪がカテゴリー5からカテゴリー6へ。
またカテゴリの変更により、より多くのポイント数が必要になっています。
ハワイのホテルカテゴリー変更
日本からの旅行者が多いロサンゼルス。
ロサンゼルスのマリオット参加のホテルの数は、周辺の都市まで含めると非常に多く200軒近くのホテルはあります。
ホテルカテゴリも最高級のホテルカテゴリ8からホテルカテゴリ3までがあり、ダウンタウンやビバリーヒルズ、サンタモニカなどのホテルが影響を多く受けることになります。
どの地域も日本からの旅行者に人気の地区なので、ポイントで宿泊しようと考える場合に影響を受けることになります。
ただし、ディズニーランドを利用する際に宿泊するアナハイムにはホテルカテゴリが低いホテルが多く、それほどの影響はないと思います。
シーズン制の導入で年間に同じポイント数で滞在できることは終わりになります。
現在、マリオットの無料宿泊予約カレンダーは2020年8月中旬まで予約することができます。
9月14日までに予約できるので、滞在予定の方は地域やホテルカテゴリにかかわらず予約することを考えた方がいいと思います。
いろいろな意味で使いづらくなっているマリオットリワード。
実際にこれからの動向を見てみないとわかりませんが、ピーク時のポイント数が多くなり、仕事や自由に休みを設定できる少数の会員にとってはオフピークを利用できるので影響はないか、お得な状況になります。
しかし、それ以外の圧倒的に多い会員は当然、休日や連休に宿泊したいと考えますので、実際にはポイントの価値の低下(無料宿泊時のポイント数の増加)になります。