JALとハワイアン航空は、2018年4月から共同運航(コードシェア)を開始し、6月にはATIを申請、同年10月からはマイレージ提携も行っています。
両社はハワイと日本の航空便をそれぞれカバーする合弁事業を立ち上げようとしています。
これは、アメリカの規制当局によって承認された場合、本質的に単一の航空会社として機能することを意味します。
その結果、両航空会社は、より良いスケジュールを提供し、接続便の改善が日本国内とハワイ諸島で提供できるようになります。
ハワイアン航空は現在運航している、ホノルル(HNL)とコナ(KOA)へのフライトで、東京の羽田(HND)および成田(NRT)空港、大阪関西(KIX)および日本の札幌(CTS)にハワイまでの直行便を提供しています。
また、2019年11月に福岡(FUK)を結ぶ路線を開始します。
JALとのパートナーシップにより、ハワイまたはハワイ経由で日本に来日する方は、神戸(UKB)、長崎(NGS)、または仙台(SDJ)のように、日本の地方に向かうための接続便を直接ハワイアン航空で予約できます。
JALはハワイのホノルルから他のハワイ諸島に向かうための接続便を自社で行うことができます。
2020年3月に始まる羽田空港発着のハワイアン航空の新しいフライトは、JALの国内便に接続することに関してJAL便を利用することと同じ感覚で利用することができます。
ただし、コードシェア契約を超えて、アメリカが合弁事業の適用を許可することにより、ハワイアン航空とJALは、スケジュールの調整からマーケティングと販売の共同作業まで、あらゆることを行えるようになります。
合弁事業の正式発表は来週かもしくは2週間程度になる可能性があります。
ANAとハワイアン航空は、2018年3月14日をもって提携を解消しているので、少ないとはいえハワイ諸島のオアフ島以外への旅行者にとってはJALかハワイアン航空を利用して旅程を考えた方が便利になりそうです。
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