日本からイタリアに行く場合に到着する空港としては南のローマ、北のミラノがあります。
アリタリア航空を使うと今は運休しているかもしれませんが直行便で昼過ぎに到着します。
その他のカタール航空やキャセイパシフィック航空など何便かありますが早ければ明け方、遅くても昼過ぎに到着が多いと思います。
JALやANAを利用した場合には直行便はなく、フランクフルトやパリ、ロンドンで乗り換えてミラに向かうことになります。
その際に接続の関係で中継する空港に夕方到着して、2時間ほどでミラノやローマに向かいます。
空港に到着するのはどちらの空港でも夜の10時過ぎ、それから市内に向かうとどちらも1時間ほどかかるので深夜に近くなり、市内に滞在するなら大変ですがそのままバスや列車を利用して市内に向かうことになるが、レンタカーを借りる人や遅い時間の移動がいやな人はホテル周辺のホテルで一泊することになります。
その点、ローマの空港はホテルが少なく選択肢はありませんが、ミラノ周辺には空港の敷地内にあるシェラトンをはじめクラウンプラザやホリディイン、ベストウェスタンホテル系列やアコーの系列などのホテルが少し離れたところにあるので滞在するには楽です。
シェラトンホテルは空港から連絡通路で接続されています。
レンタカーは接続通路の手前にカウンタカーがあり、各レンタカー会社で手続きをします。(上級会員は素通り)
手続きが終わったり、レンタカー会社の上級会員は駐車場に向かいます。
駐車場は接続通路を抜けるとシェラトンホテルの入り口やミラノ市内までの接続列車のホームに通じる場所になりますので、右手に駐車場の入り口があります。
到着後、すぐにレンタカーを借りることもできますが、時間が遅いのでどちらにしても周辺のホテルを利用する場合が多いと思います。
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ミラノのマルペッサ空港周辺のホテル事情について記載します。
ミラノの玄関口であるマルペッサ空港には数多くのホテルがあり、リーズナブルな料金で利用することができます。
最も便利なのは空港直結のシェラトン・ミラノマルペンサエアポート・ホテル&コンファレンスセンターになり、到着口から連絡通路で繋がっているホテルで空港の向かいにホテルはありますので移動時間はほとんどありません。
その他のホテルは到着口からターミナルを出たところに各ホテル行きのシャトルバスが停まる場所があり、バスは定期的に巡回していますので5分から長いときで30分程度は待つこともありますが、そちらからバスに乗ってホテルまで移動することになります。
シャトルバスは各ホテル専用か、もしくは同じホテルグループで共有している場合があり、側面にホテルのロゴやホテル名がわかりやすく塗装されていますので、目的のバスが来たら手を上げて止めることになります。
ホテルは有名なホテルだけでも、
シェラトン・ミラノマルペンサエアポート・ホテル&コンファレンスセンターと同じ系列のモクシー・ミラノ・マルペンサ・エアポート。
IHGリワードクラブのクラウンプラザ、ホリディイン、ホリディインエキスプレス。
ヒルトンではヒルトンガーディンインホテル。
アコーホテルやベストウェスティンホテルも展開しています。
宿泊に関する価格に関しては宿泊する日によって違いますがシェラトン・ミラノマルペンサエアポート・ホテル&コンファレンスセンター は120ユーロから200ユーロ程度とこの周辺では最も高いホテルになります。
その他のホテルに関しては概ね70ユーロ程度で宿泊することができます。
シャトルバスで、それぞれのホテルに行く場合の時間は約10分から15分程度となり、各ホテル周辺にはスーパーやレストランはみあたりません。
駐車場は無料のホテルが多いと思います。
食事や買い物に関しては、マルペッサ空港には小さなスーパーやレストランがありますので遅い時間で営業時間外でなければ周辺のホテルを利用した場合でも、行く前に買い物をするかシャトルバスを利用して空港まで行けますので、ホテル以外での飲食も可能です。
ミラノのマルペッサ空港周辺にあるホテルで最もお勧めできるのは シェラトン・ミラノマルペンサエアポート・ホテル&コンファレンスセンター になります。
その他利用するのはIHGリワードクラブの加盟ホテルが多いのですが、比較的空港に近い場所にあり、その他のホテルは少し離れた場所にあります。
シェラトン・ミラノマルペンサエアポート・ホテル&コンファレンスセンター に関しては詳しくは別の機会に記事をアップしますが、設備面でもアクセスの利便性でも他のホテルを圧倒しています。
ただ、価格が他のホテルを比較して2倍以上の価格になります。 その他のホテルは、その分宿泊代が安いので、価格を重視する方はメジャーなホテルチェーンに所属するホテルをお勧めします。
昼頃に到着する便の場合はそのままレンタカーを借りて出発しても良いと思います。
問題なのは22時頃に到着する便を利用した場合です。
空港と接続しているシェラトン・ミラノマルペンサエアポート・ホテル&コンファレンスセンターを利用する場合は翌日からの利用で問題はありませんが、その他のホテルの場合にはまた空港までシャトルバスで戻る必要があります。
海外のレンタカーの1日の設定はレンタカーを借りた時間から24時間になりますので、返却する時間を考えて問題がないようなら到着後すぐにレンタカーを借りて近くの安いホテルに宿泊して翌日出発することを検討することができます。
イタリアに行った場合は時差の関係で明け方の4時や5時に目が覚めることが多く、朝早くに出発する予定なら準備をしてそのまま朝食を食べた後、すぐに出発することができるので到着時にレンタカーを借りた方が良いと思います。
イタリアのレンタカーに関して理解する事はヨーロッパ全体のレンタカーでの旅行を可能にします。
初めての国や地域で夜にレンタカーを借りて運転することは安全上に問題が発生する可能性があります。
できれば明るいときに出発することが望ましいので、どこでレンタカーを借りるのか?
いつ借りるのか?
などが問題になります。
これが、ミラノの場合とローマやフィレンツェでレンタカーを借りる場合はまた違った方法になります。
JALやANAを利用してミラノに向かう場合にはマルペッサ周辺のホテルで1泊することを前提に旅行のプランを考えた方が良いと思います。