イタリアに4人家族で宿泊するための方法

アメリカではエキストラベッドやソファーベッドを利用して小さな子供がいる場合など1部屋で宿泊することが可能です。 イタリア(ほかのヨーロッパの国も?)では消防の面で法律により、厳しく宿泊人数の規定が設定されています。 そのためイタリアを4人家族で旅行する場合に問題になるのはホテルでの宿泊になります。

フィレンツェの様に法律で特別な部屋をのぞいて2人までの制限がある場合や、その他の都市でも4人が宿泊出来るホテルは限られます。

子供がいる場合は年齢にもよりますが、以前フィレンツェに家族で滞在したときに、まだ日本では添い寝する子供として規定される年齢にもかかわらず2部屋を予約するように言われました。 その他、ヴェネツィアとローマに滞在しましたが、部屋が4人用の部屋になり、1部屋での滞在になりました。

子供を連れての旅行で 2部屋に分かれるのは不便です。 しかも、旅行の際にホテルを1部屋と2部屋を利用するのでは当然金額が違います。 それが毎日では旅行代に占めるホテル代が多くなり、限られた予算の中での比率は増加していきます。

できるだけ1部屋に4人で宿泊出来るホテルを探すか、もしくはそういったホテルがない場合や、法律で2人までの宿泊しか認められない場合には2部屋目を半額で宿泊出来るホテルを探す必要があります。

主要な都市で4人で宿泊する際に価格を抑えての滞在を考えた場合、どのような方法がおすすめか記載していきます。

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ミラノ

ミラノはミラノ中央駅の目の前やヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア周辺は高級ホテルが多く、低価格での宿泊はできません。 もし、低価格なホテルをお探しの場合はミラノ中央駅から200m程離れた路地にホテルが数多く営業しています。 空港からの到着もミラノ中央駅なので、家族旅行する際の多くのスーツケースがあっても アクセスも便利です。 さらに低価格なホテルでは中央駅から距離は若干ありますが ポルタ・ガルバルディ 駅周辺に多くのホテルが営業しています。 4人で宿泊できるホテルを探すのは、若干大変かもしれません。 あったとしても経験上、ミラノ市街では古いヨーロピアンタイプのホテルが対応しています。 ミラノ郊外では4人で宿泊できるホテルも比較的多くなります。

ミラノのホテルはこちら

ヴェネツィア

ヴェネツィアのホテル代は一般的に高く、ホテル代を節約することは難しいと思います。

それでも、ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅に到着して橋を渡った向こう岸にプチホテルが何軒か営業しているので、それらのホテルは比較的低価格になります。 駅前なのでアクセスも簡単で観光も水上バスのが駅から出ているので便利です。 検索してみると4人で宿泊できるホテルもあります。

さらに低価格を考えた場合にはイタリア本土側、 ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅 から一駅離れたベネチア メストレ駅には低価格なホテルが数多く有り、有名チェーンホテルも営業しています。

ヴェネツィア(ベニス)のホテルはこちら

フィレンツェ

フィレンツェは法律で2人以上の滞在は認められていません。 従って、2部屋を予約する必要があります。

アルノ川の両岸は高級ホテルが建ち並び、宿泊金額も高価です。 ドォーモ周辺のホテルは3つ星ホテルでも金額は高く、また部屋も狭いため観光には便利ですが家族での滞在では不便です。

フィレンツェには郊外にもホテルが有り、そういったホテルはホテルチェーンに加盟しています。 フィレンツェでは大型のホテルになります。 ヒルトンホテル、マリオット系列、ベストウエスタンホテル、アコーホテルなど有名ホテルチェーンになり、宿泊金額も低価格で宿泊出来ます。

そして2部屋目が半額で宿泊出来るプランも用意されています。 問題になるのは市内までのアクセスですが、市内まで1時間に1本程度のシャトルバスを運行しているホテルもありますので、それほど不便を感じません。

また、レンタカーを利用する際には道が狭く、一方通行の多い市内より郊外にあるホテルの方がアクセスが楽です。

フィレンツェのホテルはこちら

 

ローマ

ローマでの滞在を考えた場合に子供の年齢にもよりますがテルミニ駅周辺には4人で1部屋の滞在ができるホテルも何軒かあります。 ローマ中心部では4人で宿泊出来るホテルは、それほど多くはありません。 以前宿泊した際もテルミニ駅周辺で1泊35,000円ほどの金額は必要でした。

ローマも郊外やちょっと離れた所に行くと4人で宿泊出来るホテルが数多くあります。 アクセスはシャトルバスを運行している場合や、地下鉄でアクセスできるホテルも多く、金額的にも1万円~2万円程度で宿泊出来ます。

ローマでポイントを使って、もしくは普通の宿泊で4人が宿泊出来るおすすめのホテル・・・・詳しくはこちら

できるだけホテル代を節約して、その分を食事や観光などに使えるようにした方が有意義な旅行が出来ると思います。

ローマのホテルはこちら

tanahashi