ロサンゼルス国際空港の新しいタクシーと乗車用の送迎車の乗車場所「LAX-it」は先週から利用できるようになっています。
ロサンゼルス空港の混雑は非常に深刻な状態で、ターミナルが8ターミナルに分かれている関係で、シャトルバスも発進と停車を繰り返し、タクシー、乗用車、ホテルシャトルバス、駐車場のシャトルバス、レンタカーのシャトルバスなどが運行していますので、絶えず混雑しています。
今回の「LAX-it」は第一ターミナルの手前になるので、それ以降のターミナルへの交通量を減らす目的で作られました。
オープン当初は看板などが十分ではなく、混乱が発生しました。
ロサンゼルス空港(LAX)は、乗客の流れと混雑を改善するために、「標識、経路探索、交通ルート、人員配置」など、LAX-itロットに設置することを約束しました。
空港のターミナル1に隣接するLAX-itロットは、まだ問題点も多いようですが、オープンしてからの状況を見ると、LAXの8つのターミナルの前の道路の交通量を減らすという目標は成功しているようです。
LAXが最も混雑するときには第一ターミナルから第8ターミナルまで混雑するときには40分以上の時間が必要でした。
それが、「LAX-it」が稼働してからは目に見えて混雑は少なくなっているように思います。
しかし、まだタクシーと乗車サービスは、出発する乗客をそれぞれのターミナルの前に今まで通り降ろし続けています。
また、ピックアップに関しても、すべてが移動したわけではなく、まだ各ターミナルでピックアップするサービスを行っている会社もあります。
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LAX-itは、LAXのターミナル前の混雑を緩和するための一時的な処置として計画されています。
ロサンゼルス空港は、2023年に建設中のターミナルと新しいレンタカーを含む輸送センターと地下鉄駅が利用できるようになると、タクシーと乗車用ピックアップの場所も変更になります。
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ロサンゼルス空港の混雑に関して以前はそれほどひどい状態ではありませんでした。
米国運輸省のデータによると、乗客数は5年間で4分の1近く増加し、2018年には85.9百万人になりました。
昨年だけでも、利用客は前年比で3.5%増加になっています。