世界で最も訪問された都市や人気の旅行先のリストがあった場合に常はローマ含まれています。
その理由は遺跡、教会、芸術に満ちたローマは、様々な時代を体験できます。
2、800年以上に及ぶ歴史を持つローマは、ヨーロッパで最も古い都市の1つで、市内中心部は ユネスコ世界遺産に登録されています。
石畳の道をたどって、街角のジェラートを楽しんだり、カフェで休んだり、おいしい食事をしたり、ヨーロッパスタイルのホテルに宿泊したりローマでの旅行を計画するためのガイドになります。
ローマへの行き方
ローマへのほとんどのフライトはローマ – フィウミチーノ国際空港(FCO)に到着します。 フィウミチーノ国際空港(FCO) はヨーロッパで8番目に利用者数が多く、そしてイタリアの航空会社アリタリア航空のハブ空港になります。
ローマにはもう一つの空港、チャンピーノ空港(CIA)があります。
ヨーロッパ間のフライトおよびRyanairなどの航空会社が主に利用します。
ただし、日本からのフライトに関しては利用することはありません。
イタリアに行く場合に何通りかの行き方があります。
それぞれ、メリットとディメリットがあります。
イタリアまで行く場合に大きく分けて4通りの行き方があります。
- アリタリア航空
- 日本航空(JAL)や全日空(ANA)の日系の航空会社(ヨーロッパ経由)
- 中東経由
- 東南アジア経由
それぞれの行き方を見てみます。
アリタリア航空での直行便
アリタリア航空は、ローマへの直行便の数々に加えて、日本からはミラノなどに直行便を運航しています。
アリタリア航空 はスカイチームのメンバーですので、フライトでデルタ航空のSkyMilesを獲得したり使うことができます。
アリタリア航空 のMilleMigliaマイレージプログラムの会員の方は、アメリカンエキスプレスカードのメンバーシップリワードのポイントをMilleMigliaアカウントに転送することができます。
メリット
直行便なので日本からローマまで12時間くらいで行けます。
デメリット
航空運賃が高い。
機内の設備やサービス、空港でのサービスが古い
アリタリア航空のメリットは直行便があるという事。価格は他の航空会社と比較しても高く、ビジネスクラスなどの設備は他の航空会社が次々と新しくなっている中、全く変わっていません。
ローマ – フィウミチーノ国際空港(FCO) のラウンジは昨年に改装され新しくなりました。
日本航空(JAL)や全日空(ANA)を利用してローマまで行く場合
日本からイタリアへ行く場合に最も利用する方が多いと思います。
日本の航空会社名なので安心感もあり、サービスは世界でも定評のある航空会社になります。
日本航空(JAL)
日本航空(JAL)を利用した場合は、フランクフルトやロンドン、そしてヘルシンキを経由しての乗継便になります。
最短はヘルシンキでの乗継便になり乗継を含めて所要時間は15時間前後。
フランクフルトやロンドン を経由した場合は18時間前後になります。
どちらの場合でも東京出発は昼頃になり、ローマ到着はヘルシンキ経由が19:00頃、ロンドン経由は22:00頃になります。
メリット
所要時間が全日空(ANA)と比較すると短い。
機内の設備やサービス、空港でのサービスが新しく、質もいい
デメリット
航空運賃が高い。
比較的安い運賃はフィンエアなどのコードシェア便になっている。
全日空(ANA)
全日空(ANA) で予約する時には自社のネットワークの他にアリタリア航空と提携していますので直行便もコードシェア便で運航しています。
全日空(ANA) を利用した場合は、フランクフルトやミュンヘン、そして デュッセルドルフを経由しての乗継便になります。
最短は デュッセルドルフ での乗継便になり乗継を含めて所要時間は16時間前後。
フランクフルトや ミュンヘン を経由した場合は17時間前後になります。
どちらの場合でも東京出発は昼頃になり、ローマ到着は デュッセルドルフ 経由が19:00頃、 ミュンヘン 経由は21:00頃になります。
メリット
アリタリア航空のコードシェア便直行便はアリタリア航空に予約するより安い
機内の設備やサービス、空港でのサービスが新しく、質もいい
デメリット
航空運賃が高い。
比較的安い運賃はルフトハンザ航空などのコードシェア便になっている。
その他の ヨーロッパ経由便も基本的には日系の航空会社と同じような運賃と所要時間になります。
中東経由 を利用してローマまで行く場合
今、最も安くイタリア(ヨーロッパ)に行くには中東の航空会社を利用することになります。
しかも、設備や空港、サービスなどは世界でもトップクラスになり、運賃が安いこともあって、人気が上がっている路線になります。
カタール航空
一例としてカタール航空で考えたいと思います。
カタール航空はドーハで乗り換えます。
東京からドーハまで約12時間、ドーハからローマまで約6時間。乗り換えの時間も含めると最短でも22時間、場合によっては25時間くらいになることもあります。
これまでの航空会社と比較すると所要時間は6時間から10時間ほど長くなります。
一見すると中東経由にするメリットはないように思います。
しかし、運賃はシーズンにもよりますがこれまで記載していた航空会社と比較すると半額近くになります。
すべての航空会社で同じ日の予約で検索していますが、カタール航空の場合には東京からローマまで73,910円になり、他の航空会社が13万円から15万円になることと比較すると半額近く運賃は違います。
しかも、カタール航空の場合には夜出発して昼過ぎにローマに到着しますので、観光や移動することが可能になります。
メリット
他の航空会社と比較して航空運賃が圧倒的安い
機内の設備やサービス、空港でのサービスが新しく、質もいい (世界でもトップクラス)
デメリット
所要時間が多い。
東南アジア経由を利用してローマまで行く場合
昔は香港や東南アジアのタイやを経由する航空運賃が安いため、利用する方も多かったようです。
しかし、今では所要時間は中東経由と変わらず、運賃は日系の航空会社と大差なくなっていますので利用するメリットは余りありません。
まとめ
ローマまで行く場合、旅程に余裕がある場合や予算が限られている場合には中東経由の旅程をお勧めします。
今回はローマまでの行き方でしたが、他の都市に行く場合でも参考になると思います。
また、イタリアの地方都市に行く場合はアリタリア航空の直行便のメリットはなくなり、経由便になりますので益々中東経由が有利になります。
JALやANAのマイルをためている場合は、それも選択する場合の 重要な 項目になります。
航空会社と選択する場合は、運賃、所要時間、到着の時間や出発の時間などを含めて総合的に判断する必要があります。
旅行の計画をする際に、最も悩む部分になると思います。