マリオットは、参加するホテルブランドが非常に多く、マリオット全体で30を超えるブランドがあります。
クラシックなラグジュアリーから手頃な価格の長期滞在型のホテルに至るまで、これらのブランドには多くの違いがあります。
特に上級会員の特典に関してはいろいろな部分で違います。
ある程度のプログラムの統一は進んでいるようですが、朝食の特典に関しては非常にわかりにくくなっています。
マリオットとSPGの統合後も感覚的には旧SPGブランドは多くの場合上級会員特典を多く提供する感覚があります。
ただし、実際にはどうなのか?検証する必要があります。
詳細に入る前に、マリオットボンボイプログラムに参加しているすべてのブランドの簡単な概要表から始めましょう。
ブランド | プラチナ/チタンエリートの特典(朝食) |
ACホテル | ウェルカムアメニティの選択としての飲食料クレジット |
アロフト | ウェルカムアメニティの選択としての朝食 |
オートグラフコレクション | ホテルによる |
Courtyard | ホテルによる |
デルタホテル | ホテルによる |
デザインホテル | なし |
Edition | なし |
Element | すべてのゲストに含まれます |
フェアフィールド | すべてのゲストに含まれます |
フォーポイント | ウェルカムアメニティの選択としての朝食 |
ゲイロード | なし |
JWマリオット | ホテルによる |
ルメリディアン | ウェルカムアメニティの選択としての朝食 |
ラグジュアリーコレクション | ウェルカムアメニティの選択としての朝食 |
マリオット | ホテルによる |
マリオットバケーションクラブ | なし |
マリオットグランドレジデンスクラブ | なし |
モクシー | ウェルカムアメニティの選択としての飲食料クレジット |
プロテア | ウェルカムアメニティの選択としての朝食 |
ルネッサンス | ホテルによる |
レジデンスイン | すべてのゲストに含まれます |
リッツカールトン | なし |
シェラトン | ウェルカムアメニティの選択としての朝食 |
スプリングヒル | すべてのゲストに含まれます |
セントレジス | ウェルカムアメニティの選択としての朝食 |
タウンプレース・スイート | すべてのゲストに含まれます |
トリビュートコレクション | ウェルカムアメニティの選択としての朝食 |
Wホテル | ウェルカムアメニティの選択としての朝食 |
ウェスティン | ウェルカムアメニティの選択としての朝食 |
ご覧のとおり、非常に複雑であり、その他にラウンジの有無などに依存するブランドがいくつかあります。
Contents
ウェルカムアメニティとしての無料の朝食
マリオットプラチナおよびチタンエリートには、ほとんどの参加ホテルでのチェックイン時にウィルカムアメニティが提供されます。
旧スターウッドに所属していたホテルブランドはラウンジがない場合には、ほとんどの場合にウィルカムアメニティで朝食が提供されます。
下の表は、オプションに朝食が含まれているブランド(簡単に太字で表示)と、ホテルがこの特典を提供していない場合に付与される特典の詳細を示しています。
また、無料の朝食に使用できる毎日の食べ物と飲み物のクレジットを提供するブランドの詳細も記載しました。
(注:「その他の地域」の指定には、アジア太平洋、中東、および中南米が含まれます。)
ブランド | ウェルカムギフトの選択 | 補償 |
JWマリオット、マリオットホテル、デルタホテル、オートグラフコレクション、ルネッサンスホテル | 米国/カナダ/ヨーロッパ(非リゾート): 滞在あたり1,000ポイントや滞在につき$ 10の飲食クレジットU.S./Canada/Europe(リゾート): 滞在または1,000ポイント一日あたりのレストランで二人分の朝食その他の地域(非リゾート): 1滞在あたり1,000ポイントまたは1滞在あたりの飲食物アメニティその他の地域(リゾート): 1滞在あたり1,000ポイントまたは1滞在あたりの飲食物アメニティまたはレストランでの朝食 |
100ドル |
セントレジス、ザラグジュアリーコレクション、Wホテル、シェラトン、ルメリディアン、ウェスティン、トリビュートポートフォリオ | 1滞在あたり1,000ポイントまたは1滞在あたりのアメニティまたはレストランでの朝食(リゾートを含む) | 100ドル |
Courtyard | 米国/カナダ/ヨーロッパ: 滞在あたり500ポイントまたはメンバーのために一日あたり$ 10の飲食クレジットプラスワンゲストその他の地域: ホテルのラウンジなし-滞在や飲食アメニティにつき500ポイントまたはメンバーのために一日あたり$ 10の飲食クレジットプラスラウンジ付きのゲストホテル1軒-滞在ごとに500ポイント、ラウンジでの朝食(ラウンジが休業の場合、レストランでの朝食) |
