昨日、ブログの最後に
「マリオットは2月中旬に、メンバーが2倍の数を獲得できるグローバルプロモーションを開始します。
2泊以上のすべての滞在のポイントとエリートナイトクレジットが対象になるようです。」
と記載しましたが、今回は詳しく記載していきたいと思います。
マリオットが行う今年最初のグローバルキャンペーンと言うことですが、キャンペーン期間は少し先になります。
キャンペーン期間:2021年2月16日〜4月27日まで
キャンペーンの登録もまだ先になります。
キャンペーンが登録可能になったときにはメールで告知があるか会員のオファーページに表示されると思います。
Contents
マリオットのキャンペーン期間中に2泊以上の滞在を行った場合、マリオット会員は2倍のポイントと2倍の上級会員資格の泊数を獲得することができます。
ヒルトンオナーズでも同じようなキャンペーンを行っていますが、ヒルトンオナーのキャンペーンとは異なり、マリオットのキャンペーンは有料での滞在のみが対象となります。
なのでポイントを使った特典滞在に関してはこのキャンペーンの対象外になります。
マリオットは昨年7月初め頃に一部の会員を対象に2019年に達成した上級会員レベルに必要な滞在数の半分にあたる滞在数をアカウントに反映して今年の上級会員達成を容易にする対応を行っていました。
昨年の上級会員レベルに応じた滞在数が反映していました。
マリオットの上級会員はスターウッドと統合した後に今までの3つのレベルから現在5つの上級会員レベルがあります。
前年の滞在数に応じて上級会員レベルは決定されます。
シルバーは年間10泊で獲得でき、滞在の10%ポイントボーナスや空室状況に応じたレイトチェックアウトなどの特典が含まれます。
ゴールド会員は25泊で獲得すると、25%ポイントのボーナスに加えて、室内のプレミアムインターネットを利用できます。
プラチナ会員は50泊が必要で、滞在中に獲得できる50%のボーナスポイント、16時までのレイトチェックアウト、ウェルカムアメニティが含まれます。
チタンエリートは年間75泊以上滞在すると、75%のボーナスポイントを獲得し、一部のスイートにアップグレードできます。
最上階のアンバサダーステータスは年間100泊で20,000ドル以上を滞在が必要で、個人のロイヤルティコンシェルジュやチェックインとチェックアウトに関してチェックイン後24時間、ホテルの部屋を利用することができます。
マリオットボンボイは、2019年の実績に基づいて獲得したすべての上級会員が、2020年の実績に関係なく、2022年2月まで期間が延長されることを発表しました。
その期間は無料の朝食や部屋のアップグレードなどの特典を利用することができます。
この発表に関連して2つの項目に関して。
今回のマリオットの対策はすでに上級会員の期間が延長になっていますので、そのままでも現状を維持できますが今年の滞在を少しでも増やす効果はあります。
通常通りの滞在をすることができるなら、今回の滞在数の反映は現在の会員レベルからアップするためには重要になります。
もらえる滞在数は会員レベルによって違います。
上級会員になるために必要な滞在数と今回のアカウントに反映した滞在数は
シルバーは年間10泊で獲得できるので5泊が反映。
ゴールド会員は25泊で獲得できるので13泊が反映。
プラチナ会員は50泊で獲得できるので25泊が反映。
チタンエリートは年間75泊で獲得できるので38泊が反映。
最上階のアンバサダーステータスは年間100泊で獲得できるので50泊が反映。
まだ、アカウントには反映していないようです。
マリオットBonvoy提携のアメリカンエキスプレスに入会しているとさらに5泊分の滞在実績がアカウントに反映されます。
まだ入会していない方は入会時ボーナスポイントキャンペーンがあり、最初の3ヶ月で一定の金額を利用した場合に3万ポイントを提供しています。
すでに入会している方は更新時に毎年50000ポイントの無料宿泊に利用できるポイントがもらえます。
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このキャンペーンで獲得できるダブル上級会員資格の泊数は、マリオットボンボイメンバーがエリートナイトクレジットの助けを借りて現在のティアを更新するか、2021年に上位のティアに到達するのに役立ちます。
また、上級会員資格の泊数に関して半分の実績がもらえるようなことは通常ではありませんでした。
それだけ利用者が少なくなっていることの表れになると思います。
今年新型コロナウィルスの影響が収まる事は難しく、利用数が少ない会員にとっては特に関係ないかもしれません。
このまま1泊もしなくても上級会員の期間は延長になっています。
今回のキャンペーンと昨年の会員レベルに対する半分の泊数の反映、そしてSPGアメリカンエキスプレスカードでの5泊分を考えると、現在でも順調にまたは少し足りない程度の滞在数を積み上げている会員に向けた対策になると思います。
そういった意味では今回の滞在数に関する対策を活用できる会員は現状では少ないように思います。