ルフトハンザ航空はかなり前から ITA エアウェイズの買収に関心を持っていました。
イタリアの航空会社に関しては経営が破綻した後にエールフランスによる買収に関するニュースがありましたが、結局話は進みませんでした。
今回ドイツのルフトハンザ航空がイタリアの航空会社を買収するのではとのニュースが流れています。
もし、ルフトハンザ航空がイタリアの航空会社を買収した場合には、スカイチームからスターアライアンスに変わることになり、ANAのマイルでイタリアまでの直行便を利用したりできますので、日本の利用者にとっても影響はあります。
ルフトハンザ航空は主に収益性の高いイタリア路線に関心を持っており、必ずしも航空会社としての ITA に関心があるわけではないと思います。
ルフトハンザ航空がこれまで行っていた買収には他の多くのブランドで既に行っているように、この計画は別の低コストの子会社にする可能性が最も高いようです。
もちろん、EUはこの購入を精査してクリアする必要があり、ルフトハンザは厳しい制限に対処する必要があります。
しかし、ITA は2022 会計年度の5 億ユーロ近くの純損失を報告したので、イタリア政府としても買収先を見つけるのは急務になります。
すべてがうまくいけば、ルフトハンザ グループはイタリアのネットワークを会社に追加することができ、ITA Tier メンバーは対応するステータスでルフトハンザ Miles&More プログラムに参加できる可能性があります。
まとめ
以前、アリタリア航空でななくなる少し前にローマから東京までビジネスクラスで帰国したことがあります。
その時でもシートなどの設備は古く、食事も他の航空会社と比較して低品質だったことを覚えています。
ITA エアウェイズになってからは、ヨーロッパに行くことがなくなり、利用する機会はありませんでしたが、破綻やその後のゴタゴタで設備やサービスが向上しているとは思えません。
今回のルフトハンザ航空のような航空会社が買収して再建しないと、今のままでは、再建は難しいと思います。
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