50ドル |
ACホテルズ、モクシー | 米国/カナダ/ヨーロッパ: 滞在あたり500ポイントまたはメンバープラスワンゲストのために一日$ 10の飲食クレジットその他の地域: メンバープラスワンゲストのための一日あたりの滞在や食品や滞在につき飲料アメニティまたは$ 10の飲食クレジットあたり500ポイント |
$ 50(ACホテル) $ 25(モクシー) |
フォーポイント、アロフト | 1滞在あたり500ポイント、またはレストランでのアメニティまたは朝食 | 50ドル(4ポイント) 25ドル(アロフト) |
プロテアホテル | 1滞在あたり500ポイントまたはレストランでの朝食 | 50ドル |
これらのホテルでは、ウェルカムアメニティとして(ポイントではなく)朝食を選択する必要がありますが、最近、セントレジスとWのいくつかのホテルでは、無料の朝食に加えてウェルカムポイントを提供されました。
ウィルカムアメニティで朝食が提供される場合には、基本的に朝食を選択する方がいいと思います。
特にもらえるポイントと朝食を考えると朝食の豪華な高級ホテルや、逆にポイントの少ない低価格のホテルでは、間違いなく朝食になると思います。
ラウンジへのアクセスを保証
ただし、ラウンジでもレストランのメニューに準拠しているラウンジもあれば、簡易的な朝食を提供しているラウンジもあります。
朝食の特典がないブランド
残念ながら、マリオットの最も象徴的なブランドの多くは、朝食の特典を提供していないことが多いと思います。
次のブランドでは、無料の朝食を提供していません(ただし、ウェルカムアメニティの選択肢が含まれています)。
- ザ・リッツ・カールトン(1滞在あたり1,000ポイント)
- エディション(1滞在あたり1,000ポイント)
- マリオットバケーションクラブ(1滞在あたり1,000ポイント)
- マリオットグランドレジデンスクラブ(1滞在あたり1,000ポイント)
- デザインホテル(1滞在につき1,000ポイント)
- ゲイロードホテル(1,000ポイントまたは1滞在あたり10ドルの飲食クレジット)
滞在者に朝食を提供するブランド
最後に、上級会員かどうかに関係なく、すべての滞在者に無料の朝食を提供するブランドがいくつかあります。
これらのホテルブランドは次のとおりです。
- スプリングヒルスイーツ
- フェアフィールドバイマリオット
- レジデンスイン
- タウンプレース・スイート
- Element
ホテルとしては長期滞在型のホテルが多く、部屋にキッチンを完備しているホテルが多くなっています。
無料の朝食なので、内容はそれなりです。
IHGリワードクラブのホリデイ・インホテルみたいなランクになります。
個人的には
例えばマリオットの上級会員として、同じランクのホテルとしてリッツカールトンよりもセントレジスのホテルを選択します。
ホテルのランク自体で考えるとリッツカールトンの方が上かもしれません。
同じ価格帯でも、同じような価格帯でもセントレジスを選択すると思います。
朝食が特典としてセントレジスにはあるからというわけでは無く、個人的に特定のリッツ・カールトンで劣等な経験をしたのがその理由です。
セントレジスは、優れた上級会員の利点と特典のために、常に優位なっています。
それは朝食だけに限った話では無く、リッツ・カールトンに朝食が特典であったとしても変わりません。
ただし、その他では朝食が特典として利用できる方が良く、ラウンジがあると滞在中は非常に便利です。
なので、朝食が特典としてどうなっているのか把握することは検討する必要があります。
ホテルプログラムは違いますがヒルトンオナーズのゴールド会員以上に提供される2名までのレストランでの朝食は非常に魅力的です。
まとめ
マリオットの上級会員に対する朝食の提供に一貫性がないことは間違いなく混乱を招きます。
朝食に関しては旅行の際に仕事でも観光するにしても重要な事になります。
できれば充実した朝食をとって、1日をスタートしたいと思います。
マリオットもプログラムの統一は進んでいると思います。
しかし、朝食などの特典に関して、早い時期に統一される事が必要と考えます。
朝食は良いホテル体験をもたらす多くの要因の1つにすぎませんが、プラチナとチタンの上級会員が利用できるセントレジスのようなブランドに惹かれることは間違いありません。
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