ロサンゼルス空港のターミナル前はホテルのシャトルバスやレンタカーのシャトルバス、送迎車やタクシーなどでいつも渋滞しています。
今回、混雑の一因となっていたタクシーや送迎車の乗り降りをターミナルまではなく、別の場所で行うように変更になります。
変更は10月29日から。
すべてのタクシー、Lyft、Uberおよびその他のピックアップは、空港のターミナル1に隣接する専用のピックアップスペースになる「LAX-it」に移動します。
利用者は、各ターミナルの到着階から専用シャトルバスを利用するか、近くのターミナルなら歩いて「LAX-it」に行くことになります。
新しいLAX-itには、フードトラック、充電ステーション、トイレなどの施設があります。
ピックアップスペースになる「LAX-it」は乗車用スペースになります。
タクシー、Lyft、またはUberでロサンゼルス空港(LAX)に到着した方は、今まで通りそれぞれのターミナルの前で降車することができます。
空港の渋滞は非常に深刻で、こういったスペースを新設することによって、少しでも緩和されるとレンタカーやホテル、近くの駐車場やバスターミナルなどへの移動もスムーズになることを考えていると思います。
今までの統計ではロサンゼルス空港のターミナル1から入って空港を出るまでの時間が時間にはよりますが30〜35分が必要でした。
新しいLAX-itロットが利用できるようになると20分ほどに短縮できると言われています。
このスペースは、2023年にオープンする新しいロサンゼルス空港の改装までの一時的な措置と見なされます。
改装に関しては
ロサンゼルス空港の混雑
をご覧ください。
日本からの発着便が利用するターミナルはトム・ブラッドリー国際ターミナルになり、上の地図では空港の中央になります。
距離があるように見えますが、荷物が少なければ歩いて向かうこともできます。
サウスウエスト航空のターミナル1から徒歩3分、トム・ブラッドリー国際ターミナルからは10分から15分、アメリカン航空のターミナル4から最大19分まで徒歩で行けると思います。
LAXは、今後10年間でターミナルエリアの大部分が変わる大規模な工事の途中です。
来年トム・ブラッドリー国際ターミナルの西側に新しいミッドフィールドコンコースがオープンします。
